食・グルメ
2022.11.23
浅草「ペチカ スケマサ コーヒー」で旬のフルーツで作る絶品スイーツとコーヒーを堪能
浅草花やしきからほど近い場所にある人気カフェ「SUKEMASA COFFEE」。そこから徒歩5分の場所に姉妹店がオープンしました。その名も「Petika sukemasa coffee（ペチカ スケマサ コーヒー）」。本店同様、おいしいエスプレッソやラテはもちろんのこと、こちらでしか味わえないスイーツが並びます。浅草散策の合間に、ホッとひと息つきませんか？
ビジネスホテルの1階に、ぬくもりを感じるカフェがオープン！
浅草駅から徒歩9分、言問通りの路地を1本入った場所にあるビジネスホテル「トーセイホテルココネ浅草」。こちらの1階に「Petika sukemasa coffee」がオープンしました。
テーブルやエスプレッソマシンなどが淡いブルーで統一され、晴れた空を思わせる店内。中央の照明は、炎のようにも、店内を照らす暖かな太陽のようにも見えませんか？「ペチカ」とは、ロシアの暖炉兼オーブンのこと。ケーキ屋さんを開くのが夢だったというオーナーが、お菓子を焼くオーブンと、暖炉が灯す暖かな火の周りに人が集まるイメージからお店の名前を決めたそうです。
本店「SUKEMASA COFFEE」との違いは客席の広さ。キッチンの設備も充実したことで、これまで以上にたくさんのお菓子が作れるようになりました。
壁やエスプレッソマシンに描かれた花や、暖簾のロゴなどは、ペインターであるオーナーのご親戚が手がけたものだそう。
自慢のスイーツは、旬のフルーツたっぷりのショートケーキやタルト
ガラスケースには季節のフルーツを使ったケーキやシュークリームなど、常時10種類以上のケーキが並びます。
こちらのお店が何よりも大切にしているのは、“今の時期に一番おいしいフルーツ”を使ってスイーツを作ること。契約農家さんから直接送ってもらったり、市場の目利きのプロにその日一番おいしい品種のものを届けてもらったりして、ひとつひとつのフルーツを丁寧に選んでいます。なかには、シーズン中にいろんな品種が登場するフルーツもあるのだとか。
もちろん、フルーツを引き立てる生地やクリームも重要な存在。上質な素材を厳選し、甘みや食感、余韻などを考えながらレシピを考案していくといいます。
これからのシーズンの主役はやっぱりイチゴ。イチゴは福岡県産の「あまおう」を使用。「季節のショートケーキ」650円と「季節のタルト」690円で味わうことができます。
こちらはショートケーキ。スポンジ、生クリーム、イチゴのシンプルな構成だからこそ、パティシエのこだわりが表れるケーキです。
あまおうならではのみずみずしい甘さを生かすべく、生クリームは甘さ控えめ。スポンジはふんわりと軽く、口当たりはしっとり。噛むたびにあまおうの果汁がじゅわっと広がります。
こちらはタルト。生クリームとイチゴの下にはカスタードクリームが隠れています。タルト生地にグラハム粉を使用することで香ばしく、時間が経ってもサクサク、ぷちぷちとした食感が楽しめるのが特徴。それぞれ単品でも注文できますが、どちらも食べたい！と「季節のショートケーキとタルトのワンプレート」1340円をオーダーする人が多いというのも納得です。
イチゴのショートケーキとタルトが提供されるのは、おいしいあまおうが手に入る12～3月頃までの予定です。
エスプレッソをはじめ、スイーツと相性抜群のドリンクが充実
ドリンクのおすすめはやはりエスプレッソ。
今回はオーストラリアなどでおなじみの「フラットホワイト」600円をお願いしました。口当たりが滑らかなミルクのなかに、コーヒー豆のしっかりとした香り、うまみが感じられます。
ちなみに、豆は金沢の「サニーベルコーヒー」に特注していて、約2年かけてベストなバランスを追求したといいます。このほかにも「カフェラテ」600円や「カプチーノ」600円、「ブリュレラテ」700円などエスプレッソをアレンジしたメニューが並びます。
また、「ケーキに合わせて、自由にドリンクを選んでほしい」という思いから、こちらの店舗ではチャイや紅茶も揃えています。
ショーケースには焼き菓子も並びます。
すべてのスイーツはテイクアウトができるほか、季節ごとのフルーツを使ったデコレーションケーキの注文も可能です（要予約）。手みやげにしたり、誕生日などのお祝いにしたりするのにもぴったりですね。今後は焼き菓子の通販も企画しているそう。
常に新作を考えるのが楽しいというオーナーによると、「次のシーズンになったら、全然違うスイーツが並ぶかも」とのこと。ぜひ一期一会のスイーツとの出合いを楽しんでくださいね。
Text＆Photo：近藤ひかり（エフェクト）
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