【栃木 益子町】お気に入りの益子焼を探して、のんびり「自転車×散歩」=ポタリング♪
陶の文化を受け継ぐ町として、笠間とともに「日本遺産」に認定された益子。焼物ギャラリーが集まる城内坂の散策だけでなく、少し足を延ばせば、深呼吸したくなるほどのどかな田園風景が広がっています。そんな益子はお散歩するようにゆ~っくり自転車で回る「ポタリング」がおすすめ。のんびりと町をめぐって、お気に入りの器やおいしいものを探しましょう!
Summary
益子駅で自転車を借りてポタリングSTART!
どこか懐かしい雰囲気の益子駅に到着。駅舎内の観光案内所でさっそく自転車を借りてみて!すべて電動アシスト付き。坂道もらくらくです。益子駅内の益子町観光協会、道の駅ましこなど町内8ヶ所で借りたり返したりすることができて便利です。3つのコースを紹介した「ましこポタリングマップ」もとても参考になりますよ。●電動アシスト付き自転車1000円/日
●貸出場所:益子町観光協会(益子駅)、道の駅ましこ、益子焼窯元共販センター、よしむら農園(1月~5月上旬期間限定)、フォレストインましこ、里山リゾート益子館、益古時計、ましこ悠和館
おしゃれでおいしい!道の駅 ましこ
おしゃれでおいしい道の駅
周囲の里山のスカイラインとリンクする屋根と大きなガラス張りの壁面が印象的な道の駅。マルシェコーナーには新鮮な旬の農産物がひと工夫加えたおしゃれな姿で並び、レストランでは益子産の素材を活かしたヘルシーなランチやスイーツが味わえます。益子を拠点に活躍する約180の作家の作品が並ぶ一角は、手に取って肌で感じ、お気に入りの作家と出会えるコーナー。ここで好みの工房の当たりをつけてから訪ねてみるのも手かもしれません。
凛としたジャパンブルー 日下田藍染工房
益子木綿に生きる、凛としたジャパンブルー
江戸寛政年間創業の紺屋で、現当主の日下田正さんは9代目。木綿の材料となる綿花も自家栽培。糸を紡ぎ、織り、染めるまでを一貫して行っています。仕事場と住まいを兼ねた堂々とした茅葺の曲り家は県の重要文化財。歴史の香る藍甕で染め上げる過程を間近で見られるのは貴重な体験! コースターやペンケースといった小物など、おみやげに手ごろな品も販売しています。
益子のメインストリート 城内坂へ
日下田藍染工房の立つ角から緩やかに続く城内坂は、益子のメインストリート。道の左右に個性豊かな益子焼の店約30軒のほか、おしゃれな雑貨店やカフェ、食事処、ギャラリー等が軒を連ねています。いろいろのぞいて、お気に入りを見つけましょう。
陶芸体験もできる!カフェ・レストラン 益子の茶屋
へルシーでボリューミーなランチと陶芸体験
益子焼窯元よこやまが運営するカフェ&陶芸体験施設。1階が陶芸体験コーナーで、丁寧な指導のもと、初めてでもろくろを回して楽しく器を作ることができます。乾燥と焼き上げは窯元におまかせ。自宅に届く約2ヶ月後が楽しみです。2階のカフェでは益子産の食材を使ったおいしく体にやさしい料理をオリジナルの益子焼の器で味わえます。食事からスイーツまでメニューはバラエティー豊か。好きな器を選べるドリンクバーも好評です。
益子のDNAを感じる!益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
益子のDNAを感じる丘の上のアート空間
人間国宝の故濱田庄司はじめ益子町とゆかりのある陶芸家達の作品を常設展示する益子陶芸美術館、移築した旧濱田庄司邸や、再現した濱田庄司の登り窯などからなるアートでいっぱいの公園。ユニークなのは、世界の作家や若手作家が一定期間滞在し、焼物作りを通じて交流を図るレジデンス制度「益子国際工芸交流館」。益子に息づく、開かれたものづくりの心にふれられます。丘の上にあるためパノラマな展望もステキです。
GOAL 益子駅
おつかれさまでした♪ 好きな器に出合えましたか?Text:松尾裕実
Photo:村岡栄治
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