原宿の香港カフェ「JOY LUCK TEAHOUSE」でエッグタルトとパイナップルパンを満喫!
香港のカフェ文化を象徴するエッグタルトとパイナップルパンの名店「JOY LUCK TEAHOUSE」が日本上陸。本場と同様の茶葉を使用したミルクティーとともに、香港気分を思う存分に味わえます。店舗の壁に描かれたウォールアートやブルース・リーの激レアポスターなどみどころも満載です!
Summary
香港スタイルのティータイムを楽しむなら「JOY LUCK TEAHOUSE」へ!
明治神宮前〈原宿〉駅、神宮前交差点そばの小道に曲がった先にあるミントグリーンの洋風建築。真っ赤なファサードサインに掲げられているのは「JOY=喜び」や「LUCK=幸運」を表すお店の名前です。ここ「JOY LUCK TEAHOUSE」は香港の代表的なスイーツを扱うテイクアウト専門店。東京にいながら香港スタイルのカフェ文化を満喫できちゃうスポットなのです!
店内の壁面に描かれているのは、カラフルな香港の街並み。ミュージックシーンなどで活躍する人気ペインターNOVOL(ノボル)氏によるウォールアートで、「心想事成(しんそうじせい)」といった縁起のよい文字や、「蛋撻(エッグタルト)」など食にまつわるキーワードなどがびっしり。香港気分を盛り上げてくれますよ♪
創業者であるロバート・チュアさんは多くの香港スターから慕われる伝説的なプロデューサー。67歳から飲食業にも手を広げ、点心料理や燒味飯などの専門店で世界的グルメガイドの星を獲得しているほど。ブルース・リーとも親友だったという縁でお店の壁には貴重な『唐山大兄(ドラゴン危機一髪)』公開当時のポスターなども飾られています。
九龍城にある人気店からレシピを受け継いだ名物「エッグタルト」
名物のひとつが店内で1個づつ丁寧に手作りしている「エッグタルト」280円。1970年代創業、香港のエッグタルト王と称される九龍城の人気店「豪華餅店(フーバーケーキショップ)」からレシピを受け継いでいるそうです。
上質なバターが香るクッキー生地、卵そのものの風味を生かした濃厚カスタードの組合わせが本場の味わい。海外のスイーツは甘みの強いものが多い印象ですが、こちらは非常にやさしい甘さ。プリンのようにプルプルとしたクリームがとろけるように広がり、対象的なサクサク生地の食感が互いを引き立て合います!
エッグタルトは「アジアの美食の都」といわれている香港でも、無形文化遺産に正式登録されている代表的スイーツ。壁画を眺めつつ、本場の空気感と味わいを満喫すれば気分はすっかり香港旅行です♪ 日本限定「抹茶エッグタルト」290円もあるので味比べしてもおもしろいですよ。
「パイナップルパン」や「香港ミルクティー」も代表的メニュー
2つ目の名物「香港ミルクティー」400円も、本場と同じ茶葉と無糖練乳(エバミルク)を使用した香港の味わいそのもののドリンク。エッグタルトと合わせる定番のティータイムもよいですが、「鴛鴦(ユンエン)」450円というドリンクもおすすめ。鴛鴦はオシドリの夫婦(つがい)を意味していて、なんとミルクティーとミルクコーヒーを半々で割ったものなのだそう。紅茶の渋みとコーヒーの苦味、そして豊かな香りが絶妙に入り交じる相性のよさにビックリです。
3つ目の名物が「菠蘿包」こと「パイナップルパン」350円。パン生地とクッキー生地を合わせたパンで、見た目がパイナップルに似ているのが名前の由来といわれています。日本でいうメロンパン的な存在であり、もちろんパイナップルは入っていません。お店では、昭和42年(1967)創業の「金記冰室(カムキーカフェ)」という人気店の味わいを再現しています。
やさしい甘さのパンにバターのリッチな香りがマッチする「バターサンドパイナップルパン」450円。外はさっくり、中はふかふかで本店は毎日行列できるほど人気というのにもうなづけます。
こちらのほかにも、「JOY LUCK TEAHOUSE」では香港の朝食の定番「スパムサンドパイナップルパン」500円も味わえるそう。原宿散策がてらふらりと訪れて本場香港のカフェ文化を満喫するのはもちろん、ちょっとした手みやげ探しにも最適ですよ。
Text&Photo:柴山たき(effect)
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