食・グルメ
2022.12.01
丸の内「THE FRONT ROOM」の名物・飲めるフレンチトーストはふわとろ感がすごい！
2022年9月、丸の内ビルディング1階の開けた空間に誕生したカフェ「THE FRONT ROOM」。スパニッシュイタリアンやモダンメキシカンなど多彩なジャンルの料理が揃うなか、人気を集めているのが「フレンチトースト」です。連日、満席状態が続いていますが……平日夕方以降のもっともお客さんが少ないチャンスの時間帯に味わってきました！
Summary
丸の内を代表するカフェにふさわしい「THE FRONT ROOM」がオープン！
開業20周年を迎えた丸の内エリアを代表するランドマークである丸の内ビルディング。2022年9月、その1階に丸の内エリアの「新しい顔」として誕生したカフェが「THE FRONT ROOM」です。オープン直後から大きな評判を集めており、123席という広々とした空間ながら平日の昼間から満席続き。ようやく夕方ごろから席が空きはじめました。
コンセプトは丸の内を行き交うさまざまな人々が時間やシーンを問わず楽しめる「Timeless & Borderless」。イタリアンの「THE RIGOLETTO（ザ・リゴレット）」やパンの店「SHIBUichi BAKERY （シブイチ ベーカリー）」など数々の人気店を手がける株式会社HUGEの初となるカフェ業態でもあります。
店内は、テラス席、カウンター、ダイニング、ラウンジといったフロアに分かれており、それぞれ雰囲気が異なるのも魅力。シェフ、サービスマン、バリスタ、バーテンダーといったスタッフ全員がプロフェッショナルで、スパニッシュイタリアンやモダンメキシカンなどを融合させているという料理はジャンルも多彩です。
ふわとろ感の秘密は自家製ブリオッシュ！飲めると評判の「フレンチトースト」
幅広いニーズに対応するオールデイダイニングとしての要素をもったお店ですが、基本的にはカフェ業態ということもあって、人気メニューは「フレンチトースト」。SNSでの口コミで「飲めそうなほど、ふわとろ」と評判になっています。「無花果（イチジク）とバニラシャンティ」1650円や「エッグとブティファラソーセージ」1485円といった選択肢から、今回は最もオーソドックスな「ホイップバターとメープルシロップ」1320円をオーダーしました。
5cmほどの高さがあるフレンチトーストで、一見「ふわとろ感」は分かりませんが、少し揺らしてみるとプルプルとプリンのように震えます。外はカリっと香ばしく、なかは確かに「飲めそう」なほど軟らか。「SHIBUichi BAKERY」特製のフレンチトースト用厚切りブリオッシュを使用することで、限界までクリーム状のアパレイユを染み込ませているそうです。
何気なく頼んだ「フレッシュ・ハーブティー」825円のおいしさにもビックリ。ミント、ローズマリー、レモンバームなどの新鮮な香りが口いっぱいに広がりました。姉妹店ではモヒートが有名だそうで、その材料にもなっている国内の契約農家から仕入れたミントが味わいの秘訣なのだとか。イエルバブエナというキューバ原産のものを使用していました。
パンだけでなくスモークサーモンまで自家製のハイクオリティ「サンドイッチ」
ちなみに開店時間の8時から11時までのモーニングタイムは「SHIBUichi BAKERY」のパンといったテイクアウト商品のイートインが中心。それ以降は化学調味料を一切使用しない「オールナチュラル」を徹底したすべてのメニューを、ランチやディナーに関わらずいつでも楽しむことができます。
特にオススメなのがマッサモーレ、チャバッタ、フォカッチャ、ベーグルなどの自家製パンを使用したサンドイッチ。姉妹店のベーカリーで生地種だけ仕込み、すべて丸の内の店内で焼き上げているそうです。
今回オーダーした「自家製スモークサーモンのベーグルサンド」1300円は、なんとスモークサーモンまで自家製でした。しかもパンからはみ出すほど大ぶりで肉厚。食感はお刺身のようにフレッシュでありながら、非常に豊かなスモークの香りも楽しめました。
ベーグルはむっちりとした本格的な食感。上面にも下面にもディル入りのクリームチーズがしっかり塗り込まれていて、アボカドやピンクペッパーとの相性も抜群。数多くの人気レストランを手がけるHUGEのカフェだけあって、付け合わせのコールスローやサラダまで非常にクオリティの高いものでした。
朝、昼、晩、仕事やプライベートを問わず、さまざまなシーンで利用できる「THE FRONT ROOM」。丸の内ビルディングの新しい顔、玄関口の誕生で、これまで以上に丸の内で過ごす楽しみが増えています！
Text＆Photo：柴山たき（effect）
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