タイの伝統スイーツをアフタヌーンティーで♪築100年以上の古民家で優雅なひと時を

タイの伝統スイーツをアフタヌーンティーで♪築100年以上の古民家で優雅なひと時を

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 タイ タイ料理 アフタヌーンティー カフェ
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昔懐かしい面影が残るバンコク旧市街にたたずむ一軒家カフェの「ジンジャーブレッド・ハウス」。MRT(地下鉄)サムヨート駅から歩いて10分ほどの場所に位置するこちらのカフェで話題を集めているのが、タイ伝統のスイーツが味わえるアフタヌーンティー。提供されるときにちょっとした演出があるなど、エンタメ要素もうれしいポイント。周辺は寺院も点在しており、旧市街散策のひと休みスポットとしてもおすすめです。

Summary

伝統的な木造家屋をリノベーションした建物に注目

「ジンジャーブレッド・ハウス」は1913年に建てられたクーン・プラサート・タピエン氏が所有していた邸宅をリノベーションしたカフェです。可能な限り、建造当時の姿が残されているといい、歴史的価値の高い建造物のひとつ。
木造の門を入るとテラス席があり、大きな木につるされた鳥かご風のライトが目を引きます。開放感たっぷりのテラス席は特に人気です。

店名の「ジンジャーブレッド・ハウス」は、建物の欄間や欄干の部分などに施されたレースのような透かし彫りの装飾が西洋のクリスマスに食べられているジンジャーブレッド・ハウスのアイシングに似ていることが由来になっているのだそう。装飾の模様は場所によって異なるので、じっくり見学してみるのもおすすめです。

店内はいくつかの部屋に分かれており、席のタイプやライト、インテリアなどが違います。部屋によって雰囲気が異なるので、席が空いていれば好みの場所を選んでゆっくりするのもいいですね。とにかく絵になる場所がいっぱいなので、いろいろ写真を撮っちゃいましょう。

タイの伝統スイーツがずらり!華麗なるアフタヌーンティー

クンナイ・セット(B599)
「クンナイ・セット」B599

こちらが人気のタイ伝統のスイーツが味わえるアフタヌーンティー「クンナイ・セット」です。ティーポットの下にドライアイスが置いてあり、テーブルで水を入れてもくもくさせてくれる演出も。なんだかとってもドラマチックです。

タイの伝統スイーツは全部で7種類。色鮮やかで、バナナの葉をクルッと丸めたお皿もタイっぽくてステキです。では伝統菓子をご紹介します。

豆とココナッツミルクの餡をゼリーでくるんだ「ルーク・チュップ」。

「フォイ・トーン」は溶いた卵黄を細い線状にして煮詰めた砂糖水にくぐらせたもので、かなりの甘さ。卵を使ったお菓子はポルトガルからタイに伝わったといわれています。

「カノム・チャン」は米粉などとココナッツミルク、砂糖を混ぜて蒸したお菓子で、プルプル&フルフルの食感。層になっているので1枚ずつはがして食べられます。

ココナッツミルクのプリン「カノム・トゥアイ」。トゥアイという小さな器を使うのがこのスイーツの特徴です。

ジャックフルーツの種を模した緑豆のタルト「メッカヌン」。

「トーン・ヨート」は卵に米粉と砂糖を混ぜて作った生地を丸めて、熱した砂糖水に入れて火を通したもの。ひと口食べると甘みが口いっぱいに広がります。

こちらのルームクルーンは、緑豆の粉に砂糖と水を入れて、弱火でトロトロになるまで煮込んだゼリーのようなお菓子。
ピンクとブルーの色合いがかわいい!

上はマンゴーとココナッツミルクを加えて甘く蒸したもち米を組み合わせたスイーツ「カオニャオ・マムアン」。下はフレッシュなマンゴーと、「カオニャオ・マムアン」にかけるココナッツミルクが置かれています。マンゴーづくしで最高に贅沢な気分に浸れますよ。

伝統衣装に身を包んで古きよき時代にタイムトリップ!

こちらのカフェのもうひとつのエンタメ要素が伝統衣装のレンタルサービスです。料金は1時間B199、2時間B299。結婚式や祝い事の時などに着るという衣装なのだそう。1階に置いてあり、試着室のような場所はないので、着替えの際はトイレを利用します。

伝統衣装に着替えてタイの伝統スイーツを味わうなんて、ちょっと優雅な気分ですよね。食べたり、飲んだりするときは、衣装を汚さないように注意しましょう。

歴史的にも価値が高く、西洋風の要素も取り入れた築100以上の木造家屋で過ごせるのは貴重な体験。「ジンジャーブレッド・ハウス」で建築のすばらしさを感じながら、アフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがですか?

■Gingerbread House(ジンジャーブレッド・ハウス)
住所:47 Dinso Rd., Sao Chingcha, Phra Nakhon
TEL:097-229-7021
営業時間:11~20時(土・日曜は9時~)
定休日:無休

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Text、Photo:粟屋千春

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