食・グルメ更新日：2022.11.28

猫モチーフがいっぱいのかわいい店内で本格的な台湾料理を堪能♪ 下北沢「猫米」

るるぶ＆more.編集部

下北沢のカフェ台湾料理台湾茶パイナップルケーキニューオープンるるぶ&more.編集部

2022年9月、下北沢にオープンした「猫米（まおみい）」は、猫好きの台湾出身オーナーによる台湾料理店。あらゆるところに猫モチーフがちりばめられたかわいらしい店内で、本格的なおいしい台湾料理が味わえます♪

Summary

下北沢にかわいい台湾料理屋さんがオープン！
絶品魯肉飯の味の決め手はオリジナルの五香粉
あっさり気分の時は鶏肉飯がおすすめ♪
じっくり煮込んだ番茄牛肉麺はもちもち麺がたまらない
本格的なドリンク＆サイドメニューも見逃せない！
おみやげにはかわいい猫型パイナップルケーキを

下北沢にかわいい台湾料理屋さんがオープン！

下北沢駅から徒歩10分ほど。賑やかな駅前から鎌倉通りを笹塚方面に進むと、台湾料理店「猫米（まおみい）」の看板が見えてきます。

店名の「猫米（まおみい）」とは、台湾語で「猫ちゃん」という意味。オーナーは大の猫好きで、目印である看板の猫のイラストは、イラストレーターの「みやぎちか」さんが「猫米」のために描いたものです。モデルはオーナーの愛猫「ムムちゃん」。一度見たら忘れられないキュートな表情がたまりません♪

コンパクトな店内は、異国感漂うエメラルドグリーンがとってもおしゃれな印象。テーブル席とカウンター席合わせて10席ほどあるので、おひとりさまからデートまでシーンに合わせて利用できます。

店内には至るところに猫モチーフが配されていて、大の猫好きというオーナーの遊び心を垣間見ることができます。食事の合間にぜひ探してみて♪

絶品魯肉飯の味の決め手はオリジナルの五香粉

魯肉飯定食（ルーロー飯定食）1100円 — 「魯肉飯定食（ルーロー飯定食）」1100円

メインメニューは「魯肉飯定食（ルーロー飯定食）」「鶏肉飯定食（ジーロー飯定食）」「番茄牛肉麺（ファンチエニュウロウミェン：トマトと牛肉スープの刀削麺）」の3種類。

「猫米」のメニューはすべて、オーナーが台湾に住んでいた頃のままの味付けにしているとのこと。日本にいながら本場の味を堪能できちゃいます♪

「魯肉飯定食（ルーロー飯定食）」は、早くも大人気の定番メニュー。豚のバラ肉を細かく切って煮込み、甘辛い味付けにしたものが本場の魯肉飯で、意外にも八角はあまり使わないそう。

味の決め手は五香粉という5種類以上のスパイスを混ぜたもの。台湾ではそれぞれの家庭でオリジナルの五香粉があり、猫米で使用しているものもオーナーのおばあちゃんの代から受け継がれているものだそう。濃厚なのにどこかやさしい味わいと、華やかな香りに箸が止まらなくなります♪

（左上から時計回りに）「白菜のうま煮」「パイナップルとゴーヤの鶏スープ」「タケノコの煮物」「ナスとパクチーの和え物」

定食にはすべてスープと3種類のおかず付き。台湾の飲食店で定番のおかずメニューを日替わりで楽しめます！

取材日のメニューは、椎茸と干しエビ、豚肉の皮を使っただしの利いた「白菜のうま煮」、漬物にして甘味を抑えた、パイナップルのフルーティーな風味が魅力の「パイナップルとゴーヤの鶏スープ」、日本にないタケノコを台湾から輸入しているこだわりの「タケノコの煮物」、トロッとまろやかなナスと控えめなパクチーがクセになる味わいの「ナスとパクチーの和え物」。

台湾出身のオーナーならではのこだわり満載のラインナップは、通うたびにワクワク感を楽しめそうです。

あっさり気分の時は鶏肉飯がおすすめ♪

鶏肉飯定食（ジーロー飯定食）1100円 — 「鶏肉飯定食（ジーロー飯定食）」1100円

「鶏肉飯定食（ジーロー飯定食）」は、女性に大人気のメニュー。鶏肉飯とは蒸した鶏肉を細かく割き、鶏のだしを使ったタレと目玉焼きをのせたもの。

こだわりのタレは、鶏肉のだし以外に鶏の油と豚の油を一緒に入れることで、本場のコクのあるタレをそのまま再現しているそう。また刻んだエシャロットも入っており、さっぱりとした風味とまろやかな味わいを楽しめます。
実際に台湾出身の方からも絶賛されたという本場お墨付きの逸品です。

じっくり煮込んだ番茄牛肉麺はもちもち麺がたまらない

番茄牛肉麺（トマトと牛肉スープの刀削麺）1400円 — 「番茄牛肉麺（ファンチエニュウロウミェン：トマトと牛肉スープの刀削麺）」1400円

台湾では魯肉飯に並ぶほどメジャーだという「番茄牛肉麺（ファンチエニュウロウミェン：トマトと牛肉スープの刀削麺）」は、牛肉や玉ねぎ、トマト、生姜、ニンニクなどをじっくりと煮込んだスープと、ふんだんに使用した八角などの香辛料が特徴のスパイシーな一杯。

台湾では細麺・太麺・刀削麺から選べるそうですが、猫米ではオーナーいち押しの刀削麺で楽しめます。モチモチと弾力のある麺と、濃厚なスープとのハーモニーを堪能♪

一番のこだわりという牛肉は、半日以上煮込むことでホロホロと柔らかく、とろける食感に。食べごたえのある一杯に満足できること間違いありません！

本格的なドリンク＆サイドメニューも見逃せない！

「東方美人茶」は、華やかな蜜の香りの烏龍茶。イギリスのヴィクトリア女王がオリエンタルビューティーと褒めたことから東方美人という名前になったそう。かわいらしいボトルは持ち帰ることもできますよ。

鹹酥雞（シエンスージー・台湾風唐揚げ盛合せ）600円 — 「鹹酥雞（シエンスージー・台湾風唐揚げ盛合せ）」600円

「鹹酥雞（シエンスージー・台湾風唐揚げ盛合せ）」は、台湾の定番屋台料理。台湾では唐揚げといえば盛り合わせが主流で、鶏の唐揚げ・さつま揚げ・豚餅がセットになっています。塩胡椒やスパイスがしっかりと利いていて、おつまみにもぴったり♪

おみやげにはかわいい猫型パイナップルケーキを

食後のデザートやおみやげにおすすめなのが、台湾の定番菓子「パイナップルケーキ」。
「猫米」のパイナップルケーキは、すべて店内で焼かれていて、猫の形がなんともかわいらしいオリジナル商品。

100%台湾産の土鳳梨（土パイナップル）を使用し、パイナップルの風味が強いフルーティな餡と、芳醇な香りが特長のフランス産発酵バターを使用した生地が絶妙にマッチ。季節によって東方美人茶入りやココア入りなどのフレーバーも楽しむことができますよ。

店内の片隅にはオーナーの愛猫「ムムちゃん」そっくりの人形も♪

本場そのままの味や材料にこだわった「猫米」で、台湾旅行気分を味わえる本格的な料理とかわいい猫モチーフを、ぜひ堪能してみてくださいね！

■猫米（まおみい）
住所：東京都世田谷区北沢4-17-7
TEL：03-6804-8099
営業時間：11時30分〜15時30分（15時LO）
定休日：月〜水曜

Text・Photo：高橋梨花（vivace）

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