【メズム東京】名画を題材にしたアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン『キス(Kiss)』」はクリムトの代表作『接吻』がモチーフ!
東京・竹芝の「メズム東京、オートグラフ コレクション」にて好評開催中の、名画を題材にしたアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」。第7弾となる今回は、グスタフ・クリムトの『接吻』がテーマになっています。見るものを惹きつける独特の世界観と、クリムトの故郷オーストリアの食文化を体験しましょう。
名画をテーマにした「アフタヌーン・エキシビジョン」とは?
「芸術家(アーティスト)のアトリエ」がコンセプトのバー&ラウンジ「ウィスク」にて、2022年11月14日より提供がスタートとなったアフタヌーンティー「キス(Kiss)」。オーストリアを代表する画家グスタフ・クリムトの代表作『接吻(The Kiss)』の世界観を表現した、新感覚の「アフタヌーン・エキシビジョン」です。
「アフタヌーン・エキシビジョン」とは、絵画をモチーフにした新感覚アフタヌーンティーのこと。過去にはダリ、ダ・ヴィンチ、マネ、モネ、フェルメールといった名だたる画家の名画をフィーチャーしています。以来、約4カ月ごとにテーマとなる絵画を変えており、第7弾となる今回も、遊び心のあるスイーツやこだわりのセイボリー、そしてペアリングモクテルでクリムトの世界観を表現しています。
クリムトの故郷を巡るスイーツ&セイボリー8種とモクテル
アール・ヌーヴォーを代表するオーストリア・ウィーン出身の画家グスタフ・クリムトの傑作『接吻(The Kiss)』。見るものを惹きつけてやまない世界観や、クリムトが生まれ育ったウィーンをはじめとするオーストリアの食文化を、8種のスイーツ&セイボリーやペアリングモクテルで表現しています。
■スイーツ&セイボリー8種
《グーゲルフプフ(クグロフ)》
オーストリアではどの家庭にもグーゲルフプフ型があると言われるほど、広く国民に愛されるお菓子です。日本でも「クグロフ」の名前で親しまれるようになりました。 今回は本場オーストリアの製法を再現してバターたっぷりの生地に仕上がっています。クグロフの中には、バター生地とぴったりなまろやかな甘みのチョコレート、そして味のアクセントとしてオレンジをプラス。あのマリー・アントワネットも愛したと言われる、伝統的な味わいを楽しめます。
《モーン スフレ》
オーストリア人が、好んでお菓子作りに使用するケシの実を混ぜ合わせたスフレ。モーンはドイツ語で「黒ケシ」を意味します。ケシの実の香ばしい風味とプチプチとした食感が特徴で、添えられた生クリームとの相性が程良く、味わい深い一品です。
《スコーン》
オーストリアで家庭料理の食材として親しまれているジャガイモを使用したスコーン。なかに含まれるチーズの塩味がしっかりと利いており、ふんだんに使用したジャガイモの食感が後引く美味しさのセイボリーです。
《クラップフェン》
カーニバルが開かれる冬の時期の定番スイーツとして、オーストリアではポピュラーなクラップフェン。「揚げパン」を意味し、外側はカリッと、内側はふんわりと仕上げたパンで、アプリコットのジャムを包んでいます。ウィーンではよく紅茶が飲まれるため、アプリコットジャムはアールグレイ風味に。味わい深い生地とアプリコットアールグレイのジャムの上品な甘さが、寒い季節にもぴったりの一品です。
《リンツァートルテ》
オーストリアの都市リンツ発祥の焼菓子リンツァートルテ。シナモンをしっかりと利かせた生地に、イチゴやラズベリーのジャムをのせ、表面を格子柄に焼き上げたお菓子です。シナモンのスパイシーさと、しっとりとした食感の上品な甘い生地が、中央ヨーロッパのお菓子ならではの味わいです。
《ザルツシュタンゲン》
日本で人気の塩パンのルーツとも言われるザルツシュタンゲンは、オーストリア発祥のパンです。塩味が強く、弾力のある食感のパンでシャキシャキのアスパラガスと肉厚のベーコンを挟み、食べ応えのある一品に仕上がっています。
《ザッハトルテ》
オーストリア・ウィーンのスイーツと言えば、ザッハトルテ。19世紀、オーストリア外相に仕えていた料理人のフランツ・ザッハーが考案したケーキです。しっとりした口当たりのチョコレート生地に、砂糖でシャリシャリとした食感に仕上げたチョコレートをコーティングしています。甘さをおさえたチョコレート生地と中の甘いアプリコットジャムのバランスが絶妙な一品です。
《アップルシュトゥルーデル》
「渦巻き」を意味するシュトゥルーデルは、ウィーンを代表するデザートの一つ。薄くのばした生地で、具材を何重にも巻いて提供する焼菓子です。パリッと軽い食感の自家製生地で、シナモンを利かせたリンゴやレーズン、クランベリーを包み込んでいます。
■ペアリングモクテル
白ワイン、赤ワインをイメージしており、どのスイーツ&セイボリーにも合わせやすいノンアルコールのカクテルが提供されます。
1杯目は、マスカットジュースをベースにセージやレモンバームを加え、オーストリアで愛される「アルムドゥードゥラー」のようなスッキリとしたモクテルです。2杯目は、グレープジュースをベースに、チャイコーディアルでスパイシーな風味をプラス。アドベントの期間に親しまれるグリューワインのような味わい。
【必見!】大胆デザインのシャンパンジュレパフェとモクテル
■シャンパンジュレパフェ
クリムトの黄金時代を代表する作品『接吻(The Kiss)』の鮮烈なインパクトの見た目を、モエ・エ・シャンドンをふんだんに使用したシャンパンジュレパフェで表現。アルコールの風味がしっかりと利いており、これからのホリデーシーズンにぴったりな大人向けの一品です。
《パフェ詳細》
パリパリとしたレモンチュイールで絵画の男女の背景部分を、ホワイトチョコレートで男女を表現しています。パフェ上部のレモンクリームの層とモエ・エ・シャンドン モエ・アンペリアルを使用したシャンパンジュレの層はキャラメルチョコレートで仕切られており、パリッと割って混ぜ合わせて口に運ぶと、なめらかで甘酸っぱいレモンクリームとシャンパンをベースとしたジュレの華やかなマリアージュが口いっぱいに広がります。ジュレはシャンパンに白ブドウジュースを加え、ほのかな甘みですっきりと食べやすい味わいです。
また、ジュレの中のチョコレートで男性が身にまとう衣装を、赤スグリで女性が身にまとう衣装を表現。パフェの下層部はさわやかな甘さの青リンゴクリームと、リンゴのブランデーであるカルヴァドスをアクセントにしたガナッシュで構成され、濃厚な後味を楽しむことができます。
■ペアリングモクテル
ピーチジュースをベースに、グレナデンシロップやローズレモネード、チャイティーをブレンドしたノンアルコールのペアリングモクテル。ほのかな酸味と甘さがパフェにもよく合う一杯です。また、このピーチベースのモクテルと、メインのシャンパンジュレのパフェをペアリングすることで、人気のカクテル「ベリーニ」を連想させるような味わいに。ロマンチックなシーズンにぴったりの華やかなマリアージュを楽しみましょう。
「アフタヌーン・エキシビジョン」という名の通り、まるで午後のアート鑑賞のように、クリムトの世界観に浸る美食のひとときを、ウォーターフロントのすばらしい眺望とともに楽しめることでしょう。提供は2023年3月31日(金)まで。平日20食限定なので、予約はお早めに!
■メズム東京、オートグラフ コレクション「アフタヌーン・エキシビジョン『キス(Kiss)』」概要
住所:東京都港区海岸1-10-30
場所:バー&ラウンジ「ウィスク」(「メズム東京、オートグラフ コレクション」16階)
期間:2022年11月14日(月)~2023年3月31日(金)の平日 ※1日20食限定
時間:14時~ / 14時30分~ / 15時~
料金:5600円 (税・サービス料込み)
予約・問合せTEL:03-5777-1112(直通)※予約は前日17時まで
https://www.mesm.jp/restaurant/whisk.html
※一部メニューにアルコールを使用。未成年者や運転を予定している方への提供は不可。
※最新の営業時間は公式ウェブサイトをご確認ください。
Text:森本有紀
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