食・グルメ
2022.12.08
東急プラザ渋谷で「もしも食堂～WORLD CURRY FESTA～」開催中！名店の世界のカレーが渋谷で味わえる！
東急プラザ渋谷6階「もしも食堂」では2023年4月25日（木）までの期間限定で「WORLD CURRY FESTA（ワールドカレーフェスタ）」が開催されています。“音楽界屈指のグルメ通＆カレーマニア”として知られるホフディランの小宮山雄飛さんがセレクトした、地方の名店のカレーが味わえるとして大注目！さっそくお腹を空かせて行ってきました。
Summary
第5弾のもしも食堂は地方のカレーの名店にフィーチャー！
「もしも食堂」は、さまざまなシェフやレストランが期間限定で多彩なジャンルの料理を提供するシェアキッチン。これまでにも星付きレストランやシェフなどとコラボレーションして、「もしも、高級店のシェフがカジュアルレストランを手がけたら」「もしも、メニューのないお店が渋谷でメニューを考えるなら」といった“もしも”を実現しています。
プロジェクト第5弾となる今回のテーマは世界のカレー！
カレーをこよなく愛し、カレーのレシピ本も手がけるなど、カレーマニアとして知られる小宮山雄飛さんが、普段はなかなか行くことができない地方の名店・4店舗を厳選。もしも食堂のシェフはこのイベントのために各店を訪れ、しっかりレシピを学んだそう。
提供店舗・メニューをご紹介！
富山の名店「ザイカ・カレーハウス」のパキスタンのカレー
早速、カレーをいただいてみましょう！
こちらは富山県射水市にあるパキスタン料理店「ザイカ・カレーハウス」の「マトンカラヒ」1265円。
射水市には多くのパキスタン人が暮らしているため、パキスタン料理店も多く存在しています。「ザイカ・カレーハウス」は巨匠とよばれるパキスタン人シェフが開いたお店で、新幹線の富山駅から車で30分の距離にある、まさに「なかなか行けない名店」！
ちなみに“カラヒ”とは中華鍋のような形をした鍋の名称で、パキスタンを代表するカレーのこと。文字どおり、炒め煮したマトンの軟らかさに感動！タマネギやトマトの甘み、うまみが凝縮されています。
付け合わせのライタ（甘くないヨーグルトのサラダ）をかけて、味変も楽しんでみてください。
埼玉のスリランカ紅茶とカレーの店「紅茶屋さん」のスリランカのカレー
こちらは埼玉県大宮区にあるスリランカ紅茶とカレーの店「紅茶屋さん」の「スリランカチキンカレー」1265円。紅茶屋さんはランチのみの営業で、1日5名完全予約制、1か月先まで予約がいっぱいなのだとか…。
シーニサンボール（玉ねぎの和え物）、ナスのモージュ（ナスの和え物）、ポールサンボール（ココナッツのふりかけ）などの副菜には野菜もたっぷり。味付けもシンプルで、繰り返し食べたくなるおいしさです。
強いスパイス感が苦手という人も、これなら食べられるかも。
副菜とカレー、ご飯を、お皿の手前で少しずつ混ぜながら味わってみてください。
兵庫を代表するタイ料理店「バーンタイ」のタイのカレー
とんがりライスが目を引くこちらは、兵庫県神戸市のタイ料理店「バーンタイ」の「ゲーンペッ（ココナッツミルクのレッド海老カレー）」1265円。兵庫を代表するタイ料理店で、連日お昼前には満席になる超人気店だそうです。
数種類の赤唐辛子などのスパイスにレモングラスやバイマックルー（コブミカン）などのハーブをブレンドしたカレーは、ココナッツミルクのリッチなコクのなかにしっかりとした辛さが感じられます。今回の4種類のカレーのなかで一番辛みが強いのに、後を引くおいしさ！
カレーマニア・小宮山さん監修「Lemon Rice TOKYO」の南インドのレモンライス
最後はこちら。小宮山さんが監修する「Lemon Rice TOKYO」の「レモンライス」1265円。
南インドの家庭料理であるレモンライスをベースにした渋谷生まれのカレーで、わずか1坪のテイクアウト専門店として誕生。
現在はオンラインショップや催事、フェスなどでしか味わえない幻の味です。
まずはレモンやスパイスが香るライスをそのまま味わってから、タマネギのアチャールや大根のピクルスなどの副菜と一緒に、さらにチキンカレーと一緒に…とひと皿で何度も味変が楽しめるのが魅力。
日本のカレーとはまったく違うのに、なんだか後を引く、日本人好みの味わい。オープンから間もなく話題を集めたのも納得です。
今回、改めて4種類のカレーを食べ比べてみて、ひと言で「カレー」といってもまったく違うことに驚くと同時に、世界にはこんなにいろいろなカレーがあるのかと感動しました。
2023年1月26日（木）からはレモンライス以外のカレーが入れ替わり、SEASON2がスタートする予定。こちらもお楽しみに！
Text＆Photo：近藤ひかり（エフェクト）
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