【横浜】山手・元町ってこんなに楽しい!レトロと最新を満喫する日帰りモデルコース【#編集部のおでかけキロク】

【横浜】山手・元町ってこんなに楽しい!レトロと最新を満喫する日帰りモデルコース【#編集部のおでかけキロク】

おでかけ 神奈川県 横浜のカフェ ディナー モデルコース #編集部のおでかけキロク
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こんにちは、るるぶ&more.編集部のおのほのです。横浜へ観光で訪れると、中華街やみなとみらいに行きがち…という方も多いのではないでしょうか。私もこれまではその一人でした。ただ、横浜エリアを担当するようになり横浜を知るうちに、山手・元町エリアの魅力に気づいたんです!異国情緒あふれる洋館、豊富なパン屋さん、おしゃれなカフェの数々…。今回は、横浜観光でぜひおすすめしたい定番のレトロスポットからニューオープンの最新スポットまで、山手・元町エリアの魅力をモデルコースでご紹介します。

Summary

10:30

紅葉に染まる日本庭園を散策【三溪園】

元町・中華街駅からバスで15分。国の指定名勝である日本庭園・三溪園へ!原三溪が造りあげた、5万3000坪の日本庭園です。12月上旬までの期間は、紅葉スポットである「聴秋閣」近くの遊歩道を一般開放しています。※2022年は12月11日(日)まで

「旧天瑞寺寿塔覆堂」付近の大銀杏はイチョウの落葉が始まっており、地面いっぱいに広がる黄色の絨毯は人気のフォトスポット。12月ごろから紅葉が始まり、黄色から赤色に変わるグラデーションを楽しむこともできるんですよ。

紅葉時期の目玉の一つが期間中の金~日曜、祝日に開催されている三溪園完成100周年記念のライトアップ。今回はシンボルである「旧燈明寺三重塔」のライトアップが初めて間近で公開されるそう!重要文化財保存修理工事を終えた臨春閣も5年ぶりにライトアップされるのでこちらも注目です。

園内をぐるりと一周し、最後の方に現れるのが合掌造の民家建築である「旧矢箆原家住宅」。もともと飛騨・白川郷にあった住宅で、三溪園に移築されました。

屋内には、移築の際に飛騨地方から集められた民具が展示されているほか、囲炉裏のある部屋では実際に火も焚かれています。昔の民家へ足を踏み入れたような気持ちを体感できますよ。

■三溪園(さんけいえん)
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
TEL:045-621-0634
営業時間:9~17時(入園は~16時30分)
定休日:無休

12:30

パン好きの聖地・元町でパン屋さん巡り

歴史を感じるレトロな外観が素敵!
歴史を感じるレトロな外観が素敵!

三溪園を満喫したら、パン屋さんが数多くある元町エリアでパン屋さん巡り♪ 元町エリアは、人気ベーカリーが数多くあり、横浜生まれの有名店や老舗も立ち並ぶ場所としてパン好きの聖地ともいえるエリアなのです。

まずご紹介するのは食パン発祥のお店といわれる明治21年(1888)創業の老舗ベーカリー「ウチキパン」。ホップを使った発酵種で手作りされたお店自慢のイギリスパン「イングランド」390円や、角食パン「ゴールド」330円はぜひとも購入したい商品です。

私がセレクトしたのは「ライブレッド」220円。もっちりとした生地の中にはクルミとフルーツがゴロゴロと。クリームチーズのほんのりとした塩気がライ麦生地の甘さを引き立てています。

■ウチキパン(うちきぱん)
住所:神奈川県横浜市中区元町1-50
TEL: 045-641-1161
営業時間:9~19時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)

2軒目は「ブラフ ベーカリー」。ニューヨークスタイルのベーカリーで、2010年にオープン。近所の人にも愛されるパン屋さんです。一番人気の「ミルクスティック」をはじめ、「キャロットケーキ」、「ブラフブレッド」などソフト系からハード系まで幅広い種類のパンが並びます。

残念ながらミルクスティックは売り切れだったため、このお店では「シナモンロール」340円をゲット。生地はぎゅっと詰まったしっとりした食感。やや酸味のあるクリームが生地の甘さと調和し、食べ応えがありながらも最後までおいしくいただけます♪

■ブラフ ベーカリー(ぶらふ べーかりー)
住所:神奈川県横浜市中区元町2-80-9
TEL:045-651-4490
営業時間:8~17時
定休日:不定休

3軒目はこれまた新しい元町エリアの人気ベーカリーとして名を連ねるようになった「MARINE BAKERY」へ。フランスの伝統的な製法で作られるパンが人気です。フランスの食材を使用しているほか、フランスで多く用いられているボンガード社のオーブンを採用しています。

このお店の一番人気は横濱エッグタルト。シナモンやショコラなどさまざまなフレーバーもありますが、まずはプレーンの「横濱エッグタルト」226円(テイクアウト価格。イートインの場合231円)をチョイス。
通常パイは横に折られることが多いのですが、こちらのお店のパイは縦に層になっているのだとか。余分な油分が下に流れて揚げ焼きのようになり、噛むとザクザクとした食感が感じられます。まるでプリンのような食感のぷるぷるのカスタードもたまりません!

■MARINE BAKERY(まりん べーかりー)
住所:神奈川県横浜市中区新山下1-2-1
TEL:045-264-4951
営業時間:10~19時
定休日:月・火曜

13:15

パンをテイクアウトしてピクニックランチ【港の見える丘公園】

元町エリアでパンをテイクアウトしたら、港の見える丘公園で食べるのがおすすめ!横浜の海を眺めながら、開放感のある空間でピクニック気分を満喫できますよ。

■港の見える丘公園(みなとのみえるおかこうえん)
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
TEL:045-671-3648(横浜市都心部公園担当)
営業時間:フランス山開園6~19時(2・3・10・11月は7~18時、12・1月は7~17時)※フランス山地区は夜間閉門あり
定休日:無休

14:30

フォトジェニックな洋館で素敵な写真を撮影【べーリック・ホール】

山手エリアには、異国情緒を感じる洋館が数多く並んでいるのをご存じでしょうか。
ベーリック・ホールは、私が訪れたかった山手の洋館の一つ。というのも、当時の雰囲気を残す寝室や白黒のタイルが素敵な床など、つい写真を撮りたくようなかわいらしい内観が魅力的なんです!

休憩室として使われていたパームルーム。アーチの窓が印象的です。
休憩室として使われていたパームルーム。アーチの窓が印象的です。

ベーリック・ホールは、イギリス人貿易商B.R.ベリックの邸宅として昭和5年(1930)にJ.H.モーガンの設計により建造された歴史的建造物。スパニッシュスタイルを基調とした意匠で、玄関の3連アーチや外壁の幾何学模様の色タイルなどみどころもたくさんです!

山手の西洋館で唯一子どもの部屋として設計された令息寝室。くまのぬいぐるみやグリーンの壁などかわいいお部屋にキュン!
山手の西洋館で唯一子どもの部屋とをイメージした令息寝室。くまのぬいぐるみやブルーの壁などかわいいお部屋にキュン!

女子心をくすぐるかわいらしいデザインが至る所にあり、写真を撮る手が止まりません!外国の家に足を踏み入れたかのようなワクワク感を感じることができますよ。

■ベーリック・ホール(べーりっく ほーる)
住所:神奈川県横浜市中区山手町72
TEL:045-663-5685
営業時間:9時30分~17時
定休日:第2水曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日

15:30

白が基調のおしゃれカフェでケーキを堪能【WHITE.】

洋館散策を楽しんだら、白を基調としたナチュラルテイストのカフェ「WHITE.」へ。カフェの隣には、2号店であるテイクアウト専門店もオープンしました。
もともとは子供服や雑貨をメインにしたブランドであったというこちらのお店。テーブル、カウンターのほかに小上がり席もあり、地元に住む子ども連れの方もゆっくりとくつろげそうな店内です。

(写真手前)「ストロベリーレアチーズケーキ」880円、(写真奥)「空色のクリームソーダ」880円
(写真手前)「ストロベリーレアチーズケーキ」880円、(写真奥)「空色のクリームソーダ」880円

かわいらしいケーキが豊富にあり迷ってしまいますが、今回はピンクと白の色味がキュートなおひとりさま用のホールケーキ「ストロベリーレアチーズケーキ」を注文。合わせるドリンクには、一番人気という「空色のクリームソーダ」を!

温かみのある落ち着く空間でひと休みをすれば疲れも癒やされること間違いなしです♪

■WHITE.(ほわいと)
住所:神奈川県横浜市中区麦田町4-98-14
TEL:050-1556-4843
営業時間:11~17時(16時30分LO)
定休日:なし

17:00

展望フロアから横浜の景色を一望【横浜マリンタワー】

陽が落ち空も暗くなってきたら、2022年9月にリニューアルオープンした横浜マリンタワーへ。リニューアルでは「NATURE&FUTURE」をコンセプトに、外観の壁面緑化でNATUREを、展望フロアから見える夜の魅力でFUTUREを表現しています。

横浜マリンタワーを訪れたら、ぜひ訪れてほしいのが29階にある展望フロア!展望フロアからは、大観覧車・コスモロックやビル群などのおなじみの横浜の夜景をはじめ、都内のビル群や海上の船、空の航空機といった、美しく光輝くさまざまな景色を360度見渡すことができます。

展望フロアから階段を上ると、30階はデジタルアートで彩られたメディアアートギャラリーとなっています。カラフルに彩られた世界はフォトジェニック!デジタルアート越しに眺める夜景はまた違った魅力を感じられます。

■横浜マリンタワー(よこはままりんたわー)
住所:神奈川県横浜市中区山下町14-1
営業時間:10~18時(最終入場は17時30分)、18~22時(最終入場は21時30分
料金:【デイチケット】一般(高校生以上)1000円(土・日曜、祝日は1200円)、小・中学生500円(土・日曜、祝日は600円)【ナイトチケット】一般(高校生以上)1200円(土・日曜、祝日は1400円)、小・中学生700円(土・日曜、祝日は800円)
定休日:無休(メンテナンス等で休館の場合あり)

18:00

横浜の海を一望できる創作イタリアンレストランでディナータイム【THE TERRACE yokohama marine tower】

陽が落ちたらそろそろディナーの時間。山手エリアでディナーに訪れたい最新スポットが、2022年9月にリニューアルオープンした横浜マリンタワー4階のレストラン「THE TERRACE yokohama marine tower」。New(新しい)+Retoro(懐古)が語源のNETRO ITALIANO(ニュートロイタリアン)をテーマに、新感覚のイタリアンを提供しているお店です。

DINNER COURSE「BASIC」5800円
DINNER COURSE「BASIC」5800円

山下公園を見下ろせる抜群のロケーションは記念日の食事などにもぴったり。記念日利用の際におすすめしたいのがコースメニューです。
今回いただいたディナーコース「BASIC」の内容は、食前のお楽しみのひと皿、季節の前菜、本日のパスタ、メインディッシュ、ドルチェの計5品に食後のドリンク。内容は日によって変わりますが、メインディッシュは肉と魚から選ぶことができます。

季節の前菜は「寒鰆のカルパッチョ」。脂ののった身がおいしく、さっぱりと仕上げられています。お魚は相模湾を中心に近郊の食材を使用しています。

本日のパスタは「しらすとルッコラのペペロンチーノ」。麺はアルデンテに仕上げられていて、ピリ辛な味付けが食欲をそそります。

メインも堪能し食後のデザートまでいただけば、お腹も心も大満足。素敵なディナータイムを過ごすことができました。

■THE TERRACE yokohama marine tower(ざ てらす よこはま まりんたわー)
住所:神奈川県横浜市中区山下町14-1 YOKOHAMA MARINE TOWER4F
TEL:045-326-3670
営業時間:ランチ11時30分~15時(14時30分LO)、ディナー17~22時(コース20時30分LO、アラカルト21時LO)
定休日:火曜(祝祭日除く)

グルメからフォトスポットまで、さまざまな楽しみが満喫できる山手・元町エリア。歴史あるスポットと新しいスポットで、新旧の魅力を感じられる横浜旅へでかけてみてはいかがでしょうか。


Text:小野穂乃佳
Photo:小野穂乃佳、間瀬修


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