【静岡・浜名湖】冬限定の絶景!弁天島の鳥居に沈む真っ赤な夕日に出合う

【静岡・浜名湖】冬限定の絶景!弁天島の鳥居に沈む真っ赤な夕日に出合う

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静岡県浜松市舞阪町にある弁天島では、冬至の前後1か月間において、浜名湖に立つ赤い鳥居を目掛けて落ちる夕日を見ることができます。弁天島周辺には、このほかにもおすすめしたい絶景スポットが!夕暮れ時から、黄昏時へ。圧倒されるような絶景が、私たちを待っています。

Summary

目の前に海が広がる、解放感あふれる「舞阪堤」へ

静岡県浜松市にある弁天島は、美しい夕日が見られる県内屈指のスポットとして知られています。

訪れる際は、日暮れ前に到着し、突き抜けるような空と海のコントラストが印象的なスポット、舞阪堤にも行ってみてください。浜名湖の南側、遠州灘と接する場所に位置しています。

国道301号から県道49号にかけて、昔の面影を色濃く残す海岸線を走り、舞阪表浜駐車場に車を停めます。見上げると浜名大橋、そしてそのたもとには、高さ最大15mを誇る防潮堤が現れます。

駐車場の真横からアクセスする階段がありますが、見落としやすいので気をつけて。

遠くに見える釣り人を眺めたり、散歩中の地元の方とすれ違いながら進んで行くと、突き抜けるような青い空と、遠州灘と浜名湖の眺望が広がります。

浜名湖側には高さ18mの大きな赤い鳥居、さらにぐるりと見回すと、遠くに富士山までも見ることができました。車を停めてわずか数十分で、さまざまな光景に出合えることに感激です。

堤の反対側には砂浜があり、潮風を浴びながらのビーチコーミングも楽しい!わずかな道のりで、たくさんの貝を拾うことができますよ。

■今切口舞阪堤(いまぎれぐちまいさかつつみ)
住所:静岡県浜松市西区舞阪町舞阪2668-1
TEL:053-592-0757 (舞阪町観光協会)
時間:散策自由

神社やフォトスポットも。弁天島海浜公園を散策

舞阪堤で過ごした後は、夕日の舞台となる弁天島海浜公園に移動しましょう。舞阪堤からは車で7分、電車を利用する場合は、最寄り駅である弁天島駅から、徒歩5分ほどの距離にあります。

公園に隣接する有料駐車場で車を降りると、水辺にはヤシの木が立ち並び、まるで南国にいるような気分に。

大きな貝殻に赤い鳥居が描かれている建物は、なんと公衆トイレです。身体が冷えやすい夕日の待ち時間も、安心して過ごすことができますね。

公園内を歩いていると、この土地の名前の由来となった辨天神社(べんてんじんじゃ)を発見しました。この神社は、縁結びや子宝などにご利益があると言われています。

境内にある立て看板には、三保松原(みほのまつばら)に降り立つ前に天女が現れたという伝説が記され、神社が歩んできた長い歴史を感じます。

参拝を済ませた後に、お賽銭箱に300円を入れて御朱印をいただきました。御朱印の左下には、松と鳥居、そして優雅な天女が描かれています。

散策を楽しんでいたら、今日のクライマックスである日暮れの時間が近づいてきました。公園に戻って、夕日を眺めるポイントに向かいましょう。

冬季限定の絶景、鳥居に沈む赤の世界を堪能

一年を通して夕日を眺めることができる海浜公園ですが、冬至の前後1か月に限り、赤い鳥居の中に沈む夕日を見ることができます。

海沿いということもあり風が強く吹くこともあるため、防寒対策はしっかり!

日暮れが近づくにつれ、公園は夕日を見に来る人たちで徐々に賑やかになります。カメラを持つ人、空をまっすぐに見つめる人、そんなみんなの目的はひとつ…。

鳥居に沈む真っ赤な夕日が、同じ場所にいる人たちの顔を赤く照らします。思わず息を飲むような、神々しい光景です。

毎日異なる情景を映し出す夕日は、その日にしか出合えない貴重な瞬間。瞬きをシャッターの代わりに、いつまでも記憶に残るよう刻み続けます。

夕日が沈んでからも、素晴らしい時間は続きます。非日常的な日暮れ後の空のグラデーションは、いつまでもうっとりと眺めていたくなるほど。すぐには帰らずに、ぜひまったりと空を眺める時間を設けてみてください。

太陽が明るいうちから沈むまで、たっぷりと楽しむことができる弁天島エリア。次の休日に、少し足を延ばしてみるのはいかがでしょう。美しい風景が心を満たし、明日へのエネルギーを得ることができるはずですよ。

■弁天島海浜公園(べんてんじまかいひんこうえん)
住所:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島3775-2
TEL:053-592-0757 (舞阪町観光協会)
時間:入園自由

Text:横畠花歩
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)

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