【山梨・河口湖】2022年6月OPEN「旅の駅 kawaguchiko base」は、山梨の魅力がいっぱい詰まった新しい「旅」の拠点
山梨県富士河口湖町に2022年6月OPENした「旅の駅 kawaguchiko base(カワグチコベース)」は、富士急行線河口湖駅から車で10分、中央高速自動車道河口湖I.Cからは15分ほどの場所に位置する複合商業施設です。施設内には地産食材を取り揃えた「あさま市場」をはじめ、山梨グルメを味わえる「テラスキッチン」などが入り、新鮮な地元の野菜やここでしか味わえないグルメなどが楽しめます。
Summary
山梨県産の選び抜かれた商品が並ぶマルシェ
施設の中心にある「あさま市場」では、山梨県内のお土産やご当地グルメ、地元食材など2000品目を超えるバラエティ豊かな商品がお出迎え。なかでも施設代表の伴(ばん)社長が自らパッケージデザインとなった「バンバンコーン」シリーズのイラストはインパクト大!で、思わず手に取ってしまいます。
山梨県産の旬の野菜や果物も並ぶ「あさま市場」の地元食材コーナーには、「顔の見えにくい生産者と消費者を繋げたい」という考えからPOPで生産者のこだわりを紹介するほか、生産者自身に商品を並べてもらうことも多いそう。店頭アナウンスで新鮮な野菜が届いたことも知らせてくれます。
甲府のB級ご当地グルメとして注目を浴びた「鳥もつ煮」345円や、キングサーモンとニジマスを掛け合わせて誕生した富士川町のご当地サーモン「富士の介」885円など、定番の特産品も揃っていますよ。
「こだわり抜いた商品だからこそ、味を知ってから購入して欲しい」という思いから、試食コーナーも充実。自分へのお土産はもちろん、友人などに配るお土産としても味を確認してから選択ができるのも嬉しいですね。
テイスティングで好みの山梨ワインを見つけてみて!
山梨と聞いてワインを思い浮かべる方も少なくないのでは?「あさま市場」には山梨ワインを中心とした、バイヤーセレクトのワインコーナーもあります。時期によって並べるワインも変わるので、訪れるたびにチェックしてみてくださいね。
バイヤーおすすめのワインのテイスティングも可能です。ボトルごとに異なる味わいを楽しみながら、お気に入りの1本を見つけましょう。
副社長自ら買い付けるこだわりの農産物
「富士山のように日本一のものを集めたい」と、毎日のように富士五湖周辺へ出向き、副社長自ら農産物を買い付けているそう。この日は、静岡県産の色や粒の美しさから地元で人気のイチゴと、無農薬で珍しい色をした紫カリフラワーとオレンジカリフラワーが並んでいました。「気になるけど調理方法が分からない」という時には、売り場の担当者に声をかければアドバイスがもらえますよ。
山梨の“食”をテーマに自慢の味を提供する地産レストラン
お腹が空いたら「あさま市場」の隣にある「テラスキッチン」でランチをいただきましょう。テラス席を含め180席ある広々とした空間で、山梨の食をテーマにした創作料理が楽しめます。大きな窓からは雄大な自然を望むことができ、ゆったりと過ごせます。
丼ぶりの一番上にウニが盛られた「甲州牛ローストビーフ丼」は、テラスキッチンの定番人気メニューのひとつ。甲州牛は品質(肉質)ランクが4・5等級に格付けされた山梨のブランド牛です。鮮やかな色のローストビーフは柔らかく、しっとり。思わずぺろりと平らげてしまいました。
「通常のほうとうじゃおもしろくない!新しい山梨の魅力を伝えたい!」という思いから誕生した「ほうとうグラタン信玄鶏クリームソース」。こちらは季節限定商品です。
食べると、グラタンの中からほうとうが?!たっぷりのチーズとホワイトソースとの相性はバツグンです。子どもにも食べやすい味なので、親子でシェアしても良さそう。残ったソースを付け合わせのフランスパンにディップするのもおすすめです。
外の風を感じられるテラス席もおすすめ!
テラス席はペット同伴OK!柱にリードフックもあり、愛犬と安心して一緒に食事ができるのがうれしいですね!食事の後は施設内に併設されているドッグランにGO。
ドライブの休憩途中に、テラス席でひと休みするのもいいですね。開放的な空間と温かいドリンクでほっと一息。河口湖町の12月の平均気温は8℃ほど、時間帯によってはさらに冷え込むので、冬は暖かい服装で利用してくださいね。
地元で70年間愛され続ける手作りパン工房「サンクルー」の新店舗
富士吉田市で人気のパン屋「手作りパン工房サンクルー」による新店舗「KAWAGUCHIKO BAKERY」。給食などにも提供している富士山のおいしい水を使用したバラエティ豊富なパンは毎朝焼きたてです。観光客だけでなく、地元の人も焼きたてのパンを求めて訪れるそう。
パンの種類が多く、どれにするか迷ってしまいます!お気に入りのパンを購入して、河口湖の湖畔でのんびりとピクニックするのも良さそう。
オリジナルブランド「MEGU」を独自販売
「MEGU(めぐ)」は地域にゆかりのある企業と生産者に協力してもらい作り上げた、「旅の駅 kawaguchiko base」のオリジナルプライベートブランド。 山梨の”いいもの”を探した結果、「もろこしほうとう」や「スイートポテト」「豚カレー」など、地域の特産食材を使用した多彩な商品ラインアップが揃いました。
お土産におすすめのスイーツは、バニラビーンズたっぷりの「旅するプリン」。とろけるようななめらかな食感が特徴で、「あさま市場」の担当者もおすすめする一品です。
富士五湖周辺をはじめ、山梨の魅力がぎゅっと詰まったこれらの施設のほか、2023年には富士河口湖町初となるワイナリーや宿泊施設のオープンも予定しているそう。さらに進化を遂げていく「旅の駅 kawaguchiko base」を、ぜひ訪れてみてくださいね!
■旅の駅 kawaguchiko base(カワグチコベース)
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521−4
TEL:0555-72-9955
営業時間:[あさま市場]9時30分〜17時30分(冬期~16時30分)※季節、曜日によって変更あり[テラスキッチン]9時30分〜17時30分(冬期~16時30分)、グランドメニュー16時LO(冬期15時LO)、テイクアウトメニュー17時LO(冬期16時LO)※季節、曜日によって変更あり。時間帯によって一部提供ができないメニューあり
定休日:無休
Text:三嶋利奈
Photo:株式会社VISIONPRO Reflection
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