【長野県】塩尻駅の中にあるカフェ&バー「アイマニ SHIOJIRI」でディープな地ワインの世界を堪能
長野県塩尻市は、明治30年にワイン造りが始まり、今では、「五一ワイン」や「信濃ワイン」といった老舗のほか、近年オープンした、「丘の上 幸西ワイナリー」など新しい醸造所も加わり、17のワイナリーが点在するワインの名産地です。そんな塩尻の玄関口であるJR塩尻駅に、2022年6月にオープンした「アイマニ SHIOJIRI 」は、塩尻ワインの魅力を全国に広める“塩尻ワインプロジェクト”に力を入れる、株式会社HYAKUSHOが手掛けるカフェ&バー。「塩尻駅の改札口と階段の合間で、電車を待つ合間に、人と人が会う間を」をコンセプトに、気軽に塩尻ワインが楽しめる「アイマニ SHIOJIRI」の魅力をご紹介します。
Summary
店舗を構えるのは、東京と名古屋の2都市と、信州を結ぶ交通の要衝“JR塩尻駅”の構内
JR塩尻駅は、新宿から特急あずさで約2時間30分程の距離にあり、名古屋方面や松本方面など4方向へと線路が伸びる分岐点として知られています。「アイマニ SHIOJIRI」は、そんな交通の要衝ともいえるJR塩尻駅構内の改札口と東側出口の合間に位置し、改札口側と、東口にある階段の踊り場の、2つの入り口から入ることができます。
木の温もりと電球の灯りが心地よいヴィンテージ風の店内
スタッフがリノベーションした店内は、モルタル塗りの壁や、打ちっぱなしで仕上げたカウンター、知り合いの家具店から集めた古道具、古材を使い手作りしたテーブルなどが彩り、ヴィンテージ感のあるお洒落な雰囲気が漂います。テーブル席側の壁には、市内に点在するワイナリーの名前が書かれ、「アイマニ SHIOJIRI」を中心とした地図にもなっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
地元ならではのレアなワインもラインナップ
グラスワインは、白と赤、それぞれ価格帯ごとに分けられた、B、A、S、SSの 4種類から選ぶことができます。「信濃ワイン」や「アルプスワイン」といったメジャーなものから、「Belly Beads」や「ドメーヌスリエ」など、塩尻に訪れたからこそ出合えるレアなものまでが揃い、味の違いが楽しめます。また、少量のグラスで3種類の飲み比べができる、テイスティングセットも用意されているので、あまりたくさん飲めないけれど、種類を多く楽しみたいという人におすすめです。
ワインとのペアリングも楽しめるフードメニュー
野菜や肉など、地元産の食材を積極的に取り入れるフードは、「自家製野沢菜漬け」500円や、「自家製ピクルス」500円といったおつまみのほか、ランチタイムにはサラダとドリンクが付く「アイマニドッグ」980円や、「鹿肉のタコライス」などの食事メニューが揃います。本日のワインリストの中から、相性のいいワインを尋ねるのはもちろん、ランチタイムのドリンクは、プラス200円でミニワインに変更できますので、気軽にワインとのペアリングが楽しめます。
カフェタイムや食後に楽しみたいスイーツは、地元産のリンゴを赤ワインで煮込み、美しい紅色に仕上げた「りんごのコンポート」や、安曇野市のおやき専門店「儘に」の「デザートおやき」650円など、長野県ならではの品揃え。アイマニブレンドコーヒーや、アールグレイティーはプラス200円、セットワインはプラス400円でオーダーできるので、好みのドリンクと一緒に味わうのがおすすめです。
ワイン好きの中には、ワインを楽しむために塩尻に訪れるという人も多いはず。でも、実際にワインをどこで味わって、どこで購入すればいいのか、と悩むことも多いのでは?。そんな時はぜひ「アイマニSHIOJIRI」に立ち寄ってみてください。ワインを味わいながら、お気に入りのワインを見つけたり、気になるワイナリーについてのショップやワイナリー情報をスタッフに尋ねたりと、塩尻ワインのディープな世界に触れることができますよ。
■アイマニSHIOJIRI(あいまにしおじり)
住所:長野県塩尻市大門八番町9-1塩尻駅構内(東口階段の合間)
TEL:無し ※問い合わせはInstagramのDMで受付
営業時間:11~22時(21時30分LO)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
Text:児玉さつき
Photo:松本千尋
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