マレーシア・マラッカで絶対行きたい!「マラッカ海峡モスク」が美しすぎる!
クアラルンプールから車で2時間ほど南に位置するマラッカは、2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」として世界遺産に登録されたヨーロッパの文化が薫る都市です。観光名所もグルメも充実していますが、今回はフォトジェニックスポットとしてイチオシの「マラッカ海峡モスク」をご紹介します。
マラッカ海峡モスクはピンクモスクよりピンクだった!?
クアラルンプール近郊にピンクモスクと呼ばれるフォトジェニックなモスクがありますが、ここマラッカ海峡に面して建てられた「マラッカ海峡モスク」もピンクの外観がとてもかわいらしいモスクです。
通行量が世界トップクラスというマラッカ海峡に面して造られた人口島に立ち、夕景の美しさや、夜のライトアップがフォトジェニック!とSNSで話題のスポットです。
夕方や夜の写真に注目が集まりがちですが、実は日中もなかなかに“映える”写真が撮れるんです!
今回は明るい時間ならではの撮影ポイントや注目スポットをご紹介します。
まず注目していただきたいのはモスクの外観!アーチのように曲線を描く建物は、壁や梁などの多くがピンクに塗られていて、青空にとっても映えます。
モスクのMenara(タワー/宣礼塔)もピンク。青い空に向かってすっと伸びる姿に気品が漂います。
モスクの本堂につながる回廊は、床も柱も天井もかわいらしいピンク。どこまでも続いていきそうなデザインが、近未来を感じさせてくれます。
女性はマレー風の服装で見学を
「マラッカ海峡モスク」は、イスラム教徒の礼拝時間を除けばモスクの中に入ることができます。ただし肌の露出は厳禁。特に女性はドレスコードが厳しく、露出はもちろん、体のラインが見える服などもNGです。もちろん男性も短パンやぴったりしたスポーツウェアなどはNG。
でもご安心を!モスクに入る前に女性にローブとフードを無料で貸し出してくれるコーナーがあります。女性用のローブは鮮やかな青色。ピンクの建物にこれまた映えること間違いなしです。ちなみにフードはベージュ。貸し出しコーナーも、とってもキレイなピンクのお部屋です。
散りばめられた意匠もフォトジェニック
建物の所々にあしらわれたガラスは、青や黄、緑など色とりどり。ミスマッチのように思われますが、意外にもピンクの壁や屋根にぴったりあっているのがスゴイですよね。
建物のあちこちに風通しをよくするための網戸や、幾何学模様の彫りが入ったアーチなどがあしらわれています。イスラム建築の美しさにはいつも驚かされますが、「マラッカ海峡モスク」でも至るところに美が潜んでいます。
モスクの中に入ったら、ドームの天井を見上げてみると、ピンクだった外観から一転、真っ白な世界が広がります。外観と幾何学模様とのギャップに萌えます!不思議な装飾も美しいですよね。
こちらのかわいい場所はなんとトイレの入り口!
どこを撮っても映えるイスラミックな建築デザインが素敵です。
周辺の自然にも注目したい
せっかく昼間に訪れるなら、海辺に立つ絶好のロケーションであることをお忘れなく。 「マラッカ海峡モスク」に向かって左側に行くと、モスク全体が見えるベストスポットがあります。目の前にゴロタ石の堤防が延び、その向こうにビーチというロケーション。ここからビーチを入れてモスクを撮るというのもおすすめです。
これはビーチの手前になっていた実。何だかわかりますか?突起が付いたこの実は、健康食品として重宝されるノニ!バラエティ番組の罰ゲームでは「ノニジュース」としてよく登場する、独特のクセと渋みのあるフルーツ。自然のノニがこんなところで見られるとは!な驚きなのでした。
マラッカを訪れたら、ぜひこちらの「マラッカ海峡モスク」まで足を延ばして、ゆっくりモスクの内外の美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか?
■ マラッカ海峡モスク(まらっかかいきょうもすく)
住所:Masjid Slat Melaka, Pulau Melaka
TEL:なし
開館時間:8時30分~19時(礼拝時間は信者以外の入場不可)
休館日:なし
↓↓↓マレーシアの観光情報をもっと知りたい方はこちら!↓↓↓
【最新版】『るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ’24』
Text:後藤ゆかり
Photo:鈴木伸、後藤ゆかり
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。