食・グルメ
2022.12.26
【東京ドーム周辺】喫茶店「はまの屋パーラー後楽園」のおいしくて懐かしいメニューにひとめ惚れ♡
地下鉄 後楽園駅から徒歩1分。駅ビル「メトロ・エム後楽園」の5階に喫茶店「はまの屋パーラー後楽園」はあります。有楽町や日比谷、渋谷にも店を構える「はまの屋パーラー」の人気を探りに、一番新しい店舗である後楽園店へ。さて、どんな喫茶メニューに出合えるのか、行ってみましょう♪
見た目は懐かしく、中身はアップデート！新しい喫茶店のカタチ
2011年、有楽町で45年の歴史に幕をおろした「はまの屋パーラー」。多くの常連に愛された喫茶店がなくなるのはもったいない！と、現在の運営会社が前店主からレシピと技を受け継ぎ、2012年に復活させました。
その復活から今年10周年を迎え、今では有楽町店のほか、日比谷店や渋谷店も増え、2021年には最新店舗として、後楽園店も仲間入り。前店主から受け継いだ自家製サンドゥイッチやコーヒーは、より多くの街で愛されています。
「はまの屋パーラー後楽園」は、エレベーターのすぐ目の前にあり、壁の高さが目線を隠す程度なのでエレベーターを下りた瞬間に店内にいる友だちを見つけることができ、待ち合わせに最適。後楽園という場所柄、東京ドームからも徒歩3分ほどなので、一緒にライブに行く友だちと待ち合わせるのにおすすめですよ。
１〜２名用くらいのコンパクトなテーブルに、低めでずっしりと深く座れるチェア、暗めの照明がなんとも喫茶店らしく、喫茶店好きにはたまりません。
喫茶店といえば、店内に流れるBGMも重要ですよね。古いレコードの音が気になって、プレーヤーを見てみると、なんとレコードをCDのようにレーザーで読み取って音を鳴らす、針のいらないレコードプレーヤーでした…！
「はまの屋パーラー後楽園」はレコードだけでなく、お店のコンセプトや運営も現代的！前店主から受け継いだレシピはそのままに、食材はより健康的で持続可能なものに変更したり、フードロスを減らす努力を全店舗で行っていたり。見た目はレトロでも、中身はすっかりアップデートされています。
後楽園店だけのスペシャルメニューをいただきます♪
ここ後楽園店では、他店舗にないオリジナルメニューを！ということでナポリタンとグラタンがいただけます。なかでも、人気が高いメニューをセットでお得にいただける「サンドゥイッチとナポリタンのセット」1000円は、3人に1人は頼むという超人気メニューです。
後楽園店で生まれた２つの新メニューのなかでも、ダントツ人気なのがナポリタンなのだとか。昔ながらの焦がしめ系ナポリタンで、ケチャップの酸味と分厚いベーコンとウインナーのジューシーさが相性抜群！ 懐かしい〜と誰もが笑顔になるひと品です。
「はまの屋パーラー」といえば、「玉子サンドゥイッチ」は必食メニューのひとつ。先代のレシピに忠実に、ただし食材の卵はSDGsの観点から平飼いの卵にバージョンアップ。卵に少しの塩と牛乳だけを加え、空気を入れてしっかり撹拌した卵液を焼くので、ふわふわ♪
一緒に合わせるドリンクに、寒くなると注文が増えるという「ウインナーコーヒー」550円はいかが？ 運営会社であるTORIBA COFFEEが、「はまの屋パーラー」用に自社焙煎＆ブレンドしたコーヒーに生クリームがぴったりです。
写真映え200%のおすすめスイーツ♡
続いて、おすすめスイーツもチェックしてみましょう！「はまの屋パーラー」らしいスイーツとしてプリンを、東京ドームが近いということで“推し活”関連で頼む人が多いというクリームソーダを、おすすめしていただきました。どちらのメニューも“THEレトロ”、“THE喫茶店”という見た目で、写真を撮らずにはいられません！
はまの屋パーラー名物の「玉子サンドイッチ」と同じ、平飼い卵を使ったデザートとして後楽園店で誕生したのが、こちらの特製プリン。ナポリタン同様、固めプリンにほろ苦カラメルソースがたっぷりかかった懐かしいひと品です。すっかり人気になり、今では全店舗で注文できる名物スイーツに！
東京ドームに推しのライブに来た！というお客さんからの注文が多い「クリームソーダ」。特にアイドルグループには、それぞれのメンバーを表す色があるので、推し色のクリームソーダを頼む人が多いそう。そのため、今後10色展開を予定中とのことで楽しみですね！
ますます“推し活”の場にもなりそうな「はまの屋パーラー後楽園」。東京ドームでライブの人もそうでない人も、昔ながらの喫茶店の空間で懐かしの味を楽しんでみませんか？
Text：山田裕子（editorial team Flone）
Photo：斉藤純平
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