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【カルディ・実食レポ】350円以下で、お正月気分! お雑煮&ぜんざい3選|手早く簡単に、お正月レシピを味わえるレトルト食品。その実力は…?

【カルディ・実食レポ】350円以下で、お正月気分! お雑煮&ぜんざい3選|手早く簡単に、お正月レシピを味わえるレトルト食品。その実力は…?

食・グルメ ぜんざい 正月 るるぶ&more.編集部
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お正月は実家で手作りのお雑煮を味わう、あるいは旅先の旅館やホテルでご馳走を楽しむのもいいですね。でも、手軽にできるお雑煮やぜんざいで、お正月気分を味わえるアイテムも、家にあると心強いですよね! 「カルディコーヒーファーム」で見つけたレトルトのお雑煮とぜんざい、そして即席のお雑煮の素。実際に食べてみて、なかなか本格的でおいしい!ということがわかりました。その詳細をリポートします。

Summary

レンチンだけでできあがり!「ゆず香るお雑煮」

カップ麺みたいな容器に入った、レトルトパウチの「ゆず香るお雑煮」340円。
持った感じはカップ麺とは異なりずっしりと重く、半透明の蓋をあけると、中には液体が入った銀色の小袋と、真空パックされたお餅が入っています。

銀色の袋を開け、カップに中身を注ぎ入れます。だし汁と一緒に、小さくカットされた野菜や、つみれ状のものが入っているようです。この中に、お餅も投入。

あれっ? カップの裏には「餅、雑煮の順にカップに入れます」と書いてありました。作り方の説明は、ちゃんと読まなきゃダメですね。だし汁にしっかり浸せば同じことと思い、お餅を汁の底まで沈めます。

そして蓋をして、電子レンジで加熱。
600Wで約3分、500Wなら約3分30秒の加熱です。さらに蓋をしたまま1〜2分置いてから実食です。

できあがったお雑煮のなかには薄切りの大根、ニンジン、白菜、シイタケが入っています。コロンとした鶏肉団子もありました。けっこう具だくさん。
だし汁は和風の透明感がある鶏がらスープをベースにした昆布だしですが、コショウの味も感じられ、その奥にゆずの香りがほんのり漂います。

全体的にしっかり濃厚な味わいです。筆者にはやや塩分が強く感じられたので、お湯を少し足すとちょうどよくなりました。味見をして、好みの味に調節するとよいでしょう。

だし汁にしっかり沈めてチンしたお餅は、箸でつまむとびよ〜んと伸び、とろとろ。鶏肉団子はしっとりきめ細かく、なかなかの味わいです。

こんなに手軽にお雑煮が食べられるなんて、びっくりです。
お正月に限らず、寒い朝に体を温めてくれるので、朝食にもぴったり。小松菜など葉物野菜が冷蔵庫にあれば、チンする前にだし汁の中に入れると、彩りもよくなりそうです。


お湯を注ぐだけ即席関西風「白みそ仕立てのお雑煮の素」

「白みそ仕立てのお雑煮の素」3袋入り198円(2022年12月現在のセール価格)。
カップスープの素のように3袋入っています。白みそ仕立てといえば京都や大阪など、関西で食べられているお雑煮。それが再現できているとしたら…楽しみですね!

お椀に1袋分を入れて、熱湯を160ml注ぎます。
フリーズドライの白ネギ、ニンジン、三つ葉、ゆずの4種の具材が、お湯の中で広がります。これに、オーブントースターで焼いたお餅をイン。

お餅は商品に含まれていないので、別に用意します。お餅は焼いても、ゆでて入れてもお好みでどうぞ。筆者はオーブントースターで焼く方が簡単だし、香ばしくなるので焼く派です。

さて、実食です。
フリーズドライの野菜たちは、1〜2分時間を置いた方がふんわりやわらかく風味よくなるようです。
袋に記載のレシピには、お湯の量が160mlと書かれていますが、これは好みで調節することをおすすめします。筆者は200mlくらいで、ちょうどよい加減になりました。

だし汁はカツオ風味で、ほのかに甘い白みその味わいとゆずの香りがマッチ。これは、なかなかイケますよ! 1袋あたり66円なら、コスパにも優れているといえるでしょう。


やさしい甘さの「北海道から 北海道産小豆使用 ぜんざい」

「北海道から 北海道産小豆使用 ぜんざい」180円(2022年12月現在のセール価格)。
ぜんざいの名前の由来は、出雲地方で旧暦10月に全国から神樣が集まるという神在祭(かみありさい)で振舞われた「神在餅(じんざいもち)」であるという説や、とんち話でおなじみの室町時代の禅僧、一休さんが名付け親という説が。一休さんが餅入りの小豆汁を食べ、おいしさに感動して「善哉(よきかな)」と言ったとか…。

鏡開き(1月11日に行う、鏡餅を割って食べる行事。地方より日程に違いあり)をした際に、そのお餅をぜんざいで食べる風習もあり、赤い小豆には邪気を払い、魔除けにご利益があると考えられていました。
まさにお正月にぴったりのスイーツといえるでしょう。

これはレトルトパウチ製品なので、とても手軽。鍋にお湯を沸かして袋ごと湯煎します。

十分に温まったら器に中身を注いで、好みでお餅をプラス。お餅は製品には入っていないので、自分で用意しましょう。
今回は小さくカットしたお餅を、オーブントースターでこんがり焼いて、入れてみました。

あっという間にぜんざいのできあがりです。カルディ公式オンラインストアの商品説明には「北海道産の小豆と砂糖を、北海道のおいしい水でじっくりていねいに煮込んだぜんざいです」とありました。材料表示を見てみると、原材料名は国内生産の砂糖と北海道産小豆、食塩のみ。とてもシンプルですね。

スプーンですくってみると、粒つぶの小豆が入っていて、やわらかな豆の食感が楽しめます。甘くて、雑味もなくて、やさしい甘さでおいしいですよ。
レトルトなので買い置きができ、ちょっと甘いものが欲しくなったときに、ささっと作って食べられるのがうれしいですね。

ご紹介した3品は、お正月も仕事だったり、あまり出かけずにゆっくりしたいという人向けに、ストックしておけるお雑煮やぜんざいをと思ってチョイスしたものですが、実際にはお正月の三が日が過ぎて、仕事始めになってからでも、重宝するアイテムばかりでした。

今回は商品そのものの味を検証するために、あえてアレンジしないで実食しましたが、お雑煮は家にある野菜をプラスしたり、ぜんざいは甘栗を入れてグレードアップしたり、カロリーを気にしないならバターをプラスするなど味変してみるのもおすすめです。
よかったら、試してみてください。

※紹介した商品は、取り扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了・売り切れることもあります。

Text:YUKO
Photo:EIJI 

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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