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【福岡県・初詣】「宝満宮 竈門神社」は最強の縁結びスポット⁉ モダンアートな授与所でキュートなお守りを発見!

【福岡県・初詣】「宝満宮 竈門神社」は最強の縁結びスポット⁉ モダンアートな授与所でキュートなお守りを発見!

福岡県 神社 パワースポット 縁結び るるぶ&more.編集部
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太宰府市といえば、学問の神様「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」が有名ですが、その北東の宝満山にある「宝満宮 竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)」も1300年以上の歴史をもつ由緒ある神社。縁結びのご利益で知られる「宝満宮 竈門神社」に、ぜひ2023年の初詣に訪れてみてはいかがでしょうか。

Summary

霊峰・宝満山に鎮座する大宰府鎮護の神様

現在の社殿は昭和2年(1927年)に建てられたもの
現在の社殿は昭和2年(1927)に建てられたもの

福岡県太宰府市のシンボルであり、古来より霊峰として崇められてきた宝満山。この山は、大宰府政庁の北東(鬼門)にあり、大宰府を鎮護するために「宝満宮 竈門神社」が建立されました。

宝満山の山頂に上宮、山麓に下宮があり、多くの人が訪れるのは下宮です。下宮までは「太宰府天満宮」から車で約10分、最寄り駅の西鉄太宰府駅からは徒歩約40分。駅からはバスが出ていますが、駐車場も広いので車での来訪がおすすめです。
下宮の鳥居
下宮の鳥居

創建は天武2年(673)と伝わり、その歴史はなんと1300年以上。玉依姫命(たまよりひめのみこと)、応神天皇、神功皇后を御祭神としています。

主祭神の玉依姫命は縁結びの神様として知られ、男女の良縁はもちろん、良い友人や良い師、良い仕事など、さまざまな縁・出会いを結んでくれるといわれています。また、近年では神社の名前が有名マンガの主人公と同じ名前であることでも話題となりました。
木漏れ日が美しい参道
木漏れ日が美しい参道

鳥居を抜けて階段を上がると、本殿まで緑豊かな参道が続きます。神社特有の凛とした空気感のある美しい境内は、歩いているだけで心が洗われます。

本殿のそばに立つ立派なご神木
まずは本殿(写真左奥)でお参り。本殿のそばには、樹齢数百年ともいわれるクスノキが天高く伸びています。

縁結びスポットが3つも!?最強パワースポットで素敵な縁を祈願

再会の木
再会の木

本殿をお参りしたあとは、良縁成就を願って境内の3つの縁結びスポットへ。

最初は、本殿右手にある「再会の木」。「さいかい」でなく「さいかち」と読みます。その昔、神功皇后が再会を祈願したと伝わる木で、この木に好きな人との再会や縁結びを祈願すると、願いが叶うと信じられているご神木です。
愛敬の岩
愛敬の岩

次に巡るのは、同じく本殿右手にある2つの岩。「愛敬(あいけい)の岩」とよばれるご神石です。目を閉じて、好きな人やまだ見ぬ人との出会いを祈りながらもう一方の岩に無事に辿り着くことができれば、その恋が叶うとか。

幸福の木
幸福の木

3つ目が「幸福の木」。恋の願いを「こより」(授与所で販売)にしたため、この木に結べば恋が成就するといわれています。江戸時代、十六歳を迎えた男女が両親と共に宝満山に上り、こよりに願いをしたためた「十六参り」に由来しているそうです。この3つを巡れば2023年は良縁間違いなしですね!

おしゃれな授与所も必訪! キュートなお守がいっぱい

洗練されたデザインが目を引く授与所
洗練されたデザインが目を引く授与所

参拝を済ませたら授与所へぜひ立ち寄ってみて!「宝満宮 竈門神社」の授与所は、歴史ある神社と現代アートが融合したかわいらしくスタイリッシュな空間です。

色鮮やかなお守りがズラリ
色鮮やかなお守りがズラリ
かまどをイメージした円卓
かまどをイメージした円卓

「100年後のスタンダード」をコンセプトにした授与所は、世界的なインテリアデザイナーである片山正通氏が設計。中央には「かまど」をイメージした円卓が配置され、壁には短冊状の白とピンクの大理石、天井には御神紋である桜をモチーフにしたかわいい装飾が施されています。

また、授与所の中はとてもよい香りに包まれているのもうれしいおもてなし。柔らかく、透明感のある空間美とも相まって、お守りを選びながら癒されてしまいます。
「超守(こえるまもり)」各1000円
「超守(こえるまもり)」各1000円
「てるてる晴れ守り」1000円
「てるてる晴れ守り」1000円

かわいらしいお守りもオリジナリティあふれるものばかり。自分の目標や壁を超えることを祈願した「超守」や、心が晴れ晴れとした毎日を過ごせるように、との願いが込められた「てるてる晴れ守り」など、どれにしようか迷ってしまいます。

「恋守り むすびの糸」1500円
「恋守り むすびの糸」1500円
「えんむすび こより」1000円
「えんむすび こより」1000円
「恋守り むすびの糸」は、運命の人と出会うための“リアル赤い糸”。ブレスレットのように身につけたり、バッグなどにつけておいたりすると、素敵な出会いに恵まれるといいます。願いが成就したときは、先ほど紹介した「再会の木」のそばにある糸結び処に結ぶとよいそうです。「幸福の木」に結ぶ「こより」もここで授かれますよ。
「つがいのえと絵馬」(写真左)「かまど型絵馬」(写真右)各800円
「つがいのえと絵馬」(左)、「かまど型絵馬」(右)各800円
福岡在住の陶芸家・鹿児島睦さんがデザインした「つがいのえと絵馬」や、ご神紋である桜を描いた「かまど型絵馬」もおすすめ。どちらもほっとする優しいタッチで描かれています。2023年の干支である卯(うさぎ)の絵馬に、願い事をしたためましょう。

境内の四季と展望舞台からの眺望も魅力

展望舞台。スツールとベンチは回転します
展望舞台。スツールとベンチは回転する

授与所の奥には展望舞台があり、英国出身で世界的なプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン氏デザインによる御影石のスツールと2人掛けのベンチが置かれています。

展望舞台からは太宰府の街並みを一望
展望舞台からは太宰府の街並みを一望

展望舞台から美しい景色を眺めていると、すっきりと清々しい気分になります。参拝後は、ゆっくりと境内の四季に心を寄せてみるのもいいですね。

最強縁結びスポットに加え、スタイリッシュでキュートな授与所がある「宝満宮 竈門神社」。初詣はもちろん、太宰府を訪れた際はぜひ訪れてみてください。

■宝満宮 竈門神社 (ほうまんぐう かまどじんじゃ)
住所:福岡県太宰府市内山883
TEL:092-922-4106
参拝時間:参拝自由、授与所は8時30分~18時
定休日:なし
駐車場:100台(1回400円)

Text:前田健志(パンフィールド)
Photo:梅木啓志(パンフィールド)

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