食・グルメ
2023.02.12
【ローマ、フィレンツェ】イタリアの絶景を眼下に！ フォトジェニックなルーフトップバー2選
近年、イタリアではオシャレなルーフトップバーが人気を集めています。ホテルの屋上階に備わるものが多く、宿泊客以外でも気軽に利用できるのが大きな魅力。ただでさえ写真映えするイタリアの美しい街並みを、グラスを傾けながら見晴らせるのは一度は体験したい贅沢ですよね。ということで、今回はローマとフィレンツェのルーフトップバーをご紹介します！
Summary
ヴァチカンを見晴らす「テラッツァ・レゼトワール」
サンタンジェロ城やヴァチカン市国のほど近く、ローマ観光の拠点として便利なホテル「アトランテ・スター」。その最上階に、眺望抜群のルーフトップバー「テラッツァ・レゼトワール」があります。ヴァチカン市国のシンボル、サン・ピエトロ大聖堂を眺めるのに絶好のロケーションなのだとか。
1階の待合室はこんな感じ。洗練された館内にはアットホームな雰囲気も感じられて、心地よい滞在ができそうです。
一般入口とは別にルーフトップバー専用の入口が設けられており、どちらからでも入場可能とのこと。せっかくなので、こちらから向かいましょう。入場料などは特にありません。
目の前にはサン・ピエトロ大聖堂が！開放感も抜群のテラス席
それではいざ、最上階へ。エレベーターのボタンにも「ルーフガーデン」と、親切にしっかり書かれているので迷う心配もありませんね。
エレベーターを降りたら、フロアを歩いてもう少し。階段を上ったすぐ先です。
到着すると真っ先に目に飛び込んできたのが、ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂。世界最大のカトリック聖堂、やはり貫禄がありますね～。テーブルが並ぶ広々とした空間からはヴァチカンのほか、ローマの街並みを360度見晴らすことができます。フロアを飾る季節の花々も、その眺望に彩りを添えています。
さらにうれしいのが、コーヒー1杯から誰でも気軽に利用できること！ ここでモーニングタイムを過ごせば最高の一日が送れそうですね。朝食メニューから本格的な料理まで豊富に揃い、夏にはアペリティーヴォのセットメニューも。ドリンクはエスプレッソ€4、ビール€8など。
ルーフトップの下のフロアにも、半屋外のテラス席やレストランがあります。ちなみにヴァチカン市国に関するニュース中継などでは、度々こちらのホテルが利用されるのだとか。それだけ良いロケーションということですね。一年通して営業していますが、夏期は予約が必要になるのでお忘れなく。
■テラッツァ・レゼトワール
住所： Via G.Vitelleschi.34
TEL：(06)686386
営業時間：7～翌1時（冬期は～24時）
定休日：なし
古都フィレンツェにある「ディヴィナ・テラッツァ」
フィレンツェにも、街のシンボルを一望できる絶景テラスがあります。訪れたのはフィレンツェの中心地にある「グランド・ホテル・カヴール」。中世の宮殿をリノベーションした気品あふれるホテルです。
最上階のルーフトップバー「ディヴィナ・テラッツァ」へは予約なしでも入場できますが、その際はロビーで受付を。ちなみに多くの人が訪れる夏期は予約なしだと入場は難しいそうなので、夏は予約するのがベター。
さっそく、最上階へと向かいましょう。エレベーターでは6階までで、そこからは階段を上ります。
ドゥオーモのロマンチックな眺めをカクテルとともに
最上階からの眺めは、すぐ目の前のドゥオーモの存在感が抜群！ 普段街なかでは見上げているドゥオーモとはまた違った迫力が感じられます。
黄昏時から夜にかけて、刻々と姿を変えていきます。夜の空に浮かぶドゥオーモもロマンチックですね～。しばらく見惚れてしまいます。ドゥオーモとは反対の南側にはヴェッキオ宮殿なども見られ、幻想的なひとときが楽しめます。
入場料は、予約€20、予約なし€18。入場料には、ワンドリンクとおつまみ1品が付いてくるのがうれしいポイント。バーカウンターがあり、マルガリータやネグローニなどカクテルの種類も豊富に揃います。
おいしいカクテルとともに、古都フィレンツェの街並みを一望。まさに至福の時間ですね。ホテルは観光の中心エリアにあるので、フィレンツェを訪れた際はぜひ一度足を運んでみてください。
■ディヴィナ・テラッツァ
住所： Via del Proconsolo 3
TEL：(055)266271
営業時間：18～23時（冬期は17時～22時30分）
定休日：なし
Text＆Photo：S.I
↓↓↓イタリアの観光情報をもっと知りたい方はこちら！↓↓↓
【最新版】『るるぶイタリア ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィア・ミラノ’24』
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容（酒類の提供）等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
この記事を書いた人
