【ミラノ、ローマ】各地の食が集まるフードコートで、イタリアグルメを味わい尽くす!
念願のイタリア旅行! 街なかに点在するレストランを訪ねるのもいいけれど、ひとつの場所であれもこれもと楽しみたい。そんな欲張りな人にはフードコートがおすすめ。イタリア各地域の料理や食材が集まり、心もおなかも満足できること間違いなし。今回はミラノとローマ、2つの都市のスポットを紹介します!
Summary
ミラノ中央駅に併設する「イル・メルカート・チェントラーレ・ミラノ」
1、2階フロアに30以上のお店が並ぶ食のテーマパーク
フードコート内は落ち着いた照明とは対照的に、観光客の活気で大にぎわい。1階と2階を合わせた約4,500㎡のフロアに、全部で32ものお店が並んでいるのだとか。お店の前で直接オーダーのほか、テーブル席に設置されたQRコードを読み取って注文することもできます。
各お店では店名のほか、オーナーやシェフの顔写真と名前も紹介。作り手の顔が見え、料理にどのようなストーリーがあるのかたどれる仕組みになっています。
こちらは2階フロア。1階よりも広々とした明るい空間で、食事をゆっくり楽しむのに良さそうです。ここでは定期的にさまざまなイベントも開催しているとのこと。
ピッツァ、ドルチェ、肉料理。イタリアの食がなんでも揃う
ジャンルを問わずイタリア全土の美食が集まっていて、歩いているとどれにしようか迷ってしまうほど。もちろんクオリティも一流です。こちらはパン職人として近年注目を集めるダヴィデ・ロンゴーニ氏のお店。店頭にはおいしいそうなカットピッツァやパンがズラリ。
こちらはファウスト・サヴィーニ氏が手がける精肉店で、上質なお肉が豪快に並ぶディスプレイは圧巻。お肉はそのまま持ち帰るほか、その場で調理したできたて料理を味わうこともできます。
南イタリアのお菓子や、ミラノ菓子界のマエストロが手がけるドルチェなどスイーツも充実。
■イル・メルカート・チェントラーレ・ミラノ
住所:Via Giovanni Battista Sammartini 2
TEL:(02)37928410
営業時間:7~23時(金・土曜は~24時)
定休日:なし
「リナシェンテ・ローマ」最上階のフードホール
続いてはローマへ。イタリアを代表する高級デパートといえば「リナシェンテ」。創業100年を超える老舗で、イタリア国内に9店舗を展開しています。最上階はフードホールになっているということなので、トリトーネ通り沿いにあるローマ店をのぞいてきました。
高級デパートらしい、洗練された雰囲気のグルメ空間
デパートの入口とは別に設けられたフードホール専用の入口からエレベーターで上り、吹き抜けになった館内の最上階に到着。各階には、人気ブランドのブティックなどが入っています。
フロアは飲食店が所せましと並ぶいわゆる市場の光景ではなく、レストランやカフェテリア、食品売り場が混ざり合った広々とした空間。規模もそれほど大きくなくコンパクトにまとまっているので、ローマ観光の途中にフラッと訪れるのにもよさそうです。
ここ「ジーノ・ソルビッロ」はナポリピッツァ界のカリスマ的存在、ジーノ・ソルビッロ氏が手がけるイタリアの超有名店! 行列嫌いのイタリア人が列を作るくらいだとか。2019年に東京に初上陸したことでも知られています。ふわふわ生地の本場ナポリピッツァを味わうなら、ぜひここへ。
食品売り場でおみやげもゲット♪
食べるだけでなく、食品売り場の充実したラインナップもリナシェンテのフードホールの魅力。オリーブオイル、パスタ、ワイン、チョコレートなどイタリアで買いたい食材やお菓子は大体手に入るので、レストランで食事後におみやげ探しも済ませられちゃいます。
シチリアの伝統菓子、フルッタ・マルトラーナ€3。砂糖やアーモンドの粉で作った小さなフルーツの姿がかわいいです。
イタリアの上質なチョコレートブランド「タ・ミラノ」のチョコレート。ディスプレイいっぱいに並ぶのは見ているだけで幸せな気分になりますね。ラム入りのトリュフチョコやピスタチオチョコレートなど種類も豊富。
ローマの街一望のテラス席でホッとひと息
■リナシェンテ・ローマ
住所:Via del Tritone 61
TEL:(02)91387388
営業時間:10~21時(フードホールは~23時)
定休日:なし
Text&Photo:S.I
↓↓↓イタリアの観光情報をもっと知りたい方はこちら!↓↓↓
【最新版】『るるぶイタリア’24』
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。