ローマ&フィレンツェの外せない名物料理をピックアップ!

イタリア旅行で食べたいローマ・フィレンツェの名物料理8選と豆知識

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 イタリア イタリアン スパゲッティ・パスタ ピザ
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

山海の幸に恵まれた美食の国、イタリア。ひと口にイタリア料理といってもその種類はさまざまで、各都市それぞれに名物とよばれる料理があります。しかし、それらすべての紹介はあまりに膨大。ということで今回は、ローマ&フィレンツェの2都市にしぼり、そのなかでも絶対食べたい料理を厳選しました! イタリア旅行の参考にぜひ。

Summary

ローマ① イタリア料理の代表格「カルボナーラ」

イタリア料理の代表格「カルボナーラ」

ローマの郷土料理は庶民の文化から生まれた家庭料理が基本で、名物パスタも豊富です。日本でもおなじみの「カルボナーラ」はローマ発祥の郷土パスタ。フライパンでじっくり焼いたグアンチャーレ(豚ほほ肉ベーコン)に、羊の乳から作るペコリーノ・ロマーノや卵黄を合わせ、黒コショウを振るのが定番です。シンプルながら、卵黄やチーズがパスタに絡む濃厚な味わいは必食。

【オススメのお店】
■ロショーリ
住所:Via dei Giubbonari 21/22
TEL:(06)6875287
営業時間:12時30分~16時、19~24時
定休日:日曜

ローマ② すばやく調理できるのが名の由来「サルティンボッカ」

すばやく調理できるのが名の由来「サルティンボッカ」

薄切りにした仔牛肉に生ハムとセージの葉を重ね、バターでソテーして白ワインまたはマルサラ酒で香りよく仕上げるローマの郷土料理。“サルティンボッカ”という軽やかな響きの料理名はイタリア語で“口に飛び込む”を意味し、短時間で手早く調理できることが由来なのだとか。

【オススメのお店】
■ケッコ・エル・カレッティエレ
住所:Via Benedetta10-13
TEL:(06)5817018
営業時間:12時30分~14時30分、19時30分~23時
定休日:なし

ローマ③ こってりトマトソースが美味「アマトリチャーナ」

こってりトマトソースが美味「アマトリチャーナ」

ローマ郊外のアマトリチャーナ村発祥の郷土パスタ。グアンチャーレの脂でコクを出したトマトソースにパスタを絡め、たっぷりのペコリーノ・ロマーノと黒コショウを少々。穴あきパスタのブカティーニを使うのが定番です。よりシンプルに味わうなら、アマトリチャーナからトマトソースを抜いた「グリーチャ」もおすすめですよ。

【オススメのお店】
■アルマンド・アル・パンテオン
住所:Salita dei Crescenzi 31
TEL:(06)68803034
営業時間:12時30分~15時、19~23時
定休日:日曜

ローマ④ 気まぐれなピッツァ「カプリチョーザ」

気まぐれなピッツァ「カプリチョーザ」

イタリア料理といえばパスタと、そしてピッツァは外せません。ローマ風とナポリ風の大きく2種類あり、生地のなかの空気を抜いてパリッと焼き上げるのがローマ風ピッツァの特徴。“気まぐれ”を意味する「カプリチョーザ」は生ハムやキノコ、アーティチョークなどを具材に使ったピッツァですが、その名の通りシェフの気分次第なため、お店によってトッピングは異なります。

【オススメのお店】
■イーヴォ
住所:Via S.Francesco a Ripa 158
TEL:(06)5817082
営業時間:18~翌1時
定休日:火曜

フィレンツェ① 巨大ステーキが食欲をそそる「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

巨大ステーキが食欲をそそる「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」
フィレンツェで必ず食べたい料理で真っ先に名前が挙がるのが、「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」。厚さ3㎝ほどの骨付き肉を表面はこんがりと、なかはレアに焼き上げたフィレンツェを代表する名物料理です。熟成された分厚い牛肉は味、食べ応えともに大満足間違いなし!
味付けは塩コショウのみで、炭火で焼くのが正統です。

【オススメのお店】
■ブリンデッローネ
住所:Piazza Piattellina 10/11r
TEL:(055)217879
営業時間:12時30分~14時、19時30分~22時
定休日:月曜、6月末から3週間

フィレンツェ② モチモチ麺の食感がクセになる「ピーチ」

モチモチ麺の食感がクセになる「ピーチ」
ピーチと呼ばれるトスカーナの素朴な郷土パスタで、まるでうどんのような太くてモチッとした麺が特徴的。ガーリックトマトソースやラグーソースなど濃いめの味付けと相性がよく、新食感のパスタがクセになります。

【オススメのお店】
■サッソ・ディ・ダンテ
住所:Piazza delle Pallottole 6r
TEL:(055)282113
営業時間:12~23時
定休日:冬季の火曜

フィレンツェ③ トスカーナの伝統肉料理「ペポーゾ」

トスカーナの伝統肉料理「ペポーゾ」
フィレンツェが位置するトスカーナ州は食材の宝庫で、肉料理のおいしさでも知られています。「ペポーゾ」もそのうちのひとつで、たっぷりの黒コショウで味付けした牛肉を赤ワインで煮込んだトスカーナの伝統料理。牛肉のやわらかな食感と濃厚な味わいが楽しめます。

【オススメのお店】
■ヴィーニ・エ・ヴェッキ・サポーリ
住所:Via dei Magazzini 3r
TEL:(055)293045
営業時間:12時30分~14時30分、19時30分~22時30分
定休日:日曜

フィレンツェ④ ピリッとした辛さがアクセントに「スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ」

ピリッとした辛さがアクセントに「スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ」
ニンニクとトウガラシを利かせたピリ辛のトマトソースパスタ。カレッティエラとは“御者風”を意味し、寒い冬に馬車を引く御者が体を温めるために作ったのが発祥ともいわれています。ピリ辛トマトソースといえばアラビアータが有名ですが、より辛くニンニクの香りが強いのが特徴です。

【オススメのお店】
■トラットリア・アルマンド
住所:Borgo Ognissanti 140r
TEL:(055)217263
営業時間:12時15分~14時30分、19時15分~22時30分
定休日:日曜、月曜のランチ

以上、独断で選んだローマ&フィレンツェの名物料理でしたが、ここで紹介したものはごく一部。まだまだイタリアにはおすすめの料理がいっぱいあります。“これは絶対食べたい!”というものは事前にリサーチして、充実のイタリアグルメ旅を楽しんでください!

Text&Photo:S.I

↓↓↓イタリアの観光情報をもっと知りたい方はこちら!↓↓↓
【最新版】『るるぶイタリア ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィア・ミラノ’24』

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください