鎌倉「10nbo」の純生食パンで作る超しっとり“冷やしベイクドフレンチ”
鎌倉大仏で知られる高徳院と江ノ電・長谷駅の間に、2022年4月にオープンしたパンスイーツカフェ「10nbo(トンボ)」。看板メニューの「ベイクドフレンチ」は、こだわりの純生食パンで作るしっとり&もっちもち生地がポイントの“冷たいフレンチトースト”です。一度食べれば虜になること必至!フレンチトーストの新境地をぜひ試してみて♪
色鮮やかなターコイズブルーを目印に!
お店までは江ノ電・長谷駅から歩いて約5分。改札を出たら、鎌倉大仏で有名な高徳院へと続くメインストリート「長谷通り」をまっすぐ進みましょう。ターコイズブルーが目を引く、スタイリッシュな建物がお目当ての「10nbo」です。
店内はカウンター席のみのスタイル。天気のいい日には、店先のウッドデッキテラス席でゆっくり過ごすのもいいですよ♪
高徳院や長谷寺から徒歩数分というご利益エリアにある「10nbo」ですが、実は“10nbo=トンボ”という店名もそのご利益にあやかって名付けられたものなんです。
後退することなく前にしか進まないトンボは“勝ち虫”ともよばれ、戦国時代には武士の縁起物とされました。店内の壁紙をよく見るとトンボがたくさん!おいしいスイーツを楽しみながら、ご利益もいただけちゃうかもしれませんね♪
おいしさの秘密はこだわりの食パンと冷やしにあり!
こちらがお店自慢の冷たいフレンチトースト、その名も「ベイクドフレンチ」です。一番人気のチョコレートソースをはじめ、フルーツソースを使ったものなど味は全4種類。今回は、特におすすめの2品をご紹介します。
「10nbo」の冷やしフレンチトーストのなかでスタンダートタイプとされるのが、チョコレートソースをかけたこの「ベイクドフレンチ」です。
純生食パンを卵液に長時間漬け込み、鉄板でこんがりと焼きあげた後4時間以上かけてゆっくりとパン生地を冷やしていきます。
そこにたっぷりのホイップクリームとナッツを散りばめ、キャラメルソース&チョコレートソースをかけて完成!
卵液がしっかりと染み込んだパン生地は、冷やすことでうま味がギュッと凝縮され、この上ないおいしさに♪冷たいのに驚くほどしっとり&もっちもちの食感なんです。口いっぱいに広がるパン生地の濃厚なうま味と、ほどよい甘さのチョコレートソースとのバランスも最高!
おいしさの鍵を握る“食パン”にも秘密がありました。使用しているのは「10nbo」のオーナーが店長を務める、横浜・瀬谷の「HARE/PAN(ハレパン)」の“純生食パン”。オリジナルブレンドの小麦粉と徹底的に吟味した素材で作られる純正食パンは、耳までやわらかく、やさしい甘さの逸品です。これをベースに用いているからこそ、「ベイクドフレンチ」の生地があれだけおいしいのか~!と納得。
さっぱり味派なら断然「ベイクドフレンチフルーツ」
「ベイクドフレンチフルーツ・ストロベリー」は、甘酸っぱいストロベリーソースとドライフルーツがポイント。生地のしっとり&もっちもちとした食感に、ソースの甘酸っぱさとホイップクリームがほどよくマッチ。さっぱりと食べられるひと品ですよ!
ストロベリー味のほか、ブルーベリーやマンゴー味もあります。
「ベイクドフレンチ」を堪能した後は、勝ち虫である“トンボ”の縁起を担いで運だめしを!受け皿として使っていた台紙がおみくじになっているので、おいしさの余韻に浸りながらお互いのおみくじを見せ合って楽しんでみて。めったにお目にかかれない、最上運の「大大大吉」に出合えたらいいことがあるかも♪
1杯ずつドリップする「10nboコーヒー」
お店自慢のブランド豆をハンドドリップで淹れる一杯は、スイーツとも相性抜群。深煎りと浅煎りの2種類から選べます。
今回ご紹介した以外にも、カットフルーツがゴロっと入った「トンボスカッシュ(レモン・グレープフルーツ)」650円や、「HARE/PAN」の純生食パンで作った「ラスク」300円なども人気の「10nbo」。鎌倉・長谷散策の心強い味方になりそうですね♪
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
Assistant:茨木幸子
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