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【茨城県】都心から約1時間!日本最大級の空中いちご園「グランベリー大地」でいちごを食べ比べ

【茨城県】都心から約1時間!日本最大級の空中いちご園「グランベリー大地」でいちごを食べ比べ

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都心から車でも電車でも約1時間の場所に“空中のいちご園”「グランベリー大地」が2022年12月17日にオープンしました。敷地はなんと東京ドームのグラウンド1個分で、最大の特徴は約19万本のいちごが空中に浮くように栽培されていること。新感覚のいちご狩りを体験しに行ってきました!

Summary

ハウス内は空中いちご園。立ったままで摘みやすい

「グランベリー大地」は茨城県常総市の圏央道常総ICからすぐのところにあり、都心から車で約1時間ほど。電車でも秋葉原駅から最寄りの三妻駅まで約1時間15分、そこから徒歩で10分と、アクセス抜群の観光農園です。

併設するカフェの2階にあるウッドデッキからの眺め
併設するカフェの2階にあるウッドデッキからの眺め

東京ドームのグラウンド1個分、3万7000平方メートルという広い敷地には、いちごが育つハウスがいくつも立っています。

ハウスのなかに入ると、いちごの栽培棚が頭上から吊り下げられており、これが“空中いちご園”と呼ばれる由来。こうすることでいちごを育てるスペースが増え、地面で栽培するのに比べて倍近くいちごを収穫できるそう。同じ栽培方法をとる農園のなかでは「グランベリー大地」が日本で最大級の規模を誇ります。

歩きやすい上に、ベビーカーも車椅子も通りやすくなっています
歩きやすい上に、ベビーカーも車椅子も通りやすくなっています

可動式の栽培棚は地上から1メートルほどの高さになるので、大人も子どもも立ったままいちご狩りを楽しむことができます。目の前につやつやと赤いいちごがたくさん並び、いちごの白い花もよく見えます。

足元はフラットになっているので、ベビーカーや車椅子を利用する人と一緒にいちご狩りを楽しめるのもうれしいポイントです。

夜もいちご狩りができるようハウス内にはLED照明を設置
夜もいちご狩りができるようハウス内にはLED照明を設置

ハウスにはLED照明があって、夜にもいちご狩りをすることができます。 夜のいちご狩りができるのは金曜日と土曜日、祝前日の19時から。事前に予約が必要ですが、仕事帰りに行くいちご狩りも盛り上がりそう。ハウス内はフラットになっているので、足元や服装を気にせず参加できるのも魅力です。いちご狩りの事前説明VTRには、英語や中国語の字幕が付いているので、外国からのお友達を連れて行っても、楽しんでもらえるはず。

「とちおとめ」「あまおとめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」を食べ比べ

栽培されているいちごの種類は、表示をチェック
栽培されているいちごの種類は、表示をチェック

「グランベリー大地」では全7種類のいちごを栽培しており、1つのハウスのなかで複数種育てているので、いちごの食べ比べをすることもできます。

今回の取材では、「とちおとめ」「あまおとめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」が食べごろのハウスでいちご狩りをしました。食べごろの品種がその日によって異なるので、どの種類を食べ比べられるのかは当日のお楽しみです。

あまおとめ
あまおとめ

「あまおとめ」は糖度が高めで果実が柔らか。「とちおとめ」は、程よい酸味があり果汁が豊富。「恋みのり」は香り華やかで、甘みと穏やかな酸味が特徴。「紅ほっぺ」はいちご本来の甘酸っぱさとコクを感じる品種です。

とちおとめ
とちおとめ

味や香りなど、それぞれの違いを吟味しながら食べ比べをしているとついつい食べすぎてしまいます。好みのいちごについて話しながらいちご狩りをする40分間。思い出に残りそう!

恋みのり
恋みのり

摘みたて!いちごスイーツもSNS映え間違いなし

カフェの外観。テラス席もあります
カフェの外観。テラス席もあります

「グランベリー大地」にはカフェも併設。摘みたてのいちごをふんだんに使ったスイーツやドリンクがいただけます。

後列左から「ミニパフェ」858円、「いちご尽くしパフェ」3300円、「グランベリーパフェ」1980円、前列左から「いちごチョコムース」495円、「グランベリードーム」880円、「いちごティラミス」495円、「いちごいっぱいティー(ポット)」748円
後列左から「ミニパフェ」858円、「いちご尽くしパフェ」3300円、「グランベリーパフェ」1980円、前列左から「いちごチョコムース」495円、「グランベリードーム」880円、「いちごティラミス」495円、「いちごいっぱいティー(ポット)」748円
「グランベリードーム」880円
「グランベリードーム」880円

ホールケーキの状態だといちごを約110粒は使っているという「グランベリードーム」。表面にも内部にもいちごがたっぷり。最初から最後まで、いちごを堪能するためのケーキです。生クリームも軽い食感で、ボリュームはあるものの最後まで飽きず、もうひとつ食べられそうなほど。

「いちごチョコムース」495円
「いちごチョコムース」495円

「いちごチョコムース」はいちごとチョコのムースを2層にして、さらにいちごと生クリームでデコレーションしています。ムースはいちごの味を濃縮したような仕上がりで、満足感たっぷり。チョコといちごの相性もバツグンです。

ほかにも迫力満点で映えるいちごのパフェや、プリン、いちご大福や団子といちごを組み合わせた串など、和洋問わずいちごを楽しめるスイーツがいくつも用意されています。

「グランベリーフローズンサワー」715円
「グランベリーフローズンサワー」715円

レモンサワーに削りいちごを⼊れたお酒、「グランベリーフローズンサワー」715円もあり、大人のいちご狩りを締めくくるドリンクにぴったりです。

またおみやげも充実。フレッシュないちごはもちろん、いちごを使ったラングドシャやポップコーン、パンなども並び、帰る前のおみやげ選びまでしっかり楽しめます。2023年の4月には近隣に「道の駅常総(仮称)」や「TSUTAYAブックカフェ」がオープン予定です。

宙に浮かぶいちごを立ったまま収穫できる“空中いちご園”「グランベリー大地」。新感覚のいちご狩りで、摘みたていちごを存分に味わってみてはいかがでしょうか。

■グランベリー大地(ぐらんべりーだいち)
住所:茨城県常総市三坂新⽥町2383
TEL:0297-44-6615
受付時間:9時30分~14時50分 
営業時間:9時30分~17時 夜のいちご狩り 19~20時(金・土曜、祝前日のみ営業、予約制)
定休日:無(栽培状況により休園する場合あり)
料金:大人(中学生以上) 平⽇2200円、⼟・日曜、祝日2500円、 夜3000円
⼩学⽣ 平⽇1500円、⼟・⽇曜、祝日1800円、夜2200円
園児 平⽇1200円、⼟・⽇曜、祝日1500円、夜1800円 
※3歳未満無料。団体(15名以上)100円引き


Text&Photo:野崎さおり、mogShore

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