【神戸】L’AVENUEの世界が称賛したチョコレートと絶品スイーツ
数多くの絶品スイーツ店が並ぶ神戸のなかでも、とびきり高い人気を誇るのが、2012年にオープンした「L’AVENUE(ラヴニュー)」。神戸三大パティスリーのひとつともいわれるこちらでは、世界的なチョコレート大会での優勝歴を持つパティシエ・平井茂雄さんのケーキが楽しめます。今回は、お店の魅力、そして、ぜひ食べておきたい定番のケーキを紹介します。
Summary
北野の街並みに調和するおしゃれな店構え
L’AVENUEがお店を構えるのは、三宮駅から15分ほどの距離にある北野の閑静な住宅街。駅を出て生田新道を西に進み、トアロードを400mほど北上するルートがスムーズです。遠くからでも目を引く、おしゃれな店構えが目印です。
ウッディな意匠の店内では、落ち着いてケーキやスイーツを選ぶことができます。10時30分の開店が近づくと平日でもお店の外に行列ができ、人気商品が一瞬で売り切れてしまうことも珍しくありません。
ケーキ以外に、クッキーやフィナンシェなど焼き菓子のバリエーションも豊富。自家製のジャムやマーマレードも販売しており、ギフトとして購入する人も多いのだとか。
チョコレートマスター・平井茂雄さんとは?
L’AVENUEのスイーツを生み出している平井茂雄さんは、2009年に世界で唯一のチョコレートの世界大会「ワールドチョコレートマスターズ2009」で優勝。2011年にはフランスのチョコレートメーカー・カカオバリーのアンバサダーに任命されるなど、日本でのチョコレート発展に大きく寄与されています。2012年春に地元・神戸でL’AVENUEをオープンし、2013年には一般社団法人日本洋菓子協会連合会の公認技術指導委員に就任。世界的に知られる、日本を代表するパティシエのひとりです。
マストバイな看板商品〜ボンボンショコラ
L’AVENUEの魅力を知るには、まずチョコレートから。看板商品であるボンボンショコラは、3〜12個入りの商品がラインアップされ、バリエーション豊かな味が楽しめます。写真の「グランクレアシオン」は12個入りで3880円。木苺やオレンジ、ピスタチオなど、さまざまな食材を使用したチョコレートが並び、豊かな彩りにも目を奪われます。
チョコレート関連の商品は、ほかにもナッツとマシュマロの食感が楽しい「ソシソンショコラ」やローストしたアーモンドをミルクチョコでコーティングした「アマンド ショコラ」、オレンジジャムやガナッシュを層にしたガトー「グラシオー ショコラテ」など、さまざまな種類を揃えています。
絶対に食べたい人気ケーキ その1〜ショックフランボ
L’AVENUEでは、看板商品であるチョコレートと同様にチョコを使ったケーキも人気です。今回は、約20種類並ぶ店頭メニューの中からおすすめの3品を紹介します。
まずはダークな色合いと光沢が美しい「ショックフランボ」700円をご紹介。ムースチョコレートとピスタチオのビスキュイ、ラズベリーの果肉とジュレが層を成し、グラサージュショコラでコーティング。上品なチョコの甘さにラズベリーの酸味がアクセントを加えます。
絶対に食べたい人気ケーキ その2〜ルージュ
続いてはピンクの色合いが艶やかな「ルージュ」640円。ラズベリーのクラフティにベリーのムースを重ねたフルーツタルトで、ほのかな酸味と甘味のバランスが絶妙。毎年11月〜翌年春にかけて並ぶ期間限定の商品で、オープン以来、高い人気を誇る一品です。上にのるフルーツは時期により変わります。
絶対に食べたい人気ケーキ その3〜リーム
トリを飾るのは「リーム」640円。表面を包むミルクチョコレートと西洋梨のコンポート、トンカ豆のクレームブリュレが段階的に味わいを醸し出し、口に入れた瞬間に広がるトンカ豆とチョコレートの薫りの後に梨の爽やかな甘みが追いかけてきます。ヘーゼルナッツのビスキュイとそぼろクッキーが食感のアクセントとなり、最後まで楽しく食べ進めることができます。
神戸が生んだチョコレートマスターの技を堪能できるL’AVENUE 。2022年12月には店舗から徒歩2分の距離に新店「L’AVENUE bis」がオープン。こちらではチョコレートの他にアイスクリームやクレープを販売し、店頭のベンチで食べることができるなど、新たな魅力を展開しています。
■L’AVENUE(らゔにゅー)
住所:兵庫県神戸市中央区山本通3-7-3 ユートピアトーア1F
TEL:078-252-0766
営業時間:10時30分〜 ※閉店時間は、季節や曜日により異なる。公式WEBサイトにて確認
定休日:水曜(火曜不定休 ※不定休は公式WEBサイトのカレンダーにて告知)
Text:伊東孝晃
Photo:古賀亮平
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