荻窪「CROSS POINT」で竹炭ロールケーキやほうじ茶プリンに舌鼓!
荻窪駅北口から徒歩約5分、青梅街道沿いに誕生したコーヒースタンド「CROSS POINT(クロスポイント)」。黒と白を基調にした店内では、手作りのスイーツやとっておきのコーヒー、ボリューミーなサンドイッチなどが味わえます。店内は落ち着いた雰囲気で、フリーWi-Fi&全席電源付きだから、ちょっとした作業や、集中して仕事を仕上げたいときなどにもぴったり。
世代も性別も超え、あらゆる人が集うコーヒースタンド
東京メトロ丸の内線とJR中央線、2つの路線がクロスする荻窪駅。「CROSS POINT」という店名には、そんなハブ駅である荻窪に位置することや、世代や性別、国籍、宗教など、あらゆるものを超えて交わる場所でありたいという思いが込められているといいます。
下北沢で16年間続いたカフェ「Seven Colors」、芝公園「LIT COFFEE & TEA STAND」を運営するTYO COFFEEが手がけるお店で、今後ケータリングやコーヒー豆の自家焙煎&販売など事業を拡大するにあたり、コーヒー豆の焙煎や調理をメインに行うためのセントラルキッチンとしてオープン。すると、「こんな素敵なカフェが欲しかった!」と地元の人を中心に瞬く間に評判が広がっていきました。
当初の狙いどおり、一日を通して、老若男女問わず、さまざまな人が訪れるのだとか。
ドリンクはもちろん、サンドイッチやスイーツも含めて、すべてのメニューはテイクアウトが可能。
2階にはカウンター3席、テーブル8卓のゆったりとしたイートインスペースが用意されています。すべての席にWi-Fiと電源コンセントが完備されている点も魅力ですね!
竹炭を使ったシグネチャードリンク&スイーツに注目
こちらで扱うのは高品質のスペシャルティコーヒーのみ。ハンドドリップとエスプレッソ、2種類のいれ方で味わうことができます。
なかでもおすすめは、竹炭と深煎りのエスプレッソを合わせた「BLACKLATTE」680円。ほろ苦い風味のなかに、ほんのりシナモンが香ります。
ラテに使用しているカップは、有田焼の職人とコラボレーションしたオリジナル。
運営するTYO COFFEEでは「coffeeを飲む以外でも楽しむ」をコンセプトにしたプロダクトブランドも手がけていて、波佐見焼のタンブラーやロス豆をアップサイクルした箸などもプロデュースしているそう。
こちらも真っ黒な見た目に釘付け!な「竹炭ロールケーキ」600円。
竹炭を混ぜ込んだふんわりとした生地でエスプレッソのコーヒークリームを包み、キャラメリゼしたエチオピアの浅煎り豆をトッピング。さらに、自家製キャラメルソースをかけて仕上げています。
竹炭そのものの味がするわけではなく、コーヒーのほろ苦さが生きた大人の味わいです。
ひとつひとつ、素材選びからこだわり抜いたスイーツが充実
こちらは、姉妹店でも人気の「ほうじ茶プリン」580円。
使用しているのは、静岡の老舗「カネイ一言製茶」に特注しているというオリジナル焙煎のほうじ茶。むっちりとした固めの食感で、しっかりほうじ茶の味わいが感じられる食べごたえのあるプリンです。
店頭のガラスケースには、シナモンやクローブ、ナツメグなどを使ってスパイシーに仕上げたキャロットケーキに、クルミ入りのフロストをのせた「キャロットケーキ」580円と、じっくり煮込んだリンゴフィリングとクリームチーズ入りの「自家製アップルパイ」650円も並び、思わず目移り。
もうすぐ店内に焙煎機が設置され、自家焙煎がスタート予定。そうすれば、焙煎したて、挽きたてのコーヒーがいただけるようになるそうです。こちらも楽しみですね!
Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)
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