街をつなぐ「Q」って?人気フォトグラファーもろんのんさんと行く、岡崎市のフォトジェニックな休日プラン♪
岡崎市といえば、徳川家康、岡崎城、八丁味噌…、歴史に彩られた美しい城下町といったイメージですよね。そんな岡崎ですが、近頃、名鉄東岡崎駅周辺の「Q」エリアにおしゃれスポットが急増中なのだとか。人気フォトグラファーもろんのんさんと巡り、「Q」の魅力を探してきました。
Summary
岡崎市に「Q」が誕生?人々が集う【QURUWA】って?
乙川が町の東西に流れる岡崎市。名鉄東岡崎駅周辺に点在する町の主要スポットを結ぶと、動線が「Q」の字に見えることから、一帯を「QURUWA」と名付けたのだそうです。簡単にいうと、岡崎のまちなかで元気に変わるエリアってこと。すでにQURUWAでは、7つの公民連携プロジェクトが進んでいて、公園の整備やさまざまなイベントが開催され、賑わっています。
サイクリングが気持ちいい!【名鉄東岡崎駅でレンタサイクル】
名鉄名古屋駅から電車で30分、名鉄東岡崎駅に到着しました。バッテリーのチャージャーステーションを備えた駅構内のサイクルポートは、観光起点に利用しやすいのがいいですね。アプリやICカードで「HELLO CYCLING」に事前登録すれば、市内16カ所のサイクルポートでレンタルできます。乗りたいところで乗って、降りたいところで降りる気軽さも人気です。15分50円。
東岡崎駅構内チャージャーステーションで自転車を借りたら、まずは乙川のほとりを目指しましょう。水面に映す季節ごとの景色と、心地よいせせらぎに癒やされながらのんびりサイクリング♪自転車も電動なので籠田公園や岡崎公園までなら、ラクラク移動できますよ。
自転車のサイズも豊富に揃っているので、多少慣れてなくても安心です。歩行者専用の桜城橋では自転車から降りて押し歩きしましょう。
■HELLO CYCLING東岡崎駅構内チャージャーステーション(はろー さいくりんぐひがしおかざきえきこうないちゃーじゃーすてーしょん)
住所:愛知県岡崎市明大寺本町4-70
電話:なし
営業時間:24時間
定休日:無休
乙川に面した開放感バツグンのニューシンボル【オトリバーサイドテラス】
2019年11月にオープンした「オトリバーサイドテラス」は、岡崎の玄関口となる名鉄東岡崎駅直結の複合施設。ホテル、レストラン、カルチャースポットなどが集結し、QURUWAエリアの拠点にもなっています。ここでは乙川を眺めるテラス席が自慢のカフェに立ち寄りました。
Cafe+Dining Bar Mellows
「オトリバーサイドテラス」の3階にあるロケーション抜群のカフェダイニング。ゆったりしたテラス席で味わうランチのなかでは、ロコモコなどのプレートランチ1480円やカレーランチ1380円、BURGERランチのガーリックシュリンプバーガー1580円などがおすすめ♪
カフェ利用での定番はフレンチトースト980円。注文を受けてから焼き上げるこだわりのフレンチトーストで、ソフトクリームとの相性もバツグンです。
Light cafe Riverside Garden東岡崎店
テラス自慢のもう1店舗は、パンケーキで有名な「Light cafe」の東岡崎店。ここでは「ふわふわ、しゅわしゅわ」な口あたりのリコッタチーズパンケーキ1180円をオーダーしました。名物の3Dラテもお忘れなく。ドリンク料金+400円で、ネコ、イヌ、ブタ、パンダ、クマを描いてくれます。時間とともに崩れていく動物の表情もシュールでキュート!
焼きたての状態で味わいたい名物パンケーキはふわっふわ!かわいらしい3Dラテアートに癒やされたひとときを♪
■オトリバーサイドテラス(おとりばーさいどてらす)
住所:愛知県岡崎市上明大寺町2丁目14番1ほか
電話:店舗により異なる
営業時間:店舗により異なる
定休日:なし
■Cafe+Dining Bar Mellows(かふぇ だいにんぐ ばー めろうず)
電話:0564-83-8700
営業時間:11~23時
定休日:月曜
■Light cafe Riverside Garden東岡崎店(らいと かふぇ りばーさいど がーでんひがしおかざきてん)
電話:0564-73-0011
営業時間:10~21時
定休日:木曜
爽やかなそよ風が気持ちいい!休憩所でのんびり【桜城橋】
「オトリバーサイドテラス」から自転車を3分走らせると、乙川に架かる桜城橋に到着します。橋の上は歩行者専用の橋上公園になるため、自転車から降りて移動〜。2020年3月22日に開通した橋ですが、すでにQURUWAを代表する新名所になっています。
実際に橋の上を歩いてみると、開放感に包まれ気持ちいい♪豊かな自然に囲まれた岡崎市額田地区でとれたヒノキを、橋の資材として使うことで、水源域の木を流域全体で使う「木の地産地消」を実践しているのだそう。人にも環境にもやさしいのがポイントですね。
橋の中央には休憩できる場所があったり、思い思いのスタイルでのんびり過ごせそう。全長121.5m、幅19mの橋は想像以上に広々とした造りでした。
■桜城橋(さくらのしろばし)
住所:愛知県岡崎市明大寺本町
電話:0564-23-7406(岡崎市公園緑地課)
営業時間:散策自由
定休日:通行自由
徳川家康ゆかりの地で徳川四天王を発見!【中央緑道】
桜城橋と籠田公園を結ぶ中央緑道は、河岸段丘の高低差を生かして整備された通り。桜城橋〜中央緑道〜籠田公園を結ぶ600mは天下をとった家康公にちなみ「天下の道」と名付けられ、この中央緑道に4体の石像が立っています。井伊直政、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政を見つけられるかな?
「みちひろば」をコンセプトに、安心して歩けて休憩もできる憩いの場所です。段差や階段などで立体的な空間を演出しているので、お気に入りの居場所を見つけるのも楽しみ♪ところどころに置かれたカラフルな椅子に座って、のんびり岡崎時間を体感してみてくださいね。
途中にヒマラヤスギを使った立体テラスがありました。周囲の街並みに調和した絶好の撮影スポットで、さまざまな角度から撮影を楽しめました。
■中央緑道(ちゅうおうりょくどう)
住所:愛知県岡崎市康生通南3丁目
電話:0564-23-7406(岡崎市公園緑地課)
営業時間:通行自由
定休日:通行自由
センスのいいおみやげをゲット!【Okazaki Micro Hotel ANGLE】
籠田公園にほど近い、岡崎の日常に溶け込むように滞在できる全6室のホテル。1階の奥にあるスタイリッシュなカウンターでチェックインを済ませ、ミニマルで落ち着ける部屋へ。まるで今まで暮らしていたかのようなしっぽり感に癒やされます。街並みを望む屋上テラスは宿泊者の共有スペースとなっていて、こちらも開放的で居心地のよい場所です。
一角にはセンスのよいオリジナルのみやげが並んでいます。ティーパックやジンジャーシロップ、写真集やポストカード、カメラ用ストラップまで、どれもとってもおしゃれ♪
モーニング限定のもちもちガレット【écumer ハナレ】
ホテルの1階スペースで午前中のみ営業するカフェ。ホテルの前に立つ白い建物が巨大なレフ板の役目となり、とにかく明るくて目覚めのよい朝を演出してくれます。宿泊者のモーニングにおすすめなのが、コンプレット(目玉焼き&ロースハム)800円。もちもちのガレット生地ととろとろの玉子が朝食にぴったり。コーヒー550円などのドリンクと一緒にオーダーして。
元カメラ屋さんでいたるところにカメラ屋の面影が潜んでいます。コダックのパトローネを模した傘立てなど、いろいろ探してみて。
■Okazaki Micro Hotel ANGLE(おかざき まいくろ ほてる あんぐる)
住所:愛知県岡崎市籠田町21センガイドウビル
電話:080-4541-5173
定休日:不定休
料金:1泊素泊り7810円〜
■écumer ハナレ(えきゅめ はなれ)
住所:愛知県岡崎市籠田町21センガイドウビル
電話:なし
営業時間:7時30分〜11時(〜10時30分LO)
定休日:日・月曜
フォトジェニックなキッチンカーを発見!【籠田公園】
QURUWAの一角を担う籠田公園は、2019年7月にリニューアルされた憩いのスペース。整備された園内には芝生広場や子どもの遊び場などがあり、平日でも多くの人が足をとめてのんびりしています。こんなのどかな公園に、営業時間になると姿を現わすキッチンカーが「hiro.café」です。オーナーの鈴木さんのお人柄もあって、会話も弾む人気のカフェです。
「hiro.café」の営業場所は、公園の西側に広がる「まちの縁側」。椅子とテーブルが設置された広い東屋が目印です。色鮮やかなドリンクは青空ソーダ、生搾りレモンスカッシュ、季節のフルーツエードなど、どれも400円。散歩の途中に立ち寄りたいですね。
園内でもひときわ目を引くキッチンカー。ドリンクの種類も豊富なので、毎日訪れても飽きません。鈴木さんとのほっこりトークにも癒やされます。
■籠田公園(かごだこうえん)
住所:愛知県岡崎市籠田町68
電話:0564-23-7406(岡崎市公園緑地課)
営業時間:園内自由
定休日:園内自由
■hiro.café(ひろかふぇ)
住所:愛知県岡崎市籠田町68
電話:090-8860-6878
営業時間:SNSで要確認
定休日:木曜、そのほか不定休あり
岡崎市をめぐる1日、いかがでしたでしょうか?QURUWAを中心にますます進化する岡崎市は、人々が豊かに暮らすための仕掛けがいっぱいありました。日常の風景をさまざまな角度できりとって、わくわくする岡崎市の今を感じてみてくださいね。
『岡崎』をもっと知りたい!
今回のスポットは、フリーペーパー『かなり楽しい おかざきめぐり』に掲載されています。
『かなり楽しい おかざきめぐり』は岡崎市内各所(観光案内所、宿泊施設、道の駅など)に、置かれているので、ぜひ岡崎市観光やおでかけのお供にいかがでしょうか?
Text:るるぶ&more.編集部
Photo:もろんのん
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
Sponsored:岡崎市