新感覚スイーツも!?昭和女子大学の学生が姫路の特産品5選を本気でレビュー!
古くから城下町として発展してきた「姫路」には、特産品が数多くあるのをご存知ですか?お菓子や日本酒、練り物といった食料品から革製品などの工業製品まで、魅力的なものがたくさんあるんです。そんな姫路市が、社会課題の解決を目指す”プロジェクト型学修”に力を入れている昭和女子大学と連携して、特産品の魅力を発信するプロジェクトをスタート。姫路市の特産品のなかから大学生が選んだとっておきのものを、学生目線でレビューします。
昭和女子大生の学生が姫路市の特産品をPRするプロジェクトって?
世界文化遺産の「姫路城」があり、観光地としても人気の高い兵庫県姫路市。そんな姫路市のPRに若者の視点を生かしたいと、姫路市は2021年、東京・世田谷区にある昭和女子大学と「姫路市と昭和女子大学との地方創生事業の推進に関する連携協定」を締結。学生たちが姫路市について学び、彼らならではの目線から姫路市の魅力を発信することで、姫路市を盛り上げているんです。
そして今回、昭和女子大学の学生5名が、姫路市の特産品をるるぶ&more.で紹介してくれることに。もちろん、るるぶ&more.編集部も全面協力!編集講座を開き、Web記事の書き方などをレクチャーしました。学生が選んだ姫路市の特産品は?各商品へのあふれる思いを込めたレビューは必読です♪
スイーツから革製品まで!姫路市の魅力を徹底レビュー
五層もなか
江戸後期、産業復興を目的に藩が和菓子作りを奨励し、職人を江戸や長崎などに派遣して製造技術を学ばせたことが姫路のお菓子の原点となっています。そんな姫路のお菓子のなかから今回紹介するのは、おみやげとして人気が高い「五層もなか」です。
「五層もなか」は、姫路城の改修工事を祈念し、昭和31年(1956)に誕生しました。材料にもこだわり、佐賀県産のもち米、北海道産の小豆、食感のアクセントとして刻んだ栗が入っています。形は、姫路城と同じ五層7階建てで、細かいところまで再現。5個入りから20個入りまであるので、家族や職場など用途に応じて買うことができます。甘さ控えめでついつい手が伸びてしまう味わいは、おみやげに喜ばれること間違いなしです。
■五層もなか本舗 本店工場
住所:兵庫県姫路市幸町71
TEL:079-284-2525
営業時間:8~17時
定休日:無休
揖保乃糸
姫路市のある兵庫県の南西部エリア・播磨地方は、そうめん作りに適した豊かな気候風土で、古くからそうめんの生産が盛んでした。この地では、約600年も前からそうめんが食べられていたという記録が残り、「そうめん やっぱり 揖保乃糸」で広く知られる「揖保乃糸」は兵庫県・播磨地方の名品。今では夏の風物詩となっています。
上質な専用の小麦粉と、揖保乃糸と同じ播磨地方の名産である赤穂の塩を使い、約600年もの間、受け継がれてきた伝統製法で作られる「揖保乃糸」。その魅力はなんといっても瑞々しく滑らかな舌触りとソフトでコシのある食感です!そうめんは夏によく食べられますが、実は季節を問わず楽しむことができる万能食材というところも魅力の一つ。冬は身体を温めてくれるにゅうめんが絶品です。ぜひ、試してみてください!
■揖保乃糸 資料館 そうめんの里
住所:兵庫県たつの市神岡町奥村56
TEL:0791-65-9000
営業時間:9~17時(入館は16時30分まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
凍らせゆず酒
姫路市内にも8つの酒蔵があり、それぞれ魅力的なお酒を造っています。そのなかでも壺坂酒造には「凍らせゆず酒」という商品があります。「凍ってるお酒!?」と驚く方もいると思いますが、シャリシャリした食感と濃いめのゆずの風味を感じる、大人のシャーベットのようなお酒です。ぜひ皆さんも冷凍庫で凍らせて、デザート感覚で味わってみてください!
■壺坂酒造株式会社
住所:兵庫県姫路市夢前町前之庄1418-1
TEL:079-336-0010
営業時間:9~16時
定休日:無休(4~10月は第3水曜)
城下町どっぐ
兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海に面していることから、海の幸に恵まれ、古くからかまぼこの生産に適した土地として知られています。“蒲鉾発祥の地”とも言い伝えのある兵庫県。かまぼことは歴史的にも強い結びつきがあるのだとか。そんな土地にあるヤマサ蒲鉾では、姫路のご当地グルメとして大人気の「城下町どっぐ」を販売しています。
「城下町どっぐ」は、見た目はアメリカンドッグですが、中身はチーズ入りのかまぼこです。年間で約16万本を売り上げる大ヒット商品なんだとか!価格が1本180円と学生でも買いやすく、老若男女問わず大人気のワンハンドグルメです。姫路観光の際にはぜひ試してみてください!
■ヤマサ蒲鉾株式会社 大手前店
住所:兵庫県姫路市二階町60番地
TEL:079-225-0033
営業時間:9時30分~19時
定休日:無休
革製品
播磨地方に大陸から皮をなめす技術が伝えられたのは、一説によると弥生時代のことなんだとか。中世には、姫路地域で製革が盛んに行われ、「播磨の革工能く熟皮(なめしがわ)を物し、その品争いて当時の武士に求められる」といわれるほど、人気を集めていたそうです。戦国時代にはさまざまな色で革を染め、甲冑や馬具の装飾に使用されていたほどです。
そんな姫路のなめし革を使ってクラフト体験ができるのがtomalier(とまりえ)。こちらのお店では、レザークラフト体験(所要時間30分、2000円~)でコインケースやキーケースなどを短時間で作成することができます。また、日付や名前などを刻印することができて、自分だけのオリジナル製品になります。ほかにもペンケースや名刺入れなど、3時間程度の本格手縫いコースもあるのだとか。さらに、カフェも併設されているのでおいしい淹れたてのコーヒーを飲みながら作業することも!JR姫路駅から徒歩6分ほどで行けるので、姫路城の観光の際に寄ってみてください!
■tomalier(とまりえ)
住所: 兵庫県姫路市忍町19
TEL:公式SNSよりお問合せ
営業時間:10~18時
定休日:火~木曜
スイーツから革のキーケースまで、幅広い特産品をレビューしてくれました。このほかにも、姫路市でおすすめしたいものはまだまだあるのだとか。とはいえ、まずは、彼女たちのレビューを参考に、姫路市へ足を運んで、素敵な特産品にふれてみてください!......きっと、今よりもっともっと、姫路市のことを好きになれますよ。
Text:昭和女子大学(大橋琴実、岡 萌那、杉原早紀、佐藤歩未、木下風花)、田島暁美
Photo:村岡栄治
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