【沖縄】宜野座の隠れ家カフェ「cream cream」でカラフルな名物ソフトクリームを食べてみた!
沖縄県本島北部に位置する宜野座村(ぎのざそん)は、海と緑に囲まれ、初めて訪れてもどこか懐かしさを感じる村。沖縄の北部へ向かうドライブの途中、立ち寄らずに通り過ぎてしまうことが多いかもしれませんが、実はご当地グルメが楽しめる穴場もたくさん。ソフトクリームがおいしい「cream cream」は、甘いもの好きなら見逃せないお店です!
Summary
新鮮な地元食材をふんだんに使ったスイーツメニューが人気!
宜野座インターを降りて車を5分ほど走らせたところにある「cream cream」は、無添加にこだわる隠れ家カフェ。春・夏のいちご、夏のマンゴー、秋の紅芋など、宜野座村で育った食材を使用したスイーツメニューが揃い、そのなかでもお店で手作りするソフトクリームを使ったスイーツが人気です。
ソフトクリームに使うミルクは、店主 高江洲 義成(たかえす よしなり)さんの実家(乳牛を飼育する酪農家)から仕入れた新鮮なもの。ミルクに黒糖を加えるのがポイント!「ミルク本来の風味を損なわないように」と、80度以上にならないように加熱しています。
「安心・安全な食を提供したい」という思いから保存料や着色料などの添加物は一切使用せず、ソフトクリームマシーンは毎日分解して丁寧に洗浄。目には見えないこだわりですが、高江洲さんの心遣いが信頼につながり、年々地元のリピーターが増え続けています。
「cream cream」はイートインもテイクアウトも可能。店内にはカウンター席が、外にはテラス席もあり、その日の気候や気分で選べるのも嬉しいところです。
人気急上昇!甘味と酸味が絶妙な「ザクザクいちごミルク」
近年「cream cream」で人気急上昇中のスイーツは、宜野座村の志良堂(しらどう)いちご園から届いたいちごを使用した手作りシロップと、凍らせたいちご果肉を贅沢にトッピングした「ザクザクいちごミルク」600円。
かき氷の上にはフローズンいちごと練乳、滑らかなソフトクリームがたっぷり。ソフトクリームにはいちごシロップがかかっています。
とれたてをそのまま冷凍させたいちごは、甘味と酸味のバランスが絶妙です。程よい甘さで、濃厚なのに後味はさらりとしています。
宜野座村をイメージしたスイーツや紅芋系スイーツもおすすめ!
ビタミンカラーが目を引く「宜野座カラーソフト」500円は、“水と緑と太陽の里 宜野座村”をイメージしたオリジナルメニュー。水はブルーハワイ、緑はメロン、太陽はマンゴーのシロップを使い、カラフルに仕上がっています。
紅芋シーズンには、紅芋系のメニューも人気です。秋頃の期間限定メニューになってしまいますが、ポリフェノール豊富でほっくり、上品な甘さと香りが広がる紅芋スイーツもお楽しみに。
食べ応え◎常連客から人気の「ハムポテサンド」!フードメニューも充実
氷ソフトシリーズや手作りクレープ、ホットサンドイッチなど、メニューが充実している「cream cream」。地元のリピーターから支持されているのは、しっとりホクホクのポテトサラダや宜野座村の野菜、村内の養鶏場で採れた卵、チーズが入ったボリューム満点の「ハムポテサンド」400円です。
ボリューム満点のハムポテサンドは、手に取ってみるとずっしり。具材がたくさん挟まれているので栄養バランスも良く、1つで満足できる仕上がりになっています。
カフェの目の前が公園なので、テイクアウトしてピクニック気分を味わってみるのもよ良さそうです。
ほかにも、自家製ソフトクリームをパック詰めした「アイスクリーム」300円や沖縄ぜんざいとソフトクリームがコラボレーションした「ぜんざいクリーム」480円もおすすめです。
「創業当時からの人気メニュー『ぜんざいクリーム』をお土産品にするのが目下の目標です。お店で提供するできたての味や食感が再現できるように研究を重ねていきたいです」と高江洲さん。家に帰ってからも沖縄旅行の思い出を味わえる日も近いかもしれません。
■cream cream(くりーむくりーむ)
住所:沖縄県国頭郡宜野座村惣慶1608-1
TEL:090-4992-5191
営業時間:10時〜20時30分(20時LO)
定休日:日・月曜
Photo &text:舘幸子
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