「さっぽろ雪まつり」が3年ぶりにリアル開催！雪と氷の一大イベントの見どころやポイントをチェック

イベント 2023.02.04

「さっぽろ雪まつり」が3年ぶりにリアル開催！雪と氷の一大イベントのみどころやポイントをチェック

雪まつりイベントイルミネーションライトアップ冬におすすめ北海道観光

札幌の中心部に迫力満点の大雪像や氷像が立ち並ぶ、雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」は、毎年、国内外から多くの観光客が訪れる冬の一大イベント。73回目となる2023年は、3年ぶりに会場での開催となります。大通とすすきの、2つのメイン会場のみどころや服装のポイントなどをご紹介！

Summery

さっぽろ雪まつりって、どんなイベント？
昼も夜も楽しみたい！大通会場
氷像とライトアップが幻想的なすすきの会場
服装のポイントと効率的な回り方

さっぽろ雪まつりって、どんなイベント？

1950年、地元の中・高生が6つの雪像を大通公園に設置したことをきっかけにスタートした「さっぽろ雪まつり」。その規模は年々拡大し、1955年には自衛隊による大規模な雪像づくりが始まりました。例年2月上旬の開催期間には、市内中心部の会場に約160基もの個性豊かな雪氷像が出現し、非日常的な雪と氷の世界を楽しませてくれます。

昼も夜も楽しみたい！大通会場

大通会場で大雪像が登場するのは西4・５・7・8・10丁目の東西約900mの範囲にある5会場。毎年テーマが異なり、今年は4丁目のSTV広場に「白亜紀の北海道～ティラノサウルス＆カムイサウルス～」、5丁目の道新雪の広場には「疾走するサラブレッド」など、それぞれに個性豊かな大雪像が出現します。大通会場の全景を一望できる、さっぽろテレビ塔の展望台から見るのもおすすめですよ。

西8丁目の雪のHTB広場には1880年に開拓使直営のホテルとして建築された「豊平館」が登場し、期間中の17:30～20:30は約30分おきにプロジェクションマッピングが上映され、幻想的な世界に包まれます。

10丁目のUHBファミリーランドには、2023年春に誕生する北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」の開業を記念し、新球場「ES CON FIELD（エスコンフィールド） HOKKAIDO」と、ファイターズの新庄剛志監督の大雪像が登場。大雪像の横に設置された映像ブースには、新庄監督のウェルカムメッセージも上映されます。

1丁目のJ：COMひろばでは、公式戦で使用するカーリング・ストーン（石）を氷上で投げるカーリング体験が楽しめます。最終日2月11日（土・祝）には、カーリングトップチーム「北海道銀行リラーズ」によるエキシビションも開催予定です。

氷像とライトアップが幻想的なすすきの会場

歓楽街の中心部にあるすすきの会場では、札幌駅前通沿いの南4条通から南6条通までのエリアにかけて大小60基の氷像が並びます。歓迎塔やメイン氷像、魚入りのユニークな氷像をはじめ、氷彫刻家が技術を競い合う「氷彫刻コンクール」の美しく精巧な作品もみどころ。煌びやかなネオンと氷像のコラボレーションはすすきの会場ならではの魅力です。

服装のポイントと効率的な回り方

2月は札幌が最も冷え込む厳冬期（平均気温－3.1℃）。イベント会場では、長時間外にいるケースが多いので、保温性の高いインナー、ダウンジャケットや厚手のロングコートはマスト。ニット帽や手袋といった防寒具も必需品です。路面が凍結している場合が多いので、靴は滑り止めがしっかりと効いた冬仕様のスノーブーツを選びましょう。

大通会場は西1～10丁目までブロックごとにテーマが異なる会場が続いています。大雪像を中心に楽しみたいなら、札幌駅前通と大通が交差する4丁目を始点に10丁目まで巡るのがおすすめ。事前に各会場の気になるイベントをチェックしてスケジュールを調整すると、より効率的です。また、プロジェクションマッピングやライトアップなど夜の演出も見逃せないので、あらかじめ見たい会場を絞り、大通とすすきの会場をハシゴするのがおすすめですよ。両会場間は約500ｍ、ゆっくり歩いて10分ほどの距離です。

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Text：葛西麻衣子（しちりん舎）

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