テイルズエールハウス

【東京ドーム周辺】遅くまで飲めるビアハウス「Tail’s ALE HOUSE」で世界のビール&ウイスキーに酔う♡

東京都 食・グルメ ビール 世界のビール ウイスキー るるぶ&more.編集部
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地下鉄本郷三丁目駅から徒歩4分、JR・地下鉄御茶ノ水駅から徒歩10分の場所にあるビアハウス「Tail’s ALE HOUSE(テイルズエールハウス)」。都内で輸入ビールが飲めるお店の先駆け的な存在。東京ドームからも徒歩12分で、夜遅くまで営業しているので、ライブ帰りに軽く1杯!なんてときにもぴったり。早速、お邪魔してみました!

Summary

「輸入ビールが飲める店」として25年以上愛される名店

テイルズエールハウス

まるでイギリスやアメリカに来たかのような店構えにテンションが上ります。大人の雰囲気満点ですが、ドアを開ければマスターの尾亦(おまた)さんがやさしく出迎えてくれます。店名は、尾亦さんの「尾=Tail」の字をとって「Tail’s ALE HOUSE」! ネーミングセンスに拍手です。

テイルズエールハウス

1997年に開店した「Tail’s ALE HOUSE」は、2022年に25周年目を迎えました。開店当初はまだまだ国内で輸入ビールが飲める店は少なく、ビールファンがわざわざ足を運ぶ話題の店でした。時代とともにトレンドや客のニーズにあわせてゆるく変化を続け、ここ数年では国内外のウイスキーも揃えるようになったとか。

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元バーテンダーだったマスターが自分でカクテルバーを開こうと、リサーチのために向かったのがアメリカ・ニューヨーク。そして、バーを巡るなかで出合ったのが、イギリスのビール「ロンドン・プライド」でした。

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ニューヨークで飲んだイングリッシュペールエールの衝撃とそのときの直感を信じて、心機一転、カクテルバーから輸入ビールが飲めるバーに計画を変更。イギリスビールに導かれ、本場さながらのイングリッシュパブのようなビアハウスをオープンすることに。

テイルズエールハウス
テイルズエールハウス

元々ビールが好きだったというマスターは、インテリアへのこだわりもひとしお。店内の壁一面にビールメーカーのミラーや看板、ネオンサインが飾られています。なかでもビールファンなら大興奮必至なのが、タップハンドル。キリン一番搾りの力士型ハンドルなど、一見の価値があるものばかりです。

テイルズエールハウス
テイルズエールハウス

ビール関連以外にも、マスターが好きで集めたおもしろいアイテムがそこかしこに飾られているので、じっくり店内を見回してみましょう。男性客が8割というメンズライクな空間ではありますが、海外旅行が好きな女性たちにもおすすめです。

乾杯は日本のビールの元祖! 「ピルスナー・ウルケル」で決まり

テイルズエールハウス
輸入ビールの一例(2023年1月時点)

ビールとウィスキーをあわせて、常時100種以上を揃える「Tail’s ALE HOUSE」。現在の輸入ビールのラインナップは、アメリカとベルギーが中心。ただ、アメリカ産ビールは、コロナ禍の影響で製造や空輸が不安定のため、入れ替わりが激しいとか。ベルギー産ビールは、修道院内の醸造所で造られるトラピストビールを飲むことができます。

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数ある輸入ビールのなかでも、ぜひ最初の一杯に飲んでほしいのがチェコのビール「ピルスナー・ウルケル」です。1842年に誕生したこちらのビールは、なんと国内でよく飲まれているピルスナースタイルビールの元祖なのです!

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早速、マスターにタップから注いでいただきました。トクトクとおいしそうなビールが注がれるシーンは、見ていて飽きませんね。ふっくらした泡もおいしそうです。

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チェコのビール「ピルスナー・ウルケル」1380円(1パイント)。タップで注ぐ樽詰めの「ピルスナー・ウルケル」は常時あるわけではないので、出合えたらぜひお試しを! 缶入りの「ピルスナー・ウルケル」もあり

オリジナルコースターの上に、オリジナルジョッキに注がれた「ピルスナー・ウルケル」が到着。ビア樽を思わせるような丸みを帯びた、ずっしりと重量感のあるジョッキがキュートで思わず笑顔に。日本人にとってはとても飲み慣れた味わいで、喉ごしよくゴクゴク飲める軽い口当たりのビール。乾杯に最適な一杯です!

テイルズエールハウス
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たっぷりの「ピルスナー・ウルケル」を味わいながら、店内を見渡すとたくさんのコースターが目に止まります。ビールメーカー各社が個性を発揮するコースターを眺めるのは、ビアハウスの楽しみのひとつでもありますね。飲んだ記念にコースターをパチリ♪

2杯目は国内外のウイスキーでじっくり酔う

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ウイスキーは銘柄や飲み方によって1杯480円〜1万2000円まで。1杯1万超えの高級ウイスキーも、月に何杯か注文が入るとか!

続いて、2杯目を注文しましょう。いただくのは、ここ数年でラインナップを増やしているという国内外のウイスキーです。各国のウイスキーがありますが、「Tail’s ALE HOUSE」では、蒸留所でないと買えないハンドフィルウイスキーが飲めます。ハンドフィルとは、蒸留所が来客に対し樽からボトルに直接注ぐもので、来訪のお礼として特別ラベルを貼ってくれるところも多いとか。スペシャル感満点です!

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ビールがチェコのビールだったので、ウイスキーは国産ものをチョイス。マスターの推しの1本「厚岸(あっけし)」をロックでいただきます。

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ウイスキー「厚岸ブレンデッドウイスキー大寒」1杯900円(ハーフロック15mm)

スコットランドの伝統的製法と北海道・厚岸町の熟成環境を融合させたウイスキーブランド「厚岸」。未知なるジャパニーズウイスキーを世界へということで、二十四節気にちなんだラインナップがおもしろい。取材日がまさに大寒の日で、マスターがさらりと「厚岸ブレンデッドウイスキー大寒(だいかん)」を選んでくれました。

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オレンジティーや黒糖の香り、シトラス系柑橘の味わい、カカオのような余韻。「大寒」という名前の通り、あたたかな部屋で春を待ちながら飲むのにふさわしい一杯です。

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知らなかったウイスキーに出合えたり、お酒にまつわる情報を聞けたりするのは、お店に行って飲む醍醐味ですよね。もちろん、ビールやウイスキー以外にも、カクテルやワインなどほかのお酒もあり、馬肉のローストやソーセージ、ジャーマンポテトなどお酒に合うフードもあります。

場所柄、仕事帰りに立ち寄る大学や病院関係者も多いというビアハウス「Tail’s ALE HOUSE」。この界隈で夜遅くまで営業している店としても知られているので、東京ドームでのイベント帰りに、一杯いかがですか?


Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平


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