仙台駅すし通り

仙台駅「すし通り」の個性あふれる4店を一挙に紹介!!

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三陸産の新鮮な魚介と東北各地の良質な米が集まる仙台では、寿司の名店が味やアイデアを競い合っています。そんな仙台の寿司のさまざまな魅力を1カ所で楽しめるのが仙台駅の「すし通り」。最強の立地も手伝って、いつもたくさんのお客さんで賑わっています。各店の特徴をチェックして、自分に合ったお店を選ぶ参考にしてくださいね。

Summary

まずは「すし通り」の場所をチェック!

牛たん通りは地図の青い部分の4店舗(写真提供:JR東日本東北総合サービス)
すし通りは地図上で青い区画の4カ所(図版提供:JR東日本東北総合サービス)

「すし通り」があるのは仙台駅の3階。新幹線の中央口改札を抜けて右に向かい、「ずんだ小径」と「牛たん通り」の誘惑に負けずに歩いた先にあるのが「すし通り」です。

2023年2月現在、「すし通り」の寿司店は以下の4店舗。
  • 仙令鮨 仙台駅3F店
  • 気仙沼あさひ鮨 仙台駅店
  • すし三陸前 仙台駅ビル店
  • 寿司処 こうや 仙台すし通り店

さっそく4店舗をすべてご紹介します♪

※各店で扱うネタ、セットの内容などは時期によって変わることがあります。

仙台駅すし通り

【仙令鮨 仙台駅3F店】1貫ずつ注文できる立ち食い寿司

最初に紹介するのは「仙令鮨 仙台駅3F店」。平日でも開店前から行列ができる人気店です。

店内は立ち食いスタイルのカウンターのみ。板場に立つ職人さんが笑顔で迎えてくれます。正面の壁にはネタが書かれた木札が並び、いかにもお寿司屋さんという風情。ここから1貫ずつ選んで注文できます。

イスはなく、立ち食いスタイルの店内
イスはなく、立ち食いスタイルの店内

鮮魚店の系列店だけあり、魚の目利きと下処理の技術に自信をのぞかせる職人さん。さっそく握ってもらうとシャリはやや小さめで、口の中でほろりとほぐれ、ネタの旨味と溶け合います。

左からいわし220円、活ほっき280円、中トロ430円、まぐろ280円
左からいわし220円、活ほっき280円、中トロ430円、まぐろ280円

1貫ずつ注文する形式で人気の同店ですが、マグロ好きなら赤身・中トロ・中落ちがセットになった「鮪3貫セット」770円、頭肉・ほほ肉がセットになった「本鮪セット」550円も外せません。このセットを目当てに訪れるお客さんも多いそうなので、売り切れる前にゲットしましょう。

職人さんが目の前で握ってくれます
職人さんが目の前で握ってくれます

「仙令鮨 仙台駅3F店」は、目の前の職人さんに注文して握ってもらうスタイル。「今日のおすすめは?」なんて気軽に聞きながら、贅沢な気分を味わいましょう。


■仙令鮨 仙台駅3F店(せんれいずし せんだいえきさんかいてん)
住所: 仙台駅3階すし通り
TEL:022-214-6180
営業時間:11時~20時30分LO
定休日:無休


【気仙沼あさひ鮨 仙台駅店】名物のフカヒレ寿司は必食!

「気仙沼あさひ鮨」は、宮城県北部の港町・気仙沼の有名店。その味を仙台で楽しめると人気の「気仙沼あさひ鮨 仙台駅店」は「すし通り」ができた2004年からの古参店でもあります。

店に入ると、気仙沼のゆるキャラ「ホヤぼーや」があちこちで出迎えてくれます。店の人の郷土愛がにじみ出ています。

「ホヤぼーや」やサメのぬいぐるみなど、気仙沼にまつわるグッズがあちこちに
「ホヤぼーや」やサメのぬいぐるみなど、気仙沼にまつわるグッズがあちこちに

寿司のネタは気仙沼や三陸産を中心に各地から厳選。なかでもぜひ味わいたいのが気仙沼名産のフカヒレを使った寿司です。繊維が太くプリッとした食感の「元祖ふかひれ寿し」のほか「ふかひれ寿し姿」「ふかひれ寿し煮凝り」がセットになった「ふかひれ三昧」2500円が観光客を中心に人気です。

左から「ふかひれ寿し姿」、「元祖ふかひれ寿し」「ふかひれ寿し煮凝り」
左から「ふかひれ寿し姿」「元祖ふかひれ寿し」「ふかひれ寿し煮凝り」

「あさひ鮨」のもう一つの名物が、煮あなごの握り。気仙沼本店が創業した昭和42年(1967)から継ぎ足してきたタレを使っています。こちらは握りの盛り合わせ「龍舞」3800円などで味わうことができます。

盛り合わせ「龍舞」なら煮あなごの握りも「元祖ふかひれ寿し」も食べられます
盛り合わせ「龍舞」なら煮あなごの握りも「元祖ふかひれ寿し」も食べられます

「蒼天伝 特別純米」1合1000円など気仙沼産の日本酒も、ぜひ寿司と合わせて楽しみたいところです。


■気仙沼あさひ鮨 仙台駅店(けせんぬまあさひずし せんだいえきてん)
住所: 仙台駅3階すし通り
TEL:022-722-3326
営業時間:11時~20時30分LO
定休日:無休


【すし三陸前 仙台駅ビル店】大ぶりな生ガキがインパクト大の盛り合わせ

次に紹介する「すし三陸前 仙台駅ビル店」も、「気仙沼あさひ鮨 仙台駅店」と同じく「すし通り」開業時からの古参店です。

同店の一番人気は、マグロのトロと赤身のほか、白身魚や光り物、貝など三陸産の旬の食材を贅沢に盛り込んだその名も「三陸の宝石」3500円。人気の決め手は皿からはみ出すように置かれた大きな生ガキです。取材に訪れた2月はマガキでしたが、夏は岩ガキに変わるなどして年間を通して生ガキを楽しめます。カキ好きのお客さんが遠方から食べに訪れる一皿です。

三陸の宝石」。トロや赤身、ウニなど9カンのほかに生ガキと椀物がつく
「三陸の宝石」。トロや赤身、ウニなど9貫のほかに生ガキと椀物が付く

夜にはお酒をゆっくり楽しむお客さんも多いそう。確かに、「タラキクとアンキモ」990円などの一品料理が並ぶメニューを見ていると、飲みたくなってきます。

特に職人さんおすすめのおつまみが、「クジラのさえずり(舌)」880円。旨味たっぷりでお酒に合うそうです。

店内はカウンターとテーブル席があります
店内はカウンターとテーブル席があります

仕事帰りにフラッと立ち寄ってカウンターに座り、職人さんとの会話を楽しみながら寿司を握ってもらう。そしてお酒も少しいただく。そんな楽しみ方がイメージできてしまうお店です。

カウンターに座ると、職人さんの仕事ぶりを間近で見られます
カウンターに座ると、職人さんの仕事ぶりを間近で見られます

■すし三陸前 仙台駅ビル店(すしさんりくまえ せんだいえきびるてん)
住所:仙台駅3階すし通り
TEL:022-217-3047
営業時間:11時~20時30分LO
定休日:無休


【寿司処 こうや 仙台すし通り店】寿司と一品料理と日本酒で大人の時間を

最後に紹介するのは、「すし通り」の一番奥に位置する「寿司処 こうや 仙台すし通り店」。同店の寿司の味を存分に楽しめるのが、人気の高いネタが7貫並ぶ「店長おすすめ7かんにぎり」2500円です。

「店長おすすめ7かんにぎり」。左からトロ、ヒラメ、キンメダイ、ツブ貝、しめサバ、イクラ、ウニ
「店長おすすめ7かんにぎり」。左からトロ、ヒラメ、キンメダイ、ツブ貝、しめサバ、イクラ、ウニ

東北各地から市場に集まる新鮮な魚介の中から特に状態のいい食材を産地にこだわらずに仕入れているという同店。「まぐろは店の品格をあらわす」との信念にもとづき、マグロの仕入れにはとりわけ厳しい姿勢で臨んでいるそうです。大間などの有名産地に限らず、その時期に最もおいしい産地のマグロを選びます。

シャリには宮城県産「ササニシキ」を使用
シャリには宮城県産「ササニシキ」を使用

また「常連さんが毎回楽しめるように」との思いから、「ほや天ぷら」750円や「穴子白焼」1200円といった一品料理も充実させています。実際、「7かんにぎり」などに一品料理を1〜2皿つけてゆっくりお酒を楽しむ常連客が多いのだそう。東北各地から集めた30種類ほどの日本酒を眺めていると、料理との組み合わせをいろいろ試したくなります。

店内はテーブル席と小上がりが充実していて、数人で訪れてゆっくりお酒を楽しむのにうってつけのお店です。

一人でも利用しやすいカウンター席も
一人でも利用しやすいカウンター席も

■寿司処 こうや 仙台すし通り店すしどころ こうや せんだいすしどおりてん)
住所: 仙台駅3階すし通り
TEL:022-721-0371
営業時間:11時~20時30分LO
定休日:無休


どのお店も、1度訪れただけでは味わい尽くせない魅力がたっぷり。何度も通って、仙台の寿司を満喫しましょう!


Photo:板橋充

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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