【福岡】旅行したら絶対食べたい!名物グルメ10選【2023年版】
博多ラーメンを筆頭に、おいしいものがいっぱいのグルメ県・福岡。もつ鍋、水炊き、あまおうなど、「福岡といえばコレ!」な、うまかもん10品を厳選してご紹介します。福岡旅行に行ったら、ぜひ制覇に挑戦してみてください。
Summary
どっぷり博多っ子気分!「博多ラーメン」
「博多ラーメン」は、福岡を代表する名物料理。白濁したとんこつスープと細麺が基本で、注文時に麺の硬さが選べることや、替え玉ができるのが特徴です。新しい調理法も日々登場し、店ごとにその味わいは多彩!本場ならではの美味を堪能してみてください。
写真は、博多駅前の道路を西側に渡ってすぐの場所にある「らーめん二男坊 博多本店」の「煮玉子ラーメン」850円。丁寧に下処理した豚の頭骨とゲンコツのみを長時間炊いて作るスープは、とんこつ特有のにおいを感じさせない濃厚でまろやかな味。歯切れよく小麦の風味が生きた極細麺とよく絡み、とんこつが苦手な人にも好評です。
■らーめん二男坊 博多本店(らーめんじなんぼう はかたほんてん)
住所:福岡市博多区博多駅前2-16-4
TEL:092-473-5558
交通:JR博多駅博多口から徒歩5分
営業時間:11時~23時30分LO
定休日:不定休
駐車場:なし
しみる!極ウマ郷土スープ「もつ鍋」
博多が発祥の地といわれる「もつ鍋」は、鉄分豊富なスタミナ食材である、プリプリの牛もつが入っていることが特徴。もつ以外にもキャベツやニラがたっぷり入り、うま味が凝縮したスープを楽しめます。
写真は創業40余年の有名店「もつ幸」の「もつ鍋」1人前1100円。野菜の上にのった餃子の皮がフタ代わりになって具材に火が通り、うま味や甘みを引き出しています。鶏ガラスープで炊いたもつや具材を、ぜひ酢醤油につけて味わってみてください。
■もつ幸(もつこう)
住所:福岡市博多区綱場町7-14
TEL:092-291-5046
交通:地下鉄箱崎線呉服町駅6番出口から徒歩3分
営業時間:17時~22時30分(22時LO)
定休日:日曜(翌月曜が祝日の場合は営業、月曜休)
駐車場:なし
鶏がうまいっ!スープがたまらない!「水炊き」
明治時代に生まれた郷土料理「水炊き」。中国料理と洋風のコンソメスープを和風にアレンジしたのが始まりと言われています。鶏肉、ミンチ、野菜、そして雑炊などのシメまで、スープのうま味を堪能できます。
写真は、創業60年以上の老舗焼き鳥店「藤よし」の「水炊き」1人前2750円(※注文は2人前~)。6時間以上炊いたスープを1日寝かせ、余分な脂を取り除いた上品な味わいです。じっくり炊いた白濁スープに、鶏のうま味が凝縮!朝引きの鶏モモ肉はプリプリとした食感が楽しめます。
■藤よし(ふじよし)
住所:福岡市中央区西中洲9-6
TEL:092-761-5692
交通:地下鉄空港線天神駅16番出口から徒歩5分
営業時間:16~23時 (22時30分LO)
定休日:日曜(翌月曜が祝日の場合は営業、月曜休)
駐車場:なし
味がまるで違う!地酒もすすむ「海鮮グルメ」
日本海に面した福岡は、新鮮魚介が手ごろに食べられる場所として有名です。県の北西部に広がる玄界灘は国内有数の漁場。一年を通じ、さまざまな魚が水揚げされるので、旬の魚をチェックしてみてください。
写真は、JRJP博多ビル地下1階にある「長浜鮮魚卸直営店博多 魚助」の「お刺身長浜盛り」2人前1100円(※注文は2人前~)。長浜鮮魚市場で水揚げされた海鮮を厳選して提供しています。その日に仕入れたばかりの鮮魚が贅沢に盛られ、ぜひ地酒や焼酎と一緒に堪能したい一品です。
■長浜鮮魚卸直営店博多 魚助(ながはませんぎょおろしちょくえいてんはかた うおすけ)
住所:福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル地下1階 駅から三百歩横丁
TEL:092-409-0322
交通:JR博多駅博多口から徒歩4分
営業時間:11時30分~23時LO
定休日:施設に準ずる
駐車場:提携駐車場利用
麺とごぼ天にハマる「博多うどん」
博多はうどん伝来の地とされ、多くの専門店が軒を連ねます。鎌倉時代に中国大陸から戻った僧侶・聖一国師(しょういちこくし)がうどんの製法を博多に持ち帰ったというのが一説。「博多うどん」は、もっちりとしたやわらかな麺と、上品なだしが特徴で、トッピングのごぼう天や丸天が特徴的です。
写真は、昭和26年(1951)創業の老舗うどん店「因幡うどん ソラリアステージ店」の「ごぼう天うどん」560円。ふわふわのやわらかい麺と、北海道羅臼産の昆布や長崎産のイリコを使った滋味深いだしは相性抜群!トッピングの天ぷらはつゆに浸してトロトロを味わってみてください。
■因幡うどん ソラリアステージ店(いなばうどん そらりあすてーじてん)
住所:福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ地下2階
TEL:092-733-7085
交通:地下鉄空港線天神駅7番出口から徒歩3分
営業時間:11~22時 (21時30分LO)
定休日:無休
駐車場:なし
↓↓↓「交通機関+宿」で好みのホテルと発着時刻を選べる!↓↓↓
手軽なソウルフード「博多ひと口餃子」
「博多ひと口餃子」は、博多の人気ソウルフード。一般的な餃子に比べサイズが約4~6cmと小ぶりで、せっかちな博多っ子の気質に合わせて作られたという説が有力です。柚子胡椒を薬味として使うのが定番で、皮をカリカリに焼き上げる店と、もっちり仕上げる店の両方のタイプがあります。
もちもち派におすすめなのが、「博多祇園鉄なべ」の「焼き餃子8個」500円。創業50年を超える鉄なべ餃子発祥の店で、鍋でこんがりと焼かれた餃子はホクホク感満載!サクッ&モチッとした皮のなかには野菜たっぷりのヘルシーな餡(あん)。何個でもいけてしまうほど絶品です。
■博多祇園鉄なべ(はかたぎおんてつなべ)
住所:福岡市博多区祇園町2-20
TEL:092-291-0890
交通:地下鉄空港線祇園駅5番出口から徒歩3分
営業時間:17時~22時30分LO
定休日:日曜、祝日
駐車場:なし
激戦区で食べ比べ「焼き鳥&とり皮」
博多の「焼き鳥」は鶏だけでなく、豚や牛肉、野菜などバラエティー豊かなラインアップが特徴。山盛りのキャベツの上に焼きあがった串を提供するのが博多の流儀なんだとか。キャベツは酢醤油などのタレがかかり、おつまみとしても楽しめます。
写真は、近年流行中の「やさい巻き」ブームの火付け役となった店「やさい巻き串屋 ねじけもん」の串焼き。右から「モッツァレラのズッキーニ巻き」275円、「半熟卵のベーコンエッグ」275円、「万ネギ豚巻き」275円、「グリーンチー串(チーズを詰めたピーマンの豚バラまき)」330円。豚バラやベーコンのうま味と、みずみずしい旬の野菜がマッチして、絶妙な味わいです。
■やさい巻き串屋 ねじけもん(やさいまきくしや ねじけもん)
住所:福岡市中央区大名2-1-29
TEL:092-715-4550
交通:地下鉄空港線赤坂駅5番出口から徒歩3分
営業時間:17時30分~23時30分LO(土・日曜は16時~)
定休日:月曜
駐車場:なし
博多では、「とり皮」も名物。鶏の皮をぐるぐるに巻き付けた串で、焼く、寝かせるを繰り返して3~6日間かけて作ります。驚くほど手間ひまを要して完成するとり皮は、余分な脂が落ち、うま味がぎゅっと凝縮され、外はカリッと、中はジューシーな味わいが楽しめます。
福岡旅行で絶対体験したい「屋台グルメ」
博多名物の「屋台グルメ」は福岡に行ったら経験したいことのひとつ。複数の屋台が大通り沿いなどに集まり、一つのエリアとして賑わいを見せています。営業時間は主に19時~午前1時で、予算の目安は1人2000~2500円と気軽に利用できるので、はしご酒も楽しむことができます。
天神エリアには福岡市内の屋台の約半数が集まり、特に大丸福岡天神店前、天神ロフト前の渡辺通り沿い、昭和通り沿いなど大通り沿いに密集しています。西鉄福岡(天神)駅も近く、若い会社員も多い人気エリアで、料理のバリエーションも豊富です。
写真は天神エリアにある屋台「あつまれ!ケンイチの森」の「餃子」450円(右上)と「オクラともやしのこしょう和え」520円(右下)。アツアツの鉄鍋で提供される、町中華メニューを堪能できます。屋台には珍しく「コ」の字型のカウンターで、中央の大将と会話を楽しめるのも魅力です。
■あつまれ!ケンイチの森(あつまれ!けんいちのもり)
住所:福岡市中央区天神2-13-1福岡銀行本店昭和通り側
TEL:なし
交通:地下鉄空港線天神駅4番出口から徒歩1分
営業時間:18時30分~24時LO
定休日:日曜、雨天時(Instagramで告知)
駐車場:なし
ブランド・八女茶を味わう「日本茶カフェ」
「八女茶」は福岡県中南部の八女地方を中心に生産される、伝統のあるブランド茶で、しっかりとしたうま味とさわやかな香りが特徴。生産量は全国の3%で、高級煎茶として出荷されています。煎茶のほかにも抹茶、ほうじ茶とさまざまに楽しみましょう。
写真は大濠公園内にあるカフェ「&LOCALS大濠公園店」の「抹茶ラテ」550円(左)と「ほうじ茶」390円(右)。抹茶のコク、ほうじ茶の香ばしさが冷たいドリンクで味わえます。ここでは八女茶を使ったデザートも楽しめます。
■&LOCALS大濠公園店(あんどろーかるずおおほりこうえんてん)
住所:福岡市中央区大濠公園1-9
TEL:092-401-0275
交通:地下鉄空港線大濠公園駅3番出口から徒歩11分
営業時間:9~18時LO
定休日:月曜
駐車場:なし
イチゴスイーツに舌鼓「あまおうパフェ」
「あかい・まるい・おおきい・うまい」という意味を持つ、福岡県を代表するイチゴ「あまおう」。あまおうを使用したスイーツを期間限定で提供するカフェも多くありますが、提供期間は主に11月~4月なので、こちらを目当てに旅行する際は事前にチェックするのがおすすめ。
写真は、糸島にある農家直営カフェ「いちごやcafe TANNAL」の「朝どれイチゴのタンナルあまおうパフェ」1890円。あまおう農家「磯本農園」が手掛けるカフェで、とれたてジューシー感たっぷりのあまおうを心ゆくまで楽しめます。期間限定でイチゴがなくなり次第終了のため、事前にHPなどで確認してください。
■いちごやcafe TANNAL(いちごやかふぇ たんなる)
住所:糸島市志摩吉田1640-2
TEL:092-338-2949
交通:福岡前原道路前原ICから車で約7km
営業時間:11~18時LO
定休日:無休
駐車場:20台
いかがでしたか?福岡では明太子や博多銘菓など、みやげにも福岡ならではの食のこだわりを感じることができます。福岡旅行の際は、ぜひご当地グルメ全制覇を目指してみてください。
もっと知りたい人は、
発売中の「るるぶ福岡 博多 天神'23」をチェック!
↓↓↓「交通機関+宿」で好みのホテルと発着時刻を選べる!↓↓↓
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
●この記事は『るるぶ福岡 博多 天神'23』に掲載の記事をもとに作成しています。