【岐阜・関ケ原】2023年大河ドラマ『どうする家康』企画展開催中の「岐阜関ケ原古戦場記念館」へ!

【岐阜・関ケ原】2023年大河ドラマ『どうする家康』企画展開催中の「岐阜関ケ原古戦場記念館」へ!

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2023年1月から放送がスタートしたNHK大河ドラマ『どうする家康』。主演の徳川家康役を松本潤さんが務め、話題を集めています。家康公の人生を語るのに欠かせないのが天下分け目の「関ケ原の戦い」。岐阜県関ケ原町にある「岐阜関ケ原古戦場記念館」では、常設展示で関ケ原の戦いについて深く学べるほか、大河ドラマに合わせた企画展も開催中です。

Summary

天下分け目の地、岐阜県関ケ原町で歴史の一コマを体験!

岐阜県関ケ原町は、日本のちょうど中心に位置し、古くから東西を結ぶ交通の要衝として栄えました。そんな町にある「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、JR関ヶ原駅から徒歩10分ほどの場所に2020年にオープン。5階建ての建物は、この辺りでは一際目を引きます。大河ドラマの企画展を見る前に、常設展で関ケ原の戦いについて理解を深めていきましょう

まずは暗闇の中、壁面に戦国時代の戦いの歴史が映し出される導入回廊へと案内されます。まさに歴史の一コマに誘われるかのようで、一気に気持ちが高ぶります!

最初の部屋の足元に広がるのが、カメラの画角に収まらないほどの巨大な床面スクリーン「グラウンド・ビジョン」です。関ケ原の戦いの様子が、立体的な映像と軽妙な語りでわかりやすく解説されていきます。語りの声は、人気講談師の神田伯山(かんだはくざん)さん。歴史が苦手でも、いつの間にか関ケ原の戦いの世界に引き込まれます。

グラウンド・ビジョンで合戦の大枠を掴んだら、次はシアターへ。ここでは映画館のように椅子に座って、縦4.5m、横13mの巨大なスクリーンに投影される決戦の最中の様子を見ることができます。映像だけではなく風や振動、光、そして大迫力の音響により、「見る」というよりは、自分自身も戦いを「体験」しているかのような感覚に!

映像展示ですっかり関ケ原の戦いの世界に入り込んだ上で、2階の展示室、戦国体験コーナーへと進みます。


展示室には、当時の武器や武具、古文書など実物資料が展示され、関ケ原の戦いの発端から終結までをより詳しく学ぶことができます。

さらに戦国体験コーナーでは、火縄銃や刀のレプリカに触れることも。女性では片手で持つとよろけてしまうほどの、その重量を体感すると、先ほど映像の中で繰り広げられていた激しい戦いが、いかにすごいことなのかを改めて感じることができます。陣羽織を着たり、軍配を持って写真を撮れる記念撮影コーナーも人気です。

豪華出演者の等身大パネルや衣装も!大河ドラマの世界に浸る

大河ドラマ放映期間中の2023年1月〜2024年1月上旬まで、1階の入り口付近では「NHK大河ドラマ『どうする家康』展・ぎふ 関ケ原」、「家康、命運の地 関ケ原展」を開催しています。こちらのエリアは無料で観覧可能。実は、「岐阜関ケ原古戦場記念館」の館長を務める小和田哲男さんは、『どうする家康』の時代考証を担当しているんです。

展示の一番のみどころは豪華俳優陣の等身大パネル。徳川家康を演じる主演の松本潤さんほか、織田信長役の岡田准一さん、瀬名役の有村架純さんなど、10名のパネルがずらりと並び、訪れた人はドラマの世界に入り込んだかのような気分で、一緒に記念写真を撮ることができます。

大河ドラマの撮影前、松本潤さんは実際に関ケ原を訪れ、自らが演じる家康公の生き様や合戦の歴史について学んだそうです。

また、登場人物を紹介するパネルの展示もあって、こちらも撮影OKです。出演者直筆サインの展示もありますが、こちらは非常に貴重な物なので撮影はNGとのこと。ぜひ現地を訪れて、しっかりと目に焼き付けてくださいね。

第7回の放送で徳川家康役の松本潤さん、第4回の放送でお市役の北川景子さんが、それぞれ撮影で実際に着用した衣装も間近で見ることができます。こちらは、定期的に展示替え予定とのこと。

衣装や等身大パネルの展示、直筆サインと、これほどの規模の大河ドラマに関する展示は、静岡、浜松、岡崎の大河ドラマ館に次ぐものなのだそう。

合わせて「岐阜関ケ原古戦場記念館」独自の企画として、徳川家康ゆかりの3人の武将の甲冑の展示「家康、命運の地 関ケ原展」も開催されています。1~3月は酒井忠次、石川数正、鳥居元忠が紹介されていて、その後、定期的に展示が入れ替わる予定です。甲冑だけでも、まるでそこに武将がたたずんでいるかのような存在感に圧倒されます。 

冒頭で紹介した常設展と、大河ドラマ展の両方を見ることで、大河ドラマファンはもちろん、歴史にあまり興味のない人でも、徳川家康の一生について楽しみながら学べる内容となっています。

ショップでのお土産チェックも忘れずに!

記念館を訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、岐阜県産品と戦国・歴史グッズを販売するショップです。

現在は大河ドラマに合わせて、徳川家康役を演じる松本潤さんのイメージカラー“パープル”にちなんだグッズや、徳川家の家紋をあしらった商品がたくさん並んでいます。

併設レストランで、家康にちなんだ特別メニューを堪能!

「オムかつ家康」1600円
「オムかつ家康」1600円



ショップの隣のレストラン&カフェ「伊吹庵」では、関ケ原の戦いが繰り広げられた西暦1600年にちなみ、価格を1600円に設定した「1600年シリーズ」メニューを提供しています。そのうちの一つが「オムかつ家康」1600円。昔ながらのかた焼きのオムライスに、ヒレカツ、そしてミネストローネが付いたボリューム満点のメニューです。試験や試合前の験担ぎや、 “腹が減っては戦はできぬ”と、展示を見る前の腹ごしらえにもぴったりです!

「紫芋ラテ」580円
「紫芋ラテ」580円

こちらはパープルカラーにちなんだ「紫芋ラテ」580円。紫芋シロップにミルクとエスプレッソを加え、最後にホイップクリームと芋けんぴをトッピングしたスイーツのようなドリンク。紫芋シロップとミルクの濃厚な甘み、そして芋けんぴのサクサク感が楽しめる、ここでしか味わえないオリジナルの一品です。

ほかにも、徳川家康や石田三成をモチーフにしたドリンクやスイーツなど、遊び心いっぱいのメニューがたくさんありますので、展示鑑賞後にほっと一息ついてくださいね。

レンタサイクルで記念館周辺の史跡を巡る

「岐阜関ケ原古戦場記念館」の周辺には、徳川家康最後陣地など、たくさんの史跡があり、記念館を拠点に史跡巡りをするのもおすすめ。レンタサイクルのサービスも行っていて、普通の自転車なら半日(4時間以内)660円で借りることができます。

各史跡には、写真のような看板が設置されているので、ガイドマップを手掛かりに、ラリー感覚で歴史の痕跡を実際に自分の目で見て回るのも楽しいですね。

大河ドラマに合わせた企画展は『どうする家康』放送終了の、2024年1月上旬まで続く予定です。ぜひこの機会に、岐阜・関ケ原にある「岐阜関ケ原古戦場記念館」を訪れてみてはいかがでしょう。

■岐阜関ケ原古戦場記念館(ぎふせきがはらこせんじょうきねんかん)
住所:岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
TEL:0584-47-6070
営業時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
料金:一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下無料 ※NHK大河ドラマ展は観覧無料
予約:1階映像展示は事前予約優先。前日15時までにHP(https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/attention/) にて要予約。

Text、Photo:さかだちブックス

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