【つくば】紅白に染め上げられる日本百名山の筑波山に行こう!第50回筑波山梅まつり
日本百名山のひとつ、筑波山の中腹に広がる梅林が満開を迎えています。昨年は感染症対策で中止になりましたが、令和5年は2月18日(土)~3月19日(日)に第50回筑波山梅まつりを開催。観梅に加え、梅にちなむ期間限定のオリジナルスイーツやイベントも賑やかにラインアップしています。都心からもアクセス便利な筑波山で、梅の香りに包まれ春のハイキングを。
観梅+αの魅力 起伏と富士の眺望
筑波梅林は標高約250mのあたりに広がる梅林。約4.5haの敷地に1000本あまりの梅が植えられています。紅梅は2月下旬、白梅は3月と満開の時期がずれているため長く楽しめ、また枝が低く選定されているので間近に花を眺められるのも特徴です。山腹なので起伏があって歩くほどに景色が変化するのも魅力。山とはいえ遊歩道が整備されており、スニーカー程度でも歩けるところもgood!観梅+αの魅力 美しい岩や野鳥もみどころ
筑波山梅林は「筑波山地域ジオパーク」の一部でもあります。ジオパークとは大地の生い立ちがいきいきと感じられる、いわば地球の窓。筑波山は火山ではないのに、マグマが地下深いところでゆっくり冷えてできあがった斑レイ岩で山体のほとんどができています。太古の昔にどうやって筑波山ができたのか想像するとワクワクしませんか。筑波山の斑レイ岩は「筑波石」と呼ばれ、庭造りに人気の石です。筑波山はまた野鳥の宝庫。特に春先はここを中継地としてひと休みする渡り鳥と留鳥の両方を見かけます。観梅+αの魅力 期間限定の梅スイーツやご当地グルメ
梅林入口にほど近い「筑波山おもてなし館」には「梅cafe」や「うまいもん処」がオープン。筑波山梅林や県内の梅を使った期間限定のスイーツが味わえます。周辺の食事処では「つくばうどん」をぜひ。つくば地鶏のつくねの「つ」、つくば産くろ野菜の「く」、ローズポークのバラ肉「ば」を使い、霞ヶ浦産のレンコンを使用したうどんを使うことがルールのご当地麺。梅まつり期間限定メニューを提供する店舗もあります。観梅+αの魅力 お得なクーポンを活用しよう
筑波山梅まつり期間中に発行される「まるごと筑波山クーポン」は30ヵ所以上の協賛施設でお得な特典を受けられるほか、梅林から筑波山神社間を結ぶ「まるごとクーポンバス」にも乗車可。しかも梅まつり期間中は何度でも使えます。クーポン1枚200円で大人2名と同伴の小学生以下を網羅。まるごと筑波山クーポンバス、筑波山おもてなし館・筑波山観光案内所で販売しています。Text: 松尾裕美
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