【東京ドーム周辺】環境にも身体にも優しいサステナブルカフェ「Be green by KIELO COFFEE」
「Be green by KIELO COFFEE」(びー ぐりーん ばい きえろ こーひー)は、毎日のコーヒータイムから身体と環境に優しい時間を提供したいという思いで2021年にオープンしたカフェ。サステナブルとヴィーガンを軸にドリンクやスイーツを提供しています。
地域に根付くカフェを目指して
本郷三丁目にある「Be green by KIELO COFFEE」。地元の人だけでなく、学生や企業に勤める人など、いろいろな人が集まる街、落ち着いた雰囲気もある街でゆっくりコーヒーを提供したいと選んだのが本郷三丁目。大通りから一本入ったところに立地しているのは地域密着型を目指したため。大きな窓からコーヒーをいれながら通りを歩く地元の人に手を振ることも多いのだとか。
店内は、グレーの壁や床で仕上げた無機質な空間ながら、木目調の家具や小物が温かみを与えています。存在感のあるGIESEN(オランダの焙煎機メーカー)の焙煎機も置かれ、コーヒーが本来持っている個性を最大限に発揮できるようローストしているそうです。
お天気のいい日は通りを眺めながらベンチでくつろぐのもおすすめですよ。
個性豊かなコーヒーと自家製ヴィーガンスイーツを
ハンドドリップに使用するコーヒー豆は常時6種類。産地は頻繁に替わりますが、どれも個性あふれるスペシャルティコーヒーで、地球環境や倫理的な労働環境に配慮した小規模農園で作られているということも重視しているそうです。
グレープフルーツの風味、フローラルな華やかさ、そして、とろりとした口当たりが特徴のエチオピアLIMUを、キャロットケーキと一緒にいただきます。キャロットケーキの中に入れるニンジンとリンゴは、近くにあるジュースショップのコールドプレスジュースの搾りかすを使用し、循環型社会への取り組みも行なっています。
ドリップコーヒーには、それぞれのコーヒーの説明が書かれたカードが付いてくるのでわかりやすいですね。
コーヒー豆も販売しているので、家で楽しむこともできますよ。
カフェラテに使用するのは、ココアのような甘さのあるブラジルの豆。甘みのあるアーモンドミルクがよく合います。環境保全だけでなく自分たちの身体も健康にしたいという思いから、ミルクは無添加のオーツ、アーモンド、ソイの3種の植物性ミルクが用意されています。
レモンケーキは、レモネードのシロップに使ったレモンを捨てずに利用できないかと生まれたスイーツ。レモンピールを刻んで混ぜ込んでいるので、甘さのなかにほどよい苦みを感じられます。
小さなところからエコフレンドリーに
カフェを運営するなかで、捨てない、極力ゴミを出さないよう気をつけていても、テイクアウトには紙コップが必要に。環境の負荷にならないよう「Be green by KIELO COFFEE」では土に還る素材で作られたカップを使用しています。
また、日常の小さなアクションを未来へつなげる大きな一歩にと、かわいらしいイラストと「Small one step. A big step.」と書かれたオリジナルのタンブラーも販売。秋葉原の姉妹店でも使用できるドリンクとフードのチケットも付いてきます。
「お客さま全員と友達になりたい」とスタッフとお客さんとのコミュニケーションが多い「Be green by KIELO COFFEE」。東京ドームでのライブ前に訪れたお客さんには「楽しんでください」と見送ることもあり、そんな温かさも「Be green by KIELO COFFEE」の魅力。東京ドームでのライブ前にも足を運んでみては。
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:yoko
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