【東京ドーム周辺】本郷三丁目の「panda」は素材にこだわるパンをオールデイで楽しめる♪
文京区本郷にあるパン屋さん「panda(ぱんだ)」。昼はベーカリー&カフェ、夜はワインバルとして営業している使い勝手の良さが魅力的で、朝・昼・夜といつでもこだわりのパンを味わえます。今回はランチタイムに伺って、人気のサンドやサラダランチをいただきました。
地下鉄本郷三丁目駅から徒歩3分の小さなパン屋さん
地下鉄本郷三丁目駅から徒歩3分、JR水道橋駅からは徒歩10分、本郷通りから少し入った場所に「panda」はあります。白い建物に「panda」のロゴが見えたら到着です。
オーナーの片山大樹(かたやま たき)さんは、リストランテなどで腕を振るっていた料理人。自分でお店を開きたいと思っていた頃、当時住んでいた本郷三丁目周辺にベーカリーが少ないことに気づき、それなら自分でやってしまおうと決心。パンだけでなく、料理も味わってもらいたいという思いで、ベーカリー&カフェ&ワインバルのお店となりました。
小麦の香りが広がる店内のカウンターにはパンがずらっと並んでいます。常時20〜30種類を用意していて、お昼前には全種類揃うようです。北海道産を中心とした無添加小麦、厳選したバターなど国産素材を使用したカラダに優しいパンを作っています。出産を機に安心な食材へのこだわりが強くなったという、片山さんの思いが感じられます。
テイクアウト用のお惣菜も充実。コンビーフやパテ・ド・カンパーニュ(フランスの田舎風パテ)、野菜たっぷりのラタトゥイユ、ローストビーフ…。どれもパンのお供に最適で、400円からとリーズナブルなところも嬉しい。
カフェスペースは2人用テーブルが3つ、4人用は1つとミニマム。店内デザインもシンプルで落ち着いた雰囲気です。ちなみに、ずらりと並ぶパンのカウンターは、夜のワインバルでは、バーカウンターになるそうです。
8種類から選べるランチメニュー、おすすめは和風さばサンド!
月曜から土曜のランチタイム(11〜14時)は、サラダとドリンクが付いたサンドやバンズ、フォカッチャなど8種類のお得なセットメニューがあります。そのなかから人気の「和風さばサンド」をチョイス。
“サバサンド”といえば、バゲットに焼きサバをサンドしてレモンと塩、コショウで食べるトルコのイスタンブール名物グルメですが、「panda」では照り焼きサバと、シバ漬け入りのタルタルソース、コールスローの和風テイスト。
「和風さばサンド」はバゲットではなく、カンパーニュ(フランス語で田舎パン)を使用しているのも特徴。ライ麦独特の香りと深い味わい、なによりモチモチ食感がたまらない!そして、シバ漬け入りのタルタルソースの酸味、脂ののった照り焼きサバが驚くほどにマッチ。これはリピート確定です。
パンに合うコーヒーを求めて、墨田区にあるハンドクラフトコーヒー製造所「SUNSHINE STATE ESPRESSO」と共同でブラジルとグアテマラ産の豆を使ったオリジナルブレンドを開発。酸味少なめ、すっきりした味わいは確かに、パンとよく合います。
たっぷり野菜のヘルシーなランチを希望するなら「サラダランチ」がおすすめ。新鮮な生野菜と4・5種類の日替わりパン、ドリンクがセットで、訪れた日のパンは、バケット、フォカッチャ、黒ゴマパン、全粒粉パン、パン・ド・カンパーニュの盛り合わせでした。そして、サラダにかかったドレッシングもすごい。ゴマペーストにニンジン、タマネギなどを合わせた自家製で、さっぱり&野菜のうま味も感じられる、サラダがよりおいしくなる隠れた主役です。
気に入ったパンをテイクアウト
「和風さばサンド」のカンパーニュがあまりにもおいしくて、テイクアウト。そのまま食べてもちもち感をじっくり味わったり、トーストしてバターと一緒に食べたり、スープに浸したり、カンパーニュを味わい尽くしました。ほかにも10種類以上のスパイスから作る、白色カレーをデニッシュ生地に包んだカレーパンならぬ“カレーパイ”も人気です。
朝はパンとコーヒー、昼はランチセット、そして夜のワインバルはパンとお酒にあう、肉料理や魚料理にタパス、アヒージョ。いつ訪れても楽しめる本郷三丁目のパン屋さん「panda」に注目です。
■panda(ぱんだ)
住所:東京都文京区本郷3-16-10 北星舎ビル1F
TEL:03-5844-6352
営業時間:7時30分〜22時(土・日曜、祝日は9〜18時)
休み:なし
text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:yoko
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