【大阪・中崎町】老舗青果店が手がける「FRUITIERE KIMURA」のフルーツたっぷりオムレット
創業100年を超える大阪の老舗青果問屋として知られる木村商店。贈答用フルーツ店やジューススタンド、フルーツパーラーなどを営み、多くの人たちに親しまれています。そんな木村商店が、2022年6月に「FRUITIERE KIMURA(フルティエール キムラ)」を新たにオープンさせました。看板メニューのフルーツオムレットをはじめ、見目麗しいスイーツたちが、じわじわと話題を集めています!
「FRUITIERE KIMURA」ってどんなお店?
FRUITIERE KIMURAがあるのは、大阪の中崎町。レトロでおしゃれなカフェや雑貨店、古着屋さんなどが並ぶ、大阪でも魅力あるエリアのひとつです。
運営するのは明治43年(1910)創業の老舗青果問屋、木村商店。今ではあたり前にあるレモンやオレンジ、メロンなどをいち早く日本に輸入し販売を行った歴史ある会社です。中でもグレープフルーツの普及に貢献し、半分にカットしてギザギザのスプーンでくり抜いて食べる方法を発信するなど、日本の食生活にフルーツを溶け込ませる提案をし続けてきました。
そんな同社が新たに立ち上げたスイーツショップが「FRUITIERE KIMURA」です。もともと本社と工房のあった中崎町の地に、工房に併設する“アトリエ一体型ショップ”として誕生しました。
わざわざお出かけする場所であり、昔からの住宅街でもある中崎町という立地に寄り添い、ルックスにもうっとりする“おもたせ”と、毎日食べたい“おやつ”の両方がショーケースに並びます。どれも老舗青果問屋ならではのフレッシュなフルーツがたっぷり盛られ、ワクワク感が高まります!
季節のフルーツがどっさり!「フルーツオムレット」
そんなFRUITIERE KIMURAで今じわじわ話題を集めているのが、“おやつ”をイメージした「フルーツオムレット」です。フルーツをおいしく食べてもらいたい!との一心で考案。大きなフルーツをはみ出さんばかりにトッピングしています。
味作りにおいて大切にしたのは、それぞれのフルーツが本来持つみずみずしさ。生クリームはあえて乳脂肪分の高くないあっさりとしたものを選んで、フルーツとの一体感を楽しめるようにしました。また、生地は一般的なスポンジとは異なる材料と製法を用い、ふんわり&しっとりとした口溶けを叶えています。
頬張った瞬間にフルーツの新鮮さが弾け、ミルキーなクリームとふわりとしたオムレット生地がやさしい食べ応えを届けてくれます。後口がとっても爽やかで食べ飽きないので、“毎日のおやつ”にぴったりです。
ラインアップは、定番の「ミックスフルーツ」に加え、そのときどきで旬のフルーツから厳選しています。同じ品種でも農園ごとに味わいが異なるため、オムレットに合うおいしさを見極めてラインアップに加えているそう。
おもたせにぴったりのスイーツもずらりラインアップ
デザインにもこだわった見目麗しいスイーツは“おもたせ”用にぜひ選びたい逸品。特に店名と同じ「FRUITIERE KIMURA」と名付けられた、プチサイズスイーツの5個入りボックス2916円はうっとりする可愛らしさ。ショートケーキやタルト、ゼリーなど、フルーツを主役にした小さなスイーツが行儀よく並び、箱を開けた瞬間ついにっこりしてしまうこと請け合いです!
日持ちのするおもたせなら、「Fruit 生マシュマロ」540円~はいかがでしょう。フルーツをぎゅっと絞り上げたフレッシュな果汁を贅沢に使い、余計な添加物はいっさい加えずに仕上げたマシュマロです。口の中でフルーツの甘酸っぱい香りが際立ち、やさしい甘味に癒やされます。こちらも後口すっきりなので、パクパクといくつでも食べられると評判です。
フルーツの新鮮なおいしさを中心に据え、生地やクリームは風味を引き立てるサポート役に徹する。フルーツへの並々ならぬ信頼が随所に感じられる「FRUITIERE KIMURA」のスイーツたち。ぜひ一度味わってみてくださいね。
■FRUITIERE KIMURA(ふるてぃえーる きむら)
住所:大阪市北区中崎西3-1-13
営業時間:11~17時
電話番号:06-6359-5767
定休日:火曜
Text:木村桂子(ウエストプラン)
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。