世界の美術に出合える!「大塚国際美術館」を現地レポート!

世界の美術に出合える!「大塚国際美術館」を現地レポート!

徳島県 美術館 アート 写真
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徳島空港から車で約30分、新神戸駅からバスで約1時間半の「大塚国際美術館」は徳島県・鳴門のうず潮のすぐ近くに位置しています。100の展示室に並ぶ陶板名画は、なんと約1000点以上あり、その全てを原寸大で再現しているのです!世界で最も有名な貴婦人『モナ・リザ』やゴッホの『ヒマワリ』など、世界の名画に出合える「大塚国際美術館」の魅力を編集部が徹底取材してきました♩

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名画に囲まれる特別な体験。大塚国際美術館って?

大鳴門橋を渡ってすぐ、鳴門国立公園内にある地下3階、地上2階の展示室からなる大塚国際美術館。ここは陶板名画のみを展示する美術館で、世界各地の約300の所蔵先の作品を原寸大で再現しています。陶板名画とは、陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したもので、2000年たっても色褪せないといわれています。それでは、とても広い大塚国際美術館から、編集部のオススメをご紹介!

おさえておきたい!展示室をご案内

■7つのヒマワリ

フィンセント・ファン・ゴッホの作品のなかでもとりわけ人気の『ヒマワリ』。大塚国際美術館では、7つの『ヒマワリ』を同じ空間で楽しめます!

「 見たことがある『ヒマワリ』もあるけど…見たことない青い背景の『ヒマワリ』もある…!」と思ったそこのあなた。そうなんです、今ではみることのできない兵庫県芦屋で焼失したとされる『ヒマワリ』にお目にかかることができます。

ゴッホの生涯を辿った年表もあるので、『ヒマワリ』と一緒にゴッホの人生にも思いを馳せるのもいいかもしれません。

■【屋外展示】モネの「大睡蓮」

自身の作品を「自然光のもとで見てほしい」と願ったモネ。大塚国際美術館では陽光に輝くモネの連作『睡蓮』を鑑賞することができます。屋外に展示できるのは風雨や紫外線に強い「陶板名画」だからこそ。また、展示の周りに咲く季節の花々にも注目してみて。

■「人工洞窟」グロッタ

ルネサンス期に貴族が庭園につくった人工洞窟「グロッタ」。洞窟内には人や動物、植物の奇妙な装飾が施されていたといいます。この奇妙な装飾はグロッタ式装飾といわれ、「グロテスク」の語源になりました。展示室は薄暗い洞窟が再現されており、風変りな雰囲気があります。野菜を組み合わせて顔を描いた「夏」など、アルチンボルトの作品が4点並んでいます。

■スクロヴェーニ礼拝堂

北イタリア、パドヴァに立つ、スクロヴェーニ礼拝堂が空間ごと再現されており、その天井は鮮やかな青で美しい。壁画は「西洋画の父」といわれるジョットが手がけ、「最後の審判」や聖母の生涯などが描かれています。礼拝堂内のベンチに座って鑑賞すると、聖歌が流れ、聖書の世界観に浸ることができますよ。

カフェ&レストランのアートモチーフメニューも見逃せない!

広大な敷地だからこそ、1日まるまる美術館で過ごすには休憩を…。美術館内にあるカフェ&レストランでは、もちろんアートモチーフのメニューをいただけます。写真はドガの『舞台の踊り子(エトワール)』をモチーフにした「エトワール(通年)」。何度訪れても楽しい!美術館レストランならではのこだわりの一品をいただきましょう。

『るるぶ大塚国際美術館』が3/16(木)に発売!

2023年3月21日(火)で開館25周年を迎えた「大塚国際美術館」の記念イヤーに『るるぶ大塚国際美術館』が新発売!大塚国際美術館の魅力を徹底紹介するガイドブックです。主な掲載内容は大塚国際美術館の早わかり、モデルコース、25周年ヒストリー、美術館スタッフさんQ&A、陶板名画とは?、全館フロアガイド、グルメ&ショップに加え、るるぶならではの周辺情報(宿泊情報、鳴門市・徳島市・淡路島の観光ガイド)も。お近くの書店でぜひ手に取ってみてくださいね!

■大塚国際美術館(おおつかこくさいびじゅつかん)
住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
交通:美術館ホームページをご確認ください
料金:3300円
開館時間:9時30分~17時まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) 1月は連続休館あり、その他特別休館あり、8月は無休

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
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