老舗「銀座 萬年堂本店」の和カフェで季節の生菓子や、絶品とウワサのあん蕨餅を堪能♪
創業400年の和菓子店「銀座 萬年堂本店(ぎんざ まんねんどうほんてん)」が、銀座7丁目へ移転したのを機に、店内にカフェをオープン。落ち着いた空間で、季節の上生菓子や煉りたてのあん蕨餅、蒸したての銘菓を抹茶と楽しめると話題です。そんな和カフェの魅力をレポートします。
老舗の和菓子店がカフェを併設して移転オープン
大きな窓から光が差し込み、開放感も抜群! 座席間もゆったりとしているのでお買い物の休憩にもぴったり。Wi-Fiも完備されていて至れり尽くせりです。
ここでしか味わえない上質な和菓子&抹茶コースを堪能
今回は「季節の上生菓子とまっ茶」のコースをいただくことにしました。
コースは一膳目と二膳目があり、一膳目では上生菓子と抹茶、二膳目ではお茶請けとほうじ茶が味わえます。
創業の地が京都ということもあり、さくら餅は関西風の道明寺。ほんのりピンクのかわいらしい見た目からも春を味わえます。
粒感が残るもちもち食感の生地と、上品な甘さのこしあんのバランスが絶妙で、桜の葉のやさしい塩味もいいアクセントになっています。
また、お皿や茶碗にもこだわっていて、写真の抹茶茶碗は唐津焼のもの。
お店の器は、ご主人が実際に有田や唐津、笠間の窯元に足を運び、このお店のために焼いてもらったものだそう。
「川止め」は、あんこを砂糖の衣で包んだ、石衣とよばれる半生菓子。しっとりと上品な甘さで、小ぶりですが満足度の高いお菓子です。セットのほうじ茶と一緒にいただくとこれまた格別。
塩昆布は、「銀座 萬年堂本店」のはす向かいに店舗を構える老舗の佃煮店「銀座新之助貝新(ぎんざしんのすけかいしん)」のもの。築地の日本茶専門店「うおがし銘茶」のほうじ茶と合わせて、老舗の実力を存分に味わえる布陣です。
お茶請けは定期的に変わるそうなのでそれも楽しみ。また、ほうじ茶が飲み放題なのもうれしいポイント。ほうじ茶でほっこりしながら、ゆっくり過ごせます。
こちらも一膳目は抹茶とともに楽しめ、二膳目はお茶請けとほうじ茶が味わえます。
小豆あんに餅粉などの米粉類を混ぜてそぼろ状にし、大納言の蜜漬けをちらして蒸し上げた「御目出糖」は、もちもちとした食感が特徴の和菓子。そんな銘菓を、蒸籠で蒸したての状態でいただけるのはこのカフェだけ! ぜひ蒸したて熱々を体感してみて。
カラフル&キュートな和菓子「いろどり」も見逃せない
ギフトとしてはもちろん、自分用やちょっとしたおみやげとして1個から買えるのもうれしいポイント。江戸時代から続く老舗和菓子店ということもあり、買い求めに訪れるお客さんが絶えません。
梅、栗、柚子、黒糖、抹茶、ニッキなどで色づけされていて、ころんとしたビジュアルもかわいい!
どれも日持ちするので、ちょっとしたお礼やプレゼントにぴったりです。
洗練された和の空間で、豊かなカフェタイムを過ごしてみてはいかが。
■銀座 萬年堂本店(ぎんざ まんねんどうほんてん)
住所:東京都中央区銀座7-13-21 銀座新六洲ビル1階
TEL:03-6264-2660
営業時間:11〜18時(喫茶 12〜17時)
定休日:無休
Text・Photo:小山亮子(vivace)
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