【福岡】注目の新店舗!天神の屋台グルメ5選。屋台の”キホン”も教えます

【福岡】注目の新店舗!天神の屋台グルメ5選。屋台の”キホン”も教えます

福岡県 ご当地グルメ 屋台 お酒 おつまみ るるぶ&more.編集部
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福岡県のご当地グルメといえば、天神・中洲エリアにある屋台群で楽しめる、鉄板や串焼きといった「屋台グルメ」。地元客はもちろん観光客にも人気で、ぜひ屋台ならではの会話やはしご酒を楽しみましょう。この記事では、新規参入したニューフェイスの屋台を5選ご紹介します。

Summary

福岡旅行で絶対体験したい!「屋台グルメ」とは?

博多名物「屋台グルメ」とは、川沿いや大通り沿いに集まった屋台群で提供されるグルメのこと。鉄板、串焼き、おでんといったおつまみを中心に、店ごとに違う多彩なメニューを楽しめます。博多の屋台は、西鉄福岡(天神)駅の周辺「天神エリア」と、那珂川沿いにある屋台群「中洲エリア」の二つが代表的なエリアです。

【天神(てんじん)エリア】

「天神エリア」には、福岡市内の屋台の約半数が集まります。特に大丸福岡天神店前や渡辺通り沿い、昭和通り沿いなど大通り沿いに密集しており、西鉄福岡(天神)駅も近く、若者にも人気です。

【中洲(なかす)エリア】

那珂川沿いにある「中洲エリア」に並ぶ屋台群は、福岡を代表する景観です。春吉橋にあった屋台もキャナルシティ博多沿いに集まり、新規屋台も出店してより賑やかに。中洲中心部から徒歩10分のところにある、那珂川東側の昭和通り沿いにも屋台があります。

出かける前に屋台の”キホン”をチェック!注目の新規屋台も続々オープン

ばらかもん

屋台をより楽しむためには、出かける前に屋台の”キホン”を知っておきましょう。ル―ルさえ守れば、はしご酒をするもよし、地元の方と会話をするのもよし。心行くまで「屋台グルメ」を楽しんでください。

【予算の目安は1人2000~2500円】
ビール1本と料理3、4品頼んでだいたいこの値段。席のチャージ、お通しなどはない屋台がほとんどで、ラーメン1杯のみの利用でもOKです。博多の各屋台にはメニュー表があり、料金表記がしっかりされているので、安心して利用できます。

【営業時間は19時~午前1時ごろ】
屋台は夕方から各場所で組み立てて仕込みを行い、いずれも19時ごろから営業を開始します。遅い時間になるとお客さんが増えてくるので、オープン直後から20時ごろまでが狙い目です。

【トイレは事前に済ませましょう】
屋台にはトイレがないので、事前に済ませておきましょう。屋台の大将や女将が近くの公衆トイレや提携するコンビニを案内してくれます。

【ゆずりあいの精神で楽しみましょう】
屋台は来た順番に案内するのが基本で、予約はできません。席もゆずりあい、長居は控えましょう。雨など悪天候時は臨時休業の場合もあるので、事前にSNSや電話で確認するのがベスト。

珈琲と蒸留酒 メガネコーヒー&スピリッツ

また近年注目すべきは、福岡市が公募を行っている新規屋台制度にて、続々と新規の屋台が増えていること。この記事では、第2~3回の新規参入制度でオープンしたニューフェイスの屋台をご紹介します。注目の新屋台に行ってみましょう!


故郷の味・アゴだしを使う絶品ラーメンが高い人気「ばらかもん」

「ばらかもん」とは大将の出身地、長崎・五島の方言で「元気者」の意味。大将は福岡市の有名ラーメン店や屋台で修業後、意気盛んに自身の屋台を持ったそう。五島地方に古くから伝わる「ばらもん凧」をデザインしたのれんが目印です。

「アゴだし豚骨ラーメン」750円

名物は、大将の故郷で使われるアゴ(飛魚)だしがベースの「アゴだし豚骨ラーメン」750円。焼きアゴのスープととんこつスープをブレンドしたもので、味のコラボレーションが楽しめます。

「おでん盛り(5点盛り)」650円

おでんのだしにも焼きアゴを使用しています。おでん単品は100円からで、写真は「おでん盛り(5点盛り)」650円。屋台には珍しくタコの足350円も食べることが出来ます。

■ばらかもん
住所:福岡市中央区天神2-13-1福岡銀行本店昭和通り側
TEL:070-4783-1512
交通:地下鉄空港線天神駅4番出口から徒歩2分
営業時間:18時~午前1時30分LO
定休日:月・木曜
駐車場:なし

鹿児島の芋焼酎と料理で思わず、ほろ酔い気分に「博多でかごっま屋台 酔っきー」

福岡で鹿児島の味が楽しめる屋台で、大将はJR鹿児島中央駅前にあった屋台村で修業したあと、福岡で屋台をはじめました。屋台名は大将の愛称「よっきー」の「よ」に「酔」をあてたもの。鹿児島ならではの芋焼酎も豊富で「白金乃露」や「魔王」が飲めます。

「あご肉焼き」大980円・小780円

おすすめは、大将の故郷・姶良(あいら)市でよく食べられている黒豚のあご肉料理。「あご肉」とは黒豚のこめかみ部分で、やわらかいのが特徴。写真は「あご肉焼き」大980円・小780円です。

「明太子天ぷら」770円

この屋台では天ぷらも自慢で、明太子のほか、きびなごや黒毛和牛も提供しています。写真は「明太子天ぷら」770円。さっぱりと塩でいただきましょう。

■博多でかごっま屋台 酔っきー(はかたでかごっまやたい よっきー)
住所:福岡市中央区天神2-13-1福岡銀行本店昭和通り側
TEL:090-8919-0286
交通:地下鉄空港線天神駅4番出口から徒歩2分
営業時間:18~24時
定休日:雨天・強風時
駐車場:なし


屋台初のクラフト生ビールとスキレット料理「大衆鉄板屋台ナカナカナカ」

「大衆鉄板屋台ナカナカナカ」は、屋台では初めてクラフト生ビールを提供しはじめたお店で、鉄鍋のスキレットを使った料理が自慢。屋号は「なかなかない」の博多弁版「なかなかなか」に由来しています。

クラフト生ビールは「ブルックリンラガー」と「スプリングバレーシルクエール」の2種から選べます。どちらもレギュラー750円、スモール550円です。

「鉄鍋肉汁爆弾ギョーザ」650円

鉄鍋のスキレットを使ったメニューは8種類あり、「鉄鍋肉汁爆弾ギョーザ」650円は(写真)はひと口噛めば肉汁があふれ出るほどうま味が凝縮。ほかに「豚バラ」200円などの焼き鳥や、「ラーメン」700円~もあります。

■大衆鉄板屋台ナカナカナカ(たいしゅうてっぱんやたいなかなかなか)
住所:福岡市中央区天神2-1-1福岡三越前
TEL:なし
交通:西鉄福岡(天神)駅中央出口からすぐ
営業時間:18時~午前1時
定休日:不定休、雨天時
駐車場:なし


町中華メニューがうれしい大将の人柄が素敵な屋台「あつまれ! ケンイチの森」

福岡の屋台好きが高じて東京から移住した大将が切り盛りしており、料理は町中華の小皿版で、さまざまな炒め物が食べられます。屋台には珍しく「コ」の字型で大将は中央で客をもてなします。

「オクラともやしのこしょう和え」520円

「オクラともやしのこしょう和え」520円は、アツアツの鉄鍋で提供。シャキシャキのモヤシがたまりません。

「餃子」480円

ニンニクが利いている手作りの「餃子」480円は、皮がしっかりして食べごたえがあります。ほかにもシメ用に「屋台名物焼きラーメン」700円や「鉄人の炒飯」660円などがあり、食事だけでも立ち寄れるのが魅力です。

■あつまれ! ケンイチの森(あつまれ! けんいちのもり)
住所:福岡市中央区天神2-13-1福岡銀行本店昭和通り側
TEL:なし
交通:地下鉄空港線天神駅4番出口から徒歩1分
営業時間:18時30分~24時LO
定休日:日曜、雨天時(Instagramで告知)
駐車場:なし


コーヒーと焼酎やジンにこだわった話題のネオ屋台「珈琲と蒸留酒 メガネコーヒー&スピリッツ」

ハンドドリップコーヒーと、焼酎やクラフトジンを中心に提供しており、福岡の屋台に今までなかったスタイルで話題を呼んでいるお店です。斬新で印象的な屋台のデザインは、グッドデザイン賞を受賞しています。小さなカフェにいるような心地よさで、お酒が飲めない人にもおすすめです。

「メガネブレンド」700円

写真の「メガネブレンド」700円は、5カ所の産地の豆をそれぞれローストしてブレンドされたコーヒー。ミニドーナツが付きます。

「珈琲焼酎」700円

アルコールの利用は300円のチャージ料が必要ですが、ぜひ「珈琲焼酎」700円も味わってみてください。メガネブレンドの豆を甲類焼酎に漬け込んだもので、飲みやすい口当たりです。

■珈琲と蒸留酒 メガネコーヒー&スピリッツ(こーひーとじょうりゅうしゅ めがねこーひーあんどすぴりっつ)
住所:福岡市中央区天神4-2-1日本銀行福岡支店前
TEL:なし
交通:地下鉄空港線天神駅東1b出口から徒歩1分
営業時間:19時30分ごろ~24時ごろLO
定休日:不定休(Instagramで告知)
駐車場:なし


いかがでしたか?日々進化し続ける博多名物「屋台グルメ」。福岡に旅行に行った際には、ぜひ屋台ならではの雰囲気を楽しんでください。

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●この記事は『るるぶ福岡 博多 天神'23』に掲載の記事をもとに作成しています。

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