【台湾現地レポ】レトロ可愛い台湾花布の雑貨なら、永康街の「布調」へ!
世界中の観光客に人気で、数々の雑貨屋さんが集まる台北の永康街(ヨンカンジエ)エリア。その永康街で、ほかにはないオリジナルの布バッグや雑貨でお客さんに長年愛されているのが、ここ「布調(ブーデャオ)」です。商品の特徴は、「台湾花布」と呼ばれる台湾で古くから親しまれているデザインの布を使っていること。自分だけのお気に入りを求めて、宝探し気分を味わえちゃう、とっても楽しいお店です!
住宅街にあるアットホームな店舗
お店はMRT東門駅から徒歩8分ほど。途中にもお土産屋さんがたくさんあるので、見ながらぶらぶら歩くのも楽しいですよ。「布調」は永康街でも少し路地に入ったところ、住宅街の中にあります。
こじんまりとした店内には、所せましと商品がずらり!大きなものではバッグやクッションなどから、ポーチや髪留めなどの小物も。知り合いのおばちゃんの家に遊びに来たような気持ちになる、どこか温かい雰囲気も、永康街の他のお店とはひと味違うところです。天井を見上げると照明も可愛い!
レトロ可愛いバッグや雑貨がいっぱい!
それでは早速、おすすめ商品をご紹介。キュートなバンビの布が店内でも一段と目を引くこの商品。柄は、伝統的なデザインを基に、オーナーさんが自らアレンジしたオリジナルです!台湾の布は、日本統治時代に日本からの影響も大きく受けているそう。このどこか懐かしい感じがたまらない!
台湾らしい花柄の布でできたコースター。軽くて小さいのでお土産にぴったり。台湾茶をグラスに注いで、このコースターに置いて飲んだら、日本でも台湾気分を味わえそう。
お店には、伝統的な台湾花布以外にも、「漁師網バッグ」のようなナイロンメッシュ素材で作られた商品もたくさん。夏らしく涼しげで、小ぶりなサイズなのも使いやすそう!他にも緑や青など、ポップなカラーがそろっています。
こちらも同じナイロン素材のポーチ。大きなポーチに、小さめの2つを収納できます。南国カラーが鮮やかで、持っているだけでハッピーになれそうなアイテム。丈夫で耐水性に優れ、おまけに汚れたら水でジャブジャブ洗えて、とっても実用的。
ちょっと変わったこんな商品も。カラフルな固いリボンで作った小さなボールで、中に鈴が入っています。転がすとコロンコロンと音が。ペットや小さいお子さんの玩具や、いくつか好きな色を集めてインテリアにちょこんと飾るのも可愛い。
「台湾花布」に赤系が多いのは、昔はこの布で枕や布団を作って、嫁入り道具にしていたからなんだそう。台湾では赤はおめでたい色。お店で取り扱っている布は、すでに絶版になっているものが多いそうで、お気に入りに出会ったらその時がチャンスですよ!
とびきり明るいオーナーさんもお店の魅力のひとつ
オーナーの陳さんはもともと、台湾の伝統芸能である人形劇「布袋劇(ブーダイシー)」の、人形に着せる布の服をデザインしていたそう。その流れで、布を使った買い物バッグを作ってみたところ女性や若者に大人気で、お店をオープンしました。実は、今の店名「布調」に改名したのは3年前で、前身となる「彰藝坊(ザンイーファン)」は1996年にオープンした、競争の激しい永康街でも長年続いているお店です。その間にも陳さんは、新しいデザインや商品を生み出し続けてきた、すごいパワーの持ち主!台湾の自由な精神そのもののような明るいキャラクターとクリエイティビティで、これからもどんな新商品が出てくるのか楽しみですね!
■布調(ブーデャオ)
住所:永康街47巷27號
TEL:02-3393-7330
営業時間:11~17時
定休日:月~木曜