【東京ドーム周辺】大使館も認める「シンガポール海南鶏飯 水道橋本店」で人気メニューを実食レポート!
JR・地下鉄水道橋駅から徒歩2分の場所にあるレストラン「シンガポール海南鶏飯 水道橋本店」。海外でおいしい料理が食べたい!でも、まだ行けない…、そんな旅好きさんにぴったりの一軒です。シンガポール気分を味わえるのはもちろん、東京ドームまで歩いて9分なので、スポーツ観戦やライブ前後に立ち寄るのもおすすめです。
シンガポールの屋台料理を味わうレストラン
2005年から続くレストラン「シンガポール海南鶏飯 水道橋本店」。本場のシェフが作るシンガポールの屋台料理のおいしさを日本に広めたいと、水道橋にオープンしました。
現在(2023年)では、日本人はもちろん、日本に住むシンガポールやアジア出身のお客さんにも愛され、国内に4店舗、海外に2店舗を展開する人気のチェーンレストランです。
店内に入ると、大きな窓から心地いい光が差し込んでいます。丸テーブルや長テーブルが並ぶ店内は、45席ほど。長テーブルは相席になることもありますが、それもまた屋台のようで楽しそうですね。
店内を見渡すと、随所にシンガポールの雰囲気を感じられます。それもそのはず、テーブルの大理石やプラナカン様式の飾り窓など、シンガポールから直輸入して設えたそう。心地いい日差しと相まって、まるでシンガポールに来た気分になりました。
メニューは、常時注文OKのグランドメニューのほか、ランチメニューの用意も。平日は周辺で働くワーカーや学生客が多く、毎日ランチに来てくれる人もいるとか。そのため、お昼は「日替わりランチ」が一番人気!
夜は、ジンベースのカクテル「シンガポール・スリング」や樽生で飲める「タイガービール」などのお酒とそれに合うおつまみ、締めの麺やご飯まで、ノンストップで楽しめますよ。
また、2005年のオープンからシンガポールの食文化を日本に伝えてきたという功績が認められ、シンガポール大使館からもお墨付きのお店なのです。実際に大使館員や家族の方も来られるそうで、店内には大使館からいただたという推薦状が飾ってありました!
選べない人はコレ!名物「シンガポールチキンライス(ハーフ&ハーフ)」を実食
いよいよ、人気No.1の看板メニュー「シンガポールチキンライス」を実食!蒸し鶏のみと、揚げ鶏だけのチキンライスがあり、どちらかひとつを選べず、両方を味わえる「ハーフ&ハーフ」を注文しました。
チキンライスと聞くとタイ料理のカオマンガイを想像しがちですが、シンガポールでは1950年代前後に中国の海南(はいなん)地方からやって来た人たちにより、チキンライス(海南鶏飯)が持ち込まれ、代表的なローカルフードのひとつになったのだとか。
丸いトレイの上には、チキンのスープで炊き上げたジャスミンライス、同じくチキンスープがベースの野菜スープ、蒸し鶏&揚げ鶏、3種のソースがのっています。蒸し鶏は、一度に蒸す量にもよりますが、蒸し上がるのに40分ほどかかるそう。火の具合を見ながら、料理人が目を離さず見守るため、しっとりふっくらした蒸し鶏が完成します。
チキンライスとして揚げ鶏を提供するのは、シンガポールでは珍しく、この店のオリジナル。蒸し鶏だけでは少し物足りない…という人向けに、オリジナルの衣でジューシーに揚げました。蒸し鶏と交互に食べられるので満足感がありますね。
もちろん、こちらの3種のソースもお忘れなく!写真左から、醤油を煮詰めた「ダークソーヤソース」、辛味がクセになる「チリソース」、日本人の口に合う「ネギショウガソース」。なかでも、「ネギショウガソース」は、これ買えませんか?と聞かれるほどの人気ぶり。
ソースをひとつずつつけてみたり、混ぜ合わせてみたり、量を調整してみたり。自分好みの味を探せるのも「チキンライス」の醍醐味ですよね。なかには、最初に3種全部をチキンにいっぺんにかけてから食べるという常連客もいるとか。あなたの味を見つけてください。
人気のヌードル「ラクサ」はビーフンをチョイス♪
続いて、人気No.2の「ラクサ」を実食!こちらも「チキンライス」同様、シンガポールを代表する麺料理のひとつ。エビの辛味噌・サンバルプラチャとココナッツミルクを使った、まろやかな辛さのスープがおいしい麺料理です。
油揚げ、かまぼこ、うずらの玉子、キュウリのほか、エビが2尾ものってランチは980円、しかも小ライス付き…。都内でこのお値段はお得過ぎますよね。そのうえ、魚介でとったスープも本格的で、エビや海鮮だし系の味が好きな人には、たまらないひと品です。
さらにこちらの「ラクサ」は、中華麺かビーフン(米粉)か麺を選べます。男性客には中華麺が、女性客にはビーフンが人気と聞き、ビーフンをチョイス。ビーフンとはいえ、つるつるの丸麺でヘルシーながらもっちりと食べごたえもあり、女性に人気というのも納得です。
週末には、観光客の来店も増え、ほとんどの人が「チキンライス」を注文するという盛況ぶり。紹介したメニュー以外にも、ポークリブのスープ「バクテー(肉骨茶)」や、海鮮だしが利いた塩焼きそば「ホッケン・ミー」など、多彩なシンガポール料理が揃います。海外旅行気分で、ぜひ一度足を運んでみてください。
■シンガポール海南鶏飯 水道橋本店(しんがぽーる はいなんちーふぁん すいどうばしほんてん)
住所:東京都千代田区神田三崎町2-1-1 美幸ビル2F
TEL:03-3264-7218
営業時間:11〜15時(14時30分LO)、17〜22時(21時15分LO)、金・土曜は11〜15時(14時30分LO)、17〜23時(22時15分LO)
定休日:月曜(祝日の場合、翌日休)
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
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