太宰府天満宮

太宰府天満宮を徹底ガイド|境内のみどころや周辺スポットもご紹介

おでかけ 福岡県 ご利益 お守り・おみくじ るるぶ&more.編集部 パワースポット
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

全国に約1万2000社ある天満宮の総本宮の太宰府天満宮。平安時代の学者、政治家、学問の神様でも知られる菅原道真公が祭られる太宰府天満宮の魅力を徹底ガイドします!

summary

天満宮の総本宮!太宰府天満宮の基本情報

太宰府天満宮

全国に約1万2000社ある天満宮の総本宮である太宰府天満宮は、この地で亡くなった菅原道真公を祭っています。菅原道真公は平安時代の一流の学者、優れた政治家として知られ、宇多天皇に重宝され、醍醐朝では右大臣を務めました。学問の神様としても知られていますが、学問だけでなく至誠・厄除の神、文化・芸術の神としても崇めたてられています。

太宰府天満宮の歴史は古く、御墓所の上に祠廟が創建され、その歴史は1100年以上!御本殿は国の重要文化財に指定されています。

太宰府天満宮の5つのみどころ

1.太鼓橋(たいこばし)

太宰府天満宮 太鼓橋

太鼓橋は、「心」の字に形造られた心字池に架かる神橋。渡ることで心身が清められるとされていて、太鼓橋・平橋・太鼓橋の3つの橋は、過去・現在・未来を表しています。2つの太鼓橋は急勾配で「人生山あり谷あり」を実感できますよ。

2.楼門(ろうもん)

太宰府天満宮 楼門

鮮やかな朱塗りの楼門。御本殿に向かうときに望む姿は櫓皮葺きの二重屋根で、戻るときは一重屋根と、形状が異なるのが特徴です。大正3年(1914)に再建され、人気の撮影ポイントでもあります。

3.如水の井戸(じょすいのいど)

太宰府天満宮 如水の井戸

如水の井戸は、福岡城内の居館が完成するまでの間、太宰府天満宮に仮住まいしていたという黒田官兵衛が茶の湯で使ったとされる井戸です。参道から九州国立博物館へと続く道沿いにあります。

4.御神牛(ごしんぎゅう)

太宰府天満宮 御神牛

道真公が丑年生まれであることなどから、境内には牛の銅牛・石牛などの像が数多く奉納されています。御神牛は、頭をなでると知恵がつくという信仰から頭の部分だけがピカピカに光っています。

5.大樟(おおくす)

太宰府天満宮 大樟

樟の巨木が多い境内でもひときわ目を引くのが、社務所の北側に立つ大樟です。樹高39m、幹回り20mもの大きさを誇ります。天然記念物指定の堂々たる巨木はまさに圧巻です。

季節ごとに訪れたい、境内で楽しめる花暦

■樟若葉(くすわかば)

太宰府天満宮 樟若葉

4月中旬~5月下旬は、 境内の樟が一斉に若葉をつけ、生命力あふれる季節。国指定の天然記念物2本、県指定51本を含め、約100本の樟若葉があります。 樟や季節の花々で覆われた境内は歩くだけですがすがしい気分に。

■花菖蒲(はなしょうぶ)

太宰府天満宮 花菖蒲

6月上旬~中旬 には、東神苑の菖蒲池に約55種3万本の花菖蒲が咲きます。同時期に菖蒲池や太鼓橋、北神苑付近で約5000株のアジサイも楽しめますよ!

■御神木 飛梅(ごしんぼく とびうめ)

道真公がこよなく愛したという梅をはじめ、境内には色とりどりの花が楽しめます。季節と一緒に花巡りもおすすめです。

御神木 飛梅は、本殿に向かって右にある梅の木で、大宰府に左遷された道真公を慕って京の都から一夜にして飛んできたといわれています。梅は極早咲きから極遅咲きまで、約200種6000本が順次咲き誇り、1月下旬~3月上旬 まで楽しめます。御神木「飛梅」の開花が最も早く1月中旬には 咲き始めます。

ちなみに境内では 道真公がこよなく愛したという梅のマークがシンボル的存在になっていて、御神酒も太宰府天満宮では梅酒になります。

ご利益もあってかわいい!お守り&おみくじチェック

太宰府天満宮 おみくじ
季節替わりのカラフルみくじ100円。11色のカラーがある

太宰府天満宮ならではのお守りやおみくじはとっても素敵です。お参りの後はご利益を持ち帰りたいですね!

太宰府天満宮 おみくじ結び所

おみくじは季節ごとに色が替わり、全11色あります。取材時は花菖蒲が見ごろであったため、あでやかな紫色でした。結び所に花が咲いたようです。

太宰府天満宮 鷽みくじ

鷽(うそ)が開運を運ぶと人気の鷽みくじ500円。鷽とは天神様の守り鳥であり、幸運を運ぶとされる鳥です。キュートな表情も魅力あります。

太宰府天満宮 梅守り

健康長寿には梅守り1500円がおすすめ。袋の中には境内の梅の実を納めています。天満宮のシンボルをお手元に!

あわせて立ち寄りたい!境内おすすめスポット

太宰府天満宮 菅公歴史館

ちょっと足を延ばして境内のおすすめスポットも紹介します。

ご本殿の裏にある「菅公歴史館(かんこうれきしかん)」では、今では制作されていない古い手法で作られた「装着博多人形」のジオラマで、菅原道真公の生涯を展示しています。展示室には16のジオラマで道真公の生前のエピソードを紹介しています。

本殿裏の崇敬者会館の地下1階にあり、人形、玩具、絵馬なども見学可能です。

■菅公歴史館 (かんこうれきしかん )
料金:入館200円
時間:9時~16時30分(入館は~16時)
定休日:火・水曜

太宰府天満宮 天開稲荷社

天満宮の裏手に位置する小高い丘にひっそりと立つ「天開稲荷社(てんかいいなりしゃ)」。九州最古のお稲荷さんといわれています。その名のとおり「天に道が開け、運気が上昇する」といわれているパワースポットです。

■天開稲荷社 (てんかいいなりしゃ)
料金・時間・定休日:境内自由


太宰府天満宮へは、西鉄福岡(天神)駅から電車で30分ほどなので、福岡市内観光と あわせて立ち寄ることもできます。参道周辺にも食べ歩きスポットが充実しており、お参り以外にも楽しめるスポットがたくさんなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

\ 参道周辺もみどころいっぱい! /


『るるぶ福岡 博多 天神'23 』好評発売中

るるぶ福岡23

●この記事は『るるぶ福岡 博多 天神'23 』に掲載の記事をもとに作成しています。●新型コロナウイルス感染対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください