
鳥取県のおすすめグルメ9選! 境港の海鮮・カニ料理から、ソウルフード、名物カフェまで
日本海でとれる鮮魚を使った海鮮丼やカニ料理をはじめ、万葉牛や地鶏ピヨなどのブランド肉、ご当地グルメのカレーや素ラーメンなど、名物料理が盛りだくさんの鳥取県。今回は、鳥取に行ったらぜひ味わいたいおすすめグルメ9選と、そのグルメを楽しめる11店のお店を厳選してご紹介します。
カニ料理
鳥取のキングオブ冬グルメとして名高いぜいたくなカニ。水揚げ量も日本屈指で、多くの食事処でカニ料理が提供されています。鳥取県では、松葉ガニ、親ガニ(セコガニ)、紅ズワイガニの3種がいただけます。
境港産紅ズワイガニをフルコースで/味処 美佐
境港で味わうなら、境港産紅ズワイガニを店主考案のフルコースでシンプルに味わえる「味処 美佐」へ。甘くジューシーな焼きガニや、カニスキ、ボイル、鍋、雑炊など多彩なカニ料理を楽しめる「ベニズワイガニコース」は、1枚コース7700円~、2枚コース1万3200円~。仕入れにより、コースにはしゃぶしゃぶや刺身も登場します。
※紅ズワイガニのしゃぶしゃぶ、刺身は気温の高い時期は不可。仕入れ状況により価格の変動あり
■味処 美佐(あじどころ みさ)
住所:鳥取県境港市京町6
TEL:0859-42-3817
営業時間:17時30分~22時LO(昼は予約時のみ営業)
定休日:日曜、祝日の月曜(ほか不定休の場合あり、要問合せ)
交通:JR境港駅から徒歩約7分
駐車場:6台
名物魚介
鳥取の漁港に水揚げされたばかりの旬の海鮮を、各店がオリジナルの技で美しい一皿に。今回は、甘みが強く濃厚な味わいが特徴の白イカと、プリプリの身で煮ても焼いてもおいしい万能魚・白ハタの名店をご紹介。
鳥取の夏グルメ“白イカ”を堪能/海鮮祭 ホーエンヤ わったいな店
新鮮な海の幸が水揚げされる賀露港(かろこう)が近い、鳥取どんぶり専門店。酢めしの上に白イカをドンとのせた「元祖いか丼」1980円では、鳥取の夏を代表する味覚である、甘みが強く濃厚な味わいの“白イカ”を満喫できます。 酢めし中にはゲソの照り焼きが入っていて楽しみも2倍!
■海鮮祭 ホーエンヤ わったいな店(かいせんさい ほーえんや わったいなてん)
住所:鳥取県鳥取市賀露町西3-323
TEL:0857-50-1775
営業時間:11~15時(14時30分LO)
定休日:水曜、月2回不定休
交通:JR鳥取駅から日の丸バス賀露循環線で約32~40分のバス停かにっこ館前から徒歩約1分
駐車場:290台
特産品の“白ハタ”をエスニック料理で/アイワナドゥ岩戸
鳥取砂丘や日本海が一望できるロケーションもうれしい、新鮮な地魚を使った創作アジアン料理が評判のレストラン。写真の「はたはたのピリ辛ソース」時価(1尾1098円程度)は、県の特産品である“白ハタ”(旬は3~5月、9~10月)をピリ辛の甘酢ソースで和えた一品。「タイチャーハン」988円や「タイカレー」1008円などの定番メニューも人気です。
■アイワナドゥ岩戸(あいわなどぅいわど)
住所:鳥取県鳥取市福部町岩戸276
TEL:0857-75-2090
営業時間:11時~21時30分LO
定休日:不定休
交通:JR鳥取駅から車で約20分
駐車場:10台
境港の市場めし
紅ズワイガニや本マグロなど、新鮮な海の幸が豊富に水揚げされる港町「境港」には、観光客も新鮮魚介を購入でき、海産物店併設の食堂でとれたての海鮮料理を味わえる市場がいくつかあります。なかでも豊富な品揃えが自慢の「大漁市場なかうら」をチェック!
市場併設の食堂で味わう名物グルメ/大漁市場なかうら
境港の海産物店のなかでも指折りの品揃えを誇り、鮮魚のほか、海産加工品や境港のおみやげが充実する「大漁市場なかうら(たいりょういちばなかうら)」。併設食堂の「御食事処弓ヶ浜」の人気No.1メニューは、「かにトロ丼」1300円。独自加工のカニペーストは、カニのうま味とマグロのトロのようなとろける食感が楽しめます。
■大漁市場なかうら(たいりょういちばなかうら)
住所:鳥取県境港市竹内団地209
TEL:0859-45-1600
営業時間:8時30分~16時30分(「御食事処弓ヶ浜」は11時~15時30分)
定休日:無休(12月31日~1月4日を除く)※「海鮮食堂なかうら」は木曜定休
交通:JR境港駅から車で約10分
駐車場:200台
ブランド肉
全国で注目を集めている鳥取発のブランド肉。サラっとしていて甘みがある脂が特徴の万葉牛を味わえる人気店をご紹介します。
厳選された生産農家が生む絶品和牛/炭火焼き 福ふく
神話の国・万葉の里の厳選された4軒の生産農家でしか育てられていない“万葉牛”が味わえる焼肉店。「万葉牛厚切り盛り」(2人前)5350円は、盛られる部位は日替わりで、写真はヒウチ、ラムシン、シキンボ、クリミなどの希少部位。現地でなければまず食べられない“幻の肉”を堪能して。
■炭火焼き 福ふく(すみびやき ふくふく)
住所:鳥取県鳥取市弥生町334-2 2F
TEL:0857-50-0029
営業時間:18~23時
定休日:日曜
交通:JR鳥取駅から徒歩約9分
駐車場:なし
カレー
鳥取市はカレールーの消費が多い、カレー好きな街として有名。鳥取タウンには、個性豊かな名物カレー店が揃っています。なかでも特徴的な2店舗はぜひ押さえて!
鳥取を代表する必食カレー/喫茶ベニ屋
鳥取を代表する必食カレーといえば、駅前通り沿いにある市民憩いの喫茶店「喫茶ベニ屋(きっさべにや)」の「チキンカツカレー」950円。カレーの作り方は70年以上前から変えておらず、1週間以上かけて作り上げる少し甘口で奥深い味わいのルーが決め手。小麦粉、カレーパウダー、豚骨スープ、野菜などが溶け込み、ほかでは味わえない一品です。
■喫茶ベニ屋(きっさべにや)
住所:鳥取県鳥取市末広温泉町129
TEL:0857-22-2874
営業時間:8~18時
定休日:水曜
交通:JR鳥取駅から徒歩約5分
駐車場:なし
SNS映え抜群! 衝撃のピンクカレー/大榎庵
築70年を超える民家を改装した、和の趣漂う上品な店構えが特徴の和風カフェ。地元産のビーツを使用した目にも鮮やかな「ピンクカレー」が看板メニューで、見た目と味の不思議なギャップは旅の話のネタになりそう。ピンクカレーにサラダ、味噌汁が付く「ピンク華麗セット」は1500円。レトルト商品「華貴婦人のピンク華麗」1000円も販売されています。
■大榎庵(おおえのきあん)
住所:鳥取県鳥取市大榎町3-3
TEL:0857-30-4891
営業時間:11時~19時45分LO ※要予約
定休日:不定休
交通:JR鳥取駅から鳥取市循環バスくる梨赤コースで約15分、江崎町下車すぐ
駐車場:5台
ホルモンそば
ホルモンなどの具材を味噌ベースのタレで味付けしたご当地麺。県東部を中心に、約30店舗の食堂や焼肉店で食べられます。
リピーター続出のホルそば/まつや
創業65年の鉄板焼専門店。看板メニューは、鳥取県産ホルモンと太麺を炒めた「ホルモンそば」860円。プリプリの食感と甘辛い濃厚な味わいで、後がけのピリ辛味噌ダレは半世紀以上継ぎ足し続ける秘伝の味。目の前で焼き上げるので、できたてアツアツが味わえるのもうれしいポイントです。
■まつや(まつや)
住所:鳥取県鳥取市吉方温泉4-432
TEL:0857-23-3050
営業時間:11時30分~13時30分、17~21時LO
定休日:日曜、祝日、火曜の昼
交通:JR鳥取駅から鳥取市循環バスくる梨赤コースで約8分、内吉方下車、徒歩約3分
駐車場:10台
素ラーメン
うどんだしのスープの中にラーメンの麺が入った“素ラーメン”。北海道産の昆布とカツオだしのコラボスープは、最後の一滴まで飲み干したくなるほど美味! アクセントにコショウをかけてもおいしくいただけます。
鳥取名物“素ラーメン”発祥の店/武蔵屋食堂
親子3代にわたって通う客もいる、明治45年(1912)創業の老舗食堂。2代目の店主が鳥取名物“素ラーメン”の生みの親といわれています。「素ラーメン」550円は、昆布とカツオの和風だしに鳥取県産小麦粉を使用した自家製麺に、具材はモヤシにネギ、かまぼこ、天かすがたっぷりと入っています。
■武蔵屋食堂(むさしやしょくどう)
住所:鳥取県鳥取市職人町15
TEL:0857-22-3397
営業時間:10時30分~21時
定休日:日曜、祝日、ほか不定休
交通:JR鳥取駅から徒歩約10分
駐車場:4台
名物カフェ
鳥取タウン散策途中には、癒やしのカフェで一息入れるのもおすすめ。近年はコーヒー豆の種類や挽き方、淹れ方にこだわった店も増えてきています。今回は鳥取砂丘にちなんだ名物カフェをご紹介。
味は本格派! 鳥取生まれの個性派カフェ/すなば珈琲 鳥取駅前店
平井伸治鳥取県知事の名言「スタバはないが、日本一のスナバ(砂場) はある」をきっかけに誕生。鳥取にスターバックス コーヒーがオープンしてからも人気で、鳥取ならではのユニークな名前のメニューも楽しい、エンタメ性あふれるカフェです。砂丘の砂を使って焙煎した豆を使った「砂焼きコーヒー」550円~(写真上)や、たっぷりのクリームと果物が乗った「すなばパンケーキ」1100円(写真下)などが楽しめます。
■すなば珈琲 鳥取駅前店(すなばこーひー とっとりえきまえてん)
住所:鳥取県鳥取市栄町706
TEL:0857-27-4649
営業時間:8時〜15時30分LO(土・日曜、祝日は〜19時30分LO)
定休日:水曜
交通:JR鳥取駅から徒歩約4分
駐車場:なし
あごカツカレー
アゴ(トビウオ)の産地として知られている鳥取県琴浦町で広まったご当地カレー。ミンチ状にして揚げたあごカツをカレーにのせて味わいます。カレールーにはスパイスや多くの調味料を使用していてうま味も風味も抜群!
ご当地カレー発祥の店/レストラン グレイン
“あごカツカレー”を考案した発祥店。「あごカツカレー」910円は、アゴのだしを加えたルーをひと晩寝かせることで深みを出すのがポイントだそう。お好みでウスターソースをかけていただくのもおすすめ。「あごカツカレー」のほかには、「たらこスパゲッティ」850円、「チーズハンバーグ・トマトソース」1290円など、洋食メニューが揃っています。
■レストラン グレイン(れすとらん ぐれいん)
住所:鳥取県琴浦町八橋392-2
TEL:0858-52-1211
営業時間:11~15時、17時30分~21時
定休日:水曜(祝日の場合は営業)
交通:JR倉吉駅からJR山陰本線で約20分、JR八橋駅下車、徒歩約5分
駐車場:10台
いかがでしたか? 鳥取県でしか味わえない、地元食材を生かした絶品料理が目白押しです。ぜひ鳥取旅行の際には、名物グルメをたくさん楽しんでくださいね。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ鳥取’24』に掲載した記事をもとに作成しています。