食・グルメ
2023.03.18
【日光】旅の途中に和カフェでほっこり♪老舗和菓子店が手がける「鉢石カフェ」
日光のメインストリート・日光街道沿いに店を構える人気和菓子店「湯沢屋」。その裏手に、隠れ家的な雰囲気を漂わせる「鉢石カフェ」があります。代々受け継がれてきた名物和菓子や、写真映えも抜群の絶品和パフェをオシャレなレトロ空間で味わいましょう。
蔵をリノベーションした上品でレトロな空間
東武日光駅から日光街道を歩くこと約12分、文化元年（1804）創業の老舗「湯沢屋」の前に到着したら、店の脇を通って裏手へ。「鉢石カフェ」は、通りからは見えない場所にあるので、多くの人で賑わう日光街道から少し離れて、ゆったりと落ち着くことができます。お店の近くには小さな神社もあり、風情のある雰囲気が漂っています。
店舗は、「湯沢屋」で原料の保管などに用いられていた石蔵をリノベーションしたもの。明治・大正期の建物を改築したというだけあって、魅力的なたたずまいです。
2つの蔵をつなげた店内は、2階部分が取り払われていることもあり、広々として開放的な印象です。アットホームな空間のなかで、思う存分まったり♪
名物和菓子セット＆絶品和パフェ
席に着いたらさっそく注文！名物和菓子が味わえる「湯沢屋セット」がおすすめのメニューです。
代々受け継がれてきた製法で作る「酒饅頭」と、日光連山の澄んだ水を使う「水羊羹」は、職人の技が感じられる上質な味わい。東京で修行を積んだ「湯沢屋」8代目見習・高村祐太郎さんが作る季節の和菓子と、抹茶や緑茶、コーヒーといったドリンクも楽しめて非常にお得なセットです。
もう一つの看板メニュー「鉢石パフェ」は、凛とした立ち姿がなんともフォトジェニック！
この和パフェは祐太郎さんが考案したそうで、「水羊羹」や抹茶クリーム、あんこ、寒天など8種の“和”が、グラスの中に詰め込まれています。パフェ全体の味をまとめているのが、あっさりとした風味の豆乳ソフトクリーム。これのおかげで、しつこさ・飽きをまったく感じることなく、最後までペロリと食べることができます♪
季節限定「天然氷のかき氷」や「湯沢屋」のおみやげも
例年4月下旬～11月中旬頃には季節限定で、日光スイーツの定番・天然氷のかき氷もメニューにラインアップ。味は抹茶、こしあん、練乳のソース3種類を好みの量かけて味わう「特製和風」と、栃木県産高級イチゴ、スカイベリーを使用した「スカイベリーミルク」の2つから選ぶことができ、天然氷のふわふわの食感も堪能できます。
「鉢石カフェ」で甘味を満喫したあとは、「湯沢屋」に立ち寄るのも忘れずに。「四色饅頭」は日光の社寺を守護する四神がモチーフの「酒饅頭」で、与那国産黒糖、宇治抹茶、スカイベリー、酒種の4種類の味が楽しめます。ふわりと香るお酒の風味と、もちもちとした食感がおいしい逸品はおみやげにぴったり。ぜひお持ち帰りしてみてください。
■鉢石カフェ（はついしかふぇ）
住所：栃木県日光市下鉢石町946
TEL：0288-54-0038
営業時間：10〜17時
定休日：不定休
■湯沢屋（ゆざわや）
住所：栃木県日光市下鉢石町946
TEL：0288-54-0038
営業時間：9〜18時
定休日：不定休
Text：MOVE
Photo：古澤麻実
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