食・グルメ
2023.04.07
【東京ドーム周辺】アボカド好きオーナーが開いた専門店「avocafe」でアボカド料理三昧
おいしく、ヘルシー、そして、見た目もかわいいと、アボカドにハマってしまったオーナーが、その魅力を多くの人に知ってほしいとアボカド料理をメインにした「avocafe（あぼかふぇ）」をオープン。和風、洋風、ごはんものからお酒のアテ、ドリンク、デザートまでアボカド尽くしの料理を味わいましょう。
アボカド好きが高じてカフェをオープン
神保町駅から徒歩2分、東京ドームから徒歩17分ほど。路地のビルの3階に「avocafe」はあります。看板やサインが出ているので、わかりやすいですね。アボカド好きのオーナーが、専門店がないのなら自分で立ち上げようと決意し、2007年にオープンしました。
アボカドカラーの壁に包まれた店内には、アボカドのキャラクターのぬいぐるみやポスター、イラストなどが飾られ、アボカド一色の空間になっていますよ。
メニューには常時50種ものアボカド料理が
実は、アボカドは1000以上もの品種があるフルーツ。しかし、日本で流通する99%がクリーミーでコクのある「ハス種」。輸入ものがほとんどなので、まだ皮が緑色の固い状態で収穫され、日本で追熟させるのだそう。「avocafe」で使っているのはメキシコ産の「ハス種」で、追熟し食べ頃になったおいしいもののみを仕入れています。
家庭では、サラダやわさび醤油で食べられることが多いですが、どんな食材にも合い、どのように調理してもおいしく仕上がるのだとオーナー。「avocafe」では、生だけでなく、焼く、揚げる、スープなど、さまざまな食べ方で提供し、生で食べる場合はクリーミーで完熟のもの、焼いたり揚げたりする場合は加熱することでとろ〜んとなるように硬めを選んで使い分けているそうです。
ごはんの上にスライスしたアボカドとスパムをのせ、オリジナルの照り焼きソースがかかっている「やみつきアボカドスパム丼」は、人気メニューのひとつ。アボカドのクリーミーさ、スパムの塩気、甘じょっぱいソースがよく合い、半熟卵を絡めていただきます。
ランチではスープとドリンク（コーヒー、または紅茶）がつくセットで1100円なのでとてもお得ですよ。
半分にカットしたアボカドにたっぷりのハチミツとシナモンをかけた「はちみつシナモン〜デザート感覚〜」は、アボカドのおいしさをシンプルに味わえる一品。クリーミーさに甘さが加わり、食後のデザートにもピッタリ。産地のメキシコではおやつの定番なのだそう。
アボカドが約1/2個とたっぷり入ったスムージーは、ヨーグルトとレモンをミックスすることで酸味が加わり、レアチーズケーキのような味わいに。レモンの輪切りがのったさわやかな見た目も好評です。
ほかにも、キウイ、バナナ、オレンジ、リンゴが入った、アボカドフルーツミックス、アボカドチョコバナナのスムージーもありますよ。どれも110円プラスしてカクテルにすることも可能です。
自宅でアボカド料理＆栽培にトライ
おいしいアボカド料理を味わったら、家で作ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか？「avocafe」では一つ280円でおみやげ用のアボカドの販売もしているので、買って帰って料理をするのもおすすめ。おいしいものを選ぶのが難しいといわれるアボカド。お店で使っているものと同じような、ちょうどよく熟したものを分けてくれるので、はずれなしですよ！
カウンターで売られているのは、オーナーの著書『アボカド三昧』。「やみつきアボカドスパム丼」など、アボカド料理のレシピをたくさん紹介しているので、ぜひ自宅で「avocafe」の味を再現してみてください。
その横に置かれているのはアボカドの種。「おうちで育ててみませんか？」と無料でお客さんにプレゼントしています。育て方のコツが書かれたコースターやカードが置いてあるのでそちらもチェックしてみてくださいね。
グラスに入れて水耕栽培もできるアボカド。芽を出したら半年で50cm〜1mほどに成長するので、土に植え替えるといいそうです。
定番のほかに夏には冷やし中華、冬には鍋など、毎シーズン新しいメニューが登場するので、いつ訪れても知られざるアボカドの魅力を発見できる「avocafe」。東京ドームでのライブ前後に、推しとアボカド談義に花を咲かせてはいかがですか？
Text：河部紀子（editorial team Flone）
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