お元気ですか、6151です。今回は東京都町田市をカメラを片手にのんびりとおさんぽ。
町田駅前はショッピングなども楽しめて賑やかなイメージですが、駅から少し足を延ばすと自然の中で過ごすことができるエリアがたくさん。素敵なスポットをいろいろ見つけたので、早速、ご紹介します！

【町田薬師池公園 四季彩の杜】で春ピクニックやリスとのふれあいを満喫

四季折々の風景が楽しめる「薬師池公園」

広い空と自然を感じようと、「町田薬師池公園 四季彩の杜」へ。エリア内には「町田ぼたん園」「町田ダリア園」「町田えびね苑」などがあり、さまざまな植物の群生を観賞することも。まずは、「町田薬師池公園 四季彩の杜」の中心に位置する「薬師池公園」にやってきました。「東京都指定名勝」にも選ばれた大きく広がる薬師池と、アーチ状にかかる太鼓橋の景観が雰囲気たっぷりで、まるで絵画のような風景です。

こちらは薬師池のそばにある、白梅280本、紅梅20本が植えられた梅園。開花時期になると梅まつりも開催されるのだそう。季節ごとの景色が楽しめる大きな公園なので、撮影スポットとして特におすすめ。

私が訪れたのは3月上旬でしたが、梅林に花がちらちらと咲き残っていました。運がよければ、カワセミなどの野鳥と会えることもあるそう。また、紫陽花の時期には無料開園されるエリアもあるのだとか。季節を変えてまたお散歩したくなるなぁ。公式サイトでは花の見頃カレンダーもあるので、訪れる際はチェックしてみて。

梅園の裏にある山道を登ると、頂上には「野津田薬師堂」が。銀杏の巨木や、梅園にある茅葺屋根の日本家屋などが見られ、まるで日本昔ばなしのような風景でした。眼病にご利益があるとされると聞き、絶賛花粉症だったわたしはすぐさまお祈り。

絵馬もひらがなの「め」が向かい合って書かれていました。こちらは「向かい目」といわれ、お薬師様の目と自分の目を向かい合わせることで眼病平癒を願うものだそう。どうか症状が良くなりますように～！

■薬師池公園（やくしいけこうえん）
住所：町田市野津田街3270
TEL：042-724-4399（町田市公園緑地課）※問合せは平日のみ
営業時間：6～18時
定休日：無休

ピクニックや買物が楽しめる「西園（ウェルカムゲート）」

散歩の後は、ブランチがてら四季彩の杜内にある「西園（ウェルカムゲート）」へ。

カフェ・レストラン「44APARTMENT薬師池」では大きな窓から芝生広場を見渡しながら、町田産の食材を使ったカレーやバーガーなどの体が元気になる食事を楽しめます。おすすめはテイクアウトメニューの「ピクニックバスケット」（2名分）2480円。かわいい持ち手付きのカゴにバーガーとチキンやフライドポテト、アップルタイザーにお菓子が付いたセットで、公園の景観を楽しみながら空の下でバーガーを頬張れます。

手ぶらでも公園でピクニックができちゃうなんて、理想的ですよね。ピクニックバスケットのボリュームはお子様用1名分、大人2名分、2～4名分の3つから選べます。せっかくだから柔らかな風を頬で感じながらテラスでいただきました。カフェラテもおいしかったのでコーヒー難民は寄ってみるべし。

■44APARTMETN薬師池（だぶるふぉーあぱーとめんとやくしいけ）
住所：町田市本町田3105
TEL：042-860-6956
営業時間：8時～21時30分
定休日：無休

「西園（ウェルカムゲート）」内の「直売所」では町田市でとれた新鮮な野菜や卵、地元酒屋がおすすめするワインや日本酒、クラフトビールなどの販売もしています。

おみやげにもおすすめの、瓶詰めされた「やくしプリン」にはリスのイラスト入り。このリスのようにプリンをたっぷり頬張りたい！幸せな味が広がるんだろうなぁ。

かわいい器やグラスも販売していました。もちろん地場の野菜などもあり、おうちでのごはんタイムを考えるとワクワクしてきます。ほかにも誰でも利用できるライブラリー・ラウンジや予約可能なラボ・体験工房などもあり、4月～11月末には手ぶらで楽しめるBBQもあるそう。お散歩以上の楽しみが詰まっている広い公園で、お気に入りの場所を見つけてみてください。

■西園（ウェルカムゲート）（にしえんうぇるかむげーと）
住所：町田市本町田3105
TEL：042-851-8942
営業時間：5～22時
定休日：無休

たくさんのリスにもみくちゃに!?「町田リス園」

薬師池公園の向かいにある「町田リス園」は年齢問わず楽しめる、動物達とのふれあいをテーマにしたスポット。地元の小学生は遠足でも訪れることがあるのだそう。

なかでも外周200mもある「リスの放し飼い広場」は、200匹を超えるタイワンリスたちが所狭しと生活しています。

早速、リス達とふれあうために受付へ行くとミトンとリスの餌のヒマワリの種を渡されます。ちなみに、開園直後に訪れると腹ペコのリスたちによる餌争奪戦を文字どおり体験できるのでぜひ、朝イチで訪れてほしい！

気分は『風の谷のナウシカ』、肩や頭を駆け回るリスたちは元気いっぱい。餌やりをするなら、”小さな足跡”の洗礼を受けるので、気になる方は白い洋服は避けましょう。

タイワンリスのほか、モルモットやシマリスなどの小さい動物たちの見学や餌やりもできるので、意外とあっという間に時間が経ってしまいました。ギフトショップにはぬいぐるみもたくさんあるのでお気に入りの子を連れ帰って。

■町田リス園（まちだりすえん）
住所：町田市薬師台1-733-1
TEL：042-734-1001
営業時間：10～16時（4～9月の日曜、祝日は10～17時）
定休日：火曜（祝日の場合は営業、翌日休み）

【町田いちご狩り農園】完熟しても真っ白なイチゴ、食べ放題

都内でイチゴ狩りができるの！？ と驚いたのですが、なんと町田にはあるんです、そんな最高のスポットが。というわけで訪れたのは「町田いちご狩り農園」。

赤く熟したかわいらしいイチゴがずらっと並び、30分食べ放題プランで好きなだけ楽しめます。種類はおいCベリー、かおり野、さがほのか、そのほか種類は時期によって変わるそう。取材日はかおり野やよつぼしなど、3種類のイチゴが食べ頃を迎えていました。

ハウス内には品名とQRコードのラベルが用意されています。スマホで読み込んでみると、品種の説明が記載したページへリンクされ、これなら食べたイチゴを忘れずに覚えられるし、シェアしやすい！忘れっぽい私にとってはありがたいサービスです。

その場で摘み取った新鮮なイチゴの甘くって爽やかな香り…。幸せの極みでしかない30分ですね。ちなみにイチゴ大好きなわたしなのでよくスーパーで買いまくるのですが、この日、町田いちご狩り農園で食べた「俺の白いちご」が人生で一番おいしかった！口に入れた瞬間の消えていくような儚い食感、青臭さをまったく感じない爽やかな香り、文句なしの甘さ。これはお腹いっぱい食べたいと思い予約を、と思ったら、なんともうすでに今季の予約は残りわずか（2023年3月15日時点）。早ければ今年は10月ごろに公式サイトから予約受付をするそうなので、今から秋が待ち遠しい！これは毎年必ず訪れたい場所のひとつにランクインです。

また、こちらの農園ではサステナブルな取り組みにも力を入れているそう。食品ロスを減らすためにイチゴの一部はジャムやゼリーなどに加工して販売をしたり、葉や枝などは堆肥にしていたり。SDGs達成を意識しているならぜひ貢献したいですね。加工品は近所のカインズ、JAなどで販売しているので、そちらもぜひチェック！

農園の看板娘（？）ヤギのあきちゃんも大好きなイチゴを頬張ってうれしそう。園主の宮﨑政明さんとの仲良しな空気があきちゃんの表情からも読み取れました。おいしいものを作る人はみんな素敵。

■町田いちご狩り農園（まちだいちごがりのうえん）
住所：町田市相原町1279
TEL：080-7576-1515（いちご狩り開園期間のみ）
開園期間：12月下旬～5月中旬
営業時間：9時30分～11時30分（実なり状況によって変更あり）
定休日：不定休
予約：下記URLより要予約
https://machidastrawberry.urkt.in/ja/direct/offices/2072/courses?language_type=ja

【スヌーピーミュージアム】日本で唯一の美術館

町田といえば！みんな大好き、スヌーピーに会える「スヌーピーミュージアム」。なんとここはアメリカにあるピーナッツ・ファンの聖地「シュルツ美術館」の世界で唯一の公式サテライト（分館）なのです。以前は六本木で期間限定で開館したスヌーピーミュージアムですが、閉館後、2019年12月に町田へと移設し新たにオープン。六本木の際も訪れていたのですが、移設してからは初めての入館ということで楽しみにしていました。

3階建ての建物に常設展示されている「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」では、個性豊かなキャラクターたちの解説や、作者であるチャールズ・シュルツの生涯を追いかけることができます。

そして、絶対に見逃せない全長約8メートルのスヌーピーなど、ユニークな姿が並ぶ「スヌーピー・ルーム」。ここに展示されているスヌーピーたちはいずれもコミックの1コマを模したもの。絵の中から飛び出してきたようなスヌーピーと、写真撮影を楽しめます。巨大なスリーピング・スヌーピーと最高のアングルで記念撮影できるサービスも！

スヌーピーのドッグハウスでの撮影もマストで押さえたい。

そして屋上テラスには、壁いっぱいにスヌーピーの友だちや親戚たちが集まったフォトスポットも。写真でたくさん思い出を持ち帰って。

持ち帰るといえばショップがとにかく充実しているんです。世界でここにしかないオリジナルグッズばかりで、自分用のおみやげが増える増える…。

我慢できずにあれこれ選んでいたら、袋いっぱい買ってしまいました。お配り用のお菓子のパッケージもPEANUTSのコミックがそのままあしらわれていてかわいい！全部欲しい。

■スヌーピーミュージアム（すぬーぴーみゅーじあむ）
住所：町田市鶴間3-1-4
TEL：042-812-2723
営業時間：10～18時（最終入場は17時30分）
定休日：無休
料金：入館前売り券：一般・大学生1800円、中学、高校生800円、4歳～小学生400円（当日券は各200円増し）、4歳未満は無料
© Peanuts Worldwide LLC

【モニカ＆アドリアーノ】隠れ家みたいな個室と炙りチーズケーキ

たくさん歩いた後は、町田駅周辺でひと息入れるためのカフェタイム。「モニカ＆アドリアーノ」は、小田急線町田駅から徒歩1分とアクセスしやすい3階建てのカフェ。

しかも階ごとにインテリアのイメージも変わっていて好きな席を探すのも楽しい。

今回は2階にある隠れ家みたいな半個室席をリザーブ。人気メニューの「炙りチーズケーキ」759円をいただきました。

真っ白なふわふわチーズケーキが運ばれてきたと思ったら、店員さんが目の前でバーナーで炙ってくれ、とろっとろのチーズケーキに大変身。これはチーズ好きにはたまらない。甘さ控えめで酸味のないチーズケーキで、ちゃんとチーズが感じられます。人気の理由もうなずける。しつこくなく割とあっさりしたチーズの風味なので多分あと3個は食べられそうだなーと考えつつ、ぺろっと完食してしまいました。ドリンクのカフェラテにはラテアートも施していただいて気持ちもほっこり。

夜にはビールの飲み比べができるダイニングバーとしても営業していますが、ディナータイムでもカフェメニューが注文でき、飲んだ後の2軒目としてカフェ利用をするお客さんも多いのだとか。いつ訪れてもコーヒーでひと息つけるのはうれしい限りです。

■モニカ＆アドリアーノ（もにかあんどあどりあーの）
住所：町田市原町田6-11-16 
TEL：050-5487-2737
営業時間：平日：モーニング10時30分～11時15分、ランチ・カフェ11時30分～17時、ディナー17～23時（22時LO、ドリンクは22時30分LO）、土・日曜、祝日：ランチ11～17時、ディナー17～24時（22時LO、ドリンクは23時30分LO）
定休日：無休

というわけでいかがでしたか。町田ってどんな町？と思いながら歩き回ってみましたが、訪れると好きになっちゃう！次は誰かと一緒に来よう、そんな風に感じることのできたお散歩になりました。

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Text&Photo：6151 

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