【大阪】手みやげに喜ばれる和菓子なら「駿 surugaya」のモダンな羊羹
羊羹発祥店の歴史を引き継ぐ「大阪本家駿河屋」が、新しい和菓子ブランドを立ち上げました。伝統に時代のテイストを取り入れて作られるカラフルな羊羹が、新たな手みやげとして注目されています。
大阪天満宮からすぐ、南森町で新ブランドをスタート
南森町から徒歩3分ほどの場所にある「駿 surugaya南森町本店」。寛正2年(1461)に京都伏見で創業され、羊羹発祥店とされている駿河屋の系譜を継ぐ「大阪本家駿河屋」が立ち上げた新ブランドの本店です。
黒が基調のシックでおしゃれな店内に並ぶのは、伝統的な和菓子をモダンにアレンジした商品の数々。和三盆糖、国産の小豆、糸寒天、丹波篠山産の黒豆、佐賀肥沃米など、こだわり続けてきた素材や製法はそのままに、今の時代にあった和菓子を展開し、さらなる100年、200年とバトンを繋いでいくことがコンセプトです。
ポップなフレーバーも揃う小形羊羹「neri」に注目
店に入ってまず目につくのが、色とりどりの小形羊羹「neri」です。小ぶりなサイズで、色とりどりのパッケージはもちろん、味わいも個性的。ストロベリー紅茶、アップルシナモンといった新しい味を取り入れた羊羹は、和と見事に調和した自信のフレーバーばかり。スティックタイプで食べやすく、バラエティー豊かなラインアップで選ぶのも楽しい!羊羹をよりカジュアルで、身近なものと思わせてくれます。
昔ながらの製法に変わりはなく、熟練の職人が季節によって素材や工程の調整をしながらベストな固さ、味に仕上げます。しっかりとした羊羹特有の食感や品のある甘さは伝統的なものです。
贈り物なら6本入、12本入の箱入りセットもおすすめです。さまざまなフレーバーに加え、豊臣秀吉と千利休の大茶会で出されたり、大坂城の御用菓子でもあった伝統的でスタンダードな「煉羊羹」も一つ入ります。
まだあるモダンなアレンジ和菓子もチェック
店頭には、ほかにもモダンなスタイルの和菓子が並んでいます。
こちらはキューブ状の羊羹をどら焼きの生地でサンドした個性的なビジュアルのスイーツ。小豆をそのまま味わっているような粒の食感が魅力です。
秋から冬季にはゴロリと栗が入ったバージョンも。こちらも人気です。
ひと口サイズのつぶ餡の最中にも注目。皮にはブランドの焼き印が入り、パリッと固めで独特の口当たりです。中には、粒がしっかりと感じられる駿河屋の自家製餡が入っています。
駿河屋の伝統を感じる極上の餡が、果物の味を際立てるフルーツ大福もあります。春(~4月中予定)はイチゴ、夏はお休みで、秋にはシャインマスカット、ピオーネ、みかんが登場する予定です。
今後も新たな風を取り入れながら進化していく「駿 surugaya」の和菓子。モダンなおしゃれさと歴史ある伝統が生み出すここでしか手に入らない味は、手みやげにもぴったりです。
■駿 surugaya 南森町本店(しゅん するがや みなみもりまちほんてん)
住所:大阪府大阪市北区紅梅町2-17
TEL:06-6354-3333
営業時間:10~18時(土・日曜、祝日は~17時)
定休日:不定休
アクセス:JR東西線大阪天満宮駅、地下鉄堺筋線南森町駅から徒歩3分
text:フジタイコ
Photo:沖本明
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