西新宿で音×アート×テクノロジーを体験する「西新宿 5G Sounding City プロジェクト」!高層ビル街の新たな一面に出合う
スマホを手に、イヤホンから流れる音を聞きながら西新宿の街を歩くと、まるで街が音楽を奏でているよう。「西新宿 5G Sounding City」は、音やアート、最先端テクノロジーを使って、街をもっと楽しく、快適にするためのプロジェクト。いったい、どんな体験ができるのでしょうか?
音×アート×テクノロジーで街づくり
「西新宿 5G Sounding City プロジェクト」は、東京都が進める5Gやテクノロジーを活用した街づくりの一環として、東京藝術大学発ベンチャーの株式会社cotonが代表団体となってスタートしました。
音とアートとテクノロジーの掛け合わせによって、自然豊かな環境の拡充や、人同士が交流する機会、高いレベルで芸術鑑賞ができる環境の提供などを目指しています。
ビルが歌っているみたい?音のXR体験ができる「Sounding Building」
西新宿は、フランス・パリのノートルダム大聖堂をモチーフにしたといわれる「東京都庁舎」、「グッドデザイン賞」を受賞した「モード学園コクーンタワー」など、ユニークな高層ビルが立ち並ぶエリア。
こうした高層ビルの合間を歩きながら、「音のXR(クロスリアリティ)体験」ができるのが「Sounding Building」です。「西新宿 5G Sounding City プロジェクト」公式サイト内の「Sounding Building」のプログラムをスタートさせてから、スマホをビルにかざしてみると、それぞれのビルに割り当てられた音楽がスマホから流れ出します。
ユーザーのスマホの位置情報や向きにリアルタイムで反応するので、歩いていると、ビルが奏でる音楽が遠くなったり、向こうにあるビルの音楽が徐々に大きくなったり。ビルが生き生きと歌っているようにも感じます。音楽を聞きながら、立ち止まってビルを観察してみると、今まで気づかなかった魅力を発見できるかもしれません。
音と風景が混ざり合う「Sound Garden」
新宿中央公園などで体験できる「Sound Garden」は、仮想空間に配置された「音のオブジェ」を、インターネット上のマップをもとに巡ることで、オブジェが奏でる音をスマホから聞くことができます。
位置情報によって、音の大きさや聞こえてくる方向が変化するため、「音のオブジェ」が現実にあるような感覚に。仮想空間上の音と現実の風景とが混ざり合って、不思議な体験ができるはずです。
「Sounding Building」と「Sound Garden」の終了時期は未定。今後も音の先端技術やアートを使ったさまざまなプロジェクトを実施予定のようです。街の新たな一面を発見できるプロジェクトを、ぜひ体験してみてくださいね。
■西新宿 5G Sounding City プロジェクト(にししんじゅく ふぁいぶじー さうんでぃんぐ してぃぷろじぇくと)
実施エリア:都営地下鉄大江戸線の都庁前駅周辺
※開催時期などは公式サイトでご確認ください。
text&photo:伊藤めぐみ(エフェクト)
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