【茨城・ひたちなか】海辺に広がる花の絶景「国営ひたち海浜公園」の春の歩き方

【茨城・ひたちなか】海辺に広がる花の絶景「国営ひたち海浜公園」の春の歩き方

ネモフィラ チューリップ お花 春に行きたいところ ひんやりスイーツ
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

今年も「国営ひたち海浜公園」のネモフィラの季節がやってきました! 例年、4月中旬~5月上旬が見頃です。ゴールデンウィークに集中しがちですが、4月中が見頃の花やガイドツアーとあわせて花さんぽはいかが? 公園ボランティアや植物管理スタッフがみどころや裏話などを解説してくれるガイドツアーに参加すれば、花のことがもっとよくわかりますよ。

Summary

爽やかな香りと色に癒される「スイセンガーデン」

約240種、100万本のスイセンが植えられた「スイセンガーデン」。3月下旬から始まり、次々と咲き継いで4月中旬まで。長く楽しめるエリアです。花言葉は「自己愛」「神秘」「尊敬」などいろいろありますが、いち早く春を告げることから「希望の花」ともよばれています。ガイドツアーも催行。2023年は3月27日(月)~4月7日(金)の平日の10~12時まで。受付はテラスハウスです。
松林の下にどこまでもスイセンが続いています
松林の下にどこまでもスイセンが続いています

森の中の「記念の森レストハウス」で静かにコーヒーブレイク

スイセンガーデンや「スイセンの丘」を進むと、「記念の森レストハウス」が見えてきます。天皇陛下ご成婚を記念し、1997年4月にオープン。2017年3月にリニューアルしました。ハンドドリップのオリジナルブレンドコーヒーやさつまいもなど県産食材を使ったデザートが味わえます。館内の歴史ギャラリーも必見。ひたち海浜公園ができるまでの地域の歴史を、当時の写真やパネルで展示しています。ここを見ておくと、ネモフィラでいっぱいの「みはらしの丘」での感動がいっそう深まるはずです。
落ち着いた店内。窓の外に野鳥の姿も見られます
落ち着いた店内。窓の外に野鳥の姿も見られます

いちめんの菜の花と古民家の「みはらしの里」は春のノスタルジー

「記念の森レストハウス」の先に、ネモフィラにおおわれた「みはらしの丘」が見えてきます。そのふもとに広がるのが「みはらしの里」。移築された古民家のまわりに咲き誇る菜の花。どこかなつかしい春の景色です。花言葉は多く、「快活な愛」「競争」「小さな幸せ」「快活」「活発」「元気いっぱい」「豊かさ」。いちめんの黄色からはたしかに元気をもらえますね。
菜の花の甘い香りでいっぱいです
菜の花の甘い香りでいっぱいです

聖なる浄化のブルーに包まれた「みはらしの丘」

みはらしの丘を埋め尽くすネモフィラは約530万本! 園路を歩けば、ネモフィラ、空、海が溶け合う青の絶景です。ネモフィラのことをもっと詳しく知りたければガイドツアーに参加しましょう。2023年は4月16日(日)と22日(土)の10時30分と13時30分から。受付は「みはらしの里」の里の家です。
ゆるやかな丘がネモフィラブルーに染まります
なだらかな丘がネモフィラブルーに染まります
頂上は58m。ひたちなか市の最高標高です。一面に広がるこの景色を見に毎年多くの人が訪れます。詳しい見頃は公園の公式ウェブサイトをチェック!
頂上近くのみはらしの鐘。向こうに太平洋も見えます
頂上近くのみはらしの鐘。向こうに太平洋も見えます
ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」。可憐な姿ですが強い生命力があります。みはらしの丘は強い海風にふかれることもありますが、ぐんぐん成長してゆくそう。一つの花の中にもグラデーションがあって、じっと眺めていたいほど。
可憐なネモフィラ
可憐なネモフィラ

希少な生物が生息する「沢田湧水地」で、本来の自然にふれる

「みはらしの丘」の北側に位置する「沢田湧水地」。ホトケドジョウなど多様な動植物が生息する貴重な場所です。4~11月はガイドツアーも開催されています。2023年の4月1日~5月28日期間は、土・日曜、祝日の10時30分と13時30分から。受付は沢田湧水ネイチャーハウスです。
歩きやすいよう、湿原に木道が整備されています
歩きやすいよう、湿原に木道が整備されています

「たまごの森フラワーガーデン」は可憐なチューリップでいっぱい

帰路は「たまごの森フラワーガーデン」へ。ここには約330種、約26万本のチューリップが植えられています。2023年4月15日(土)には10時30分と13時30分からガイドツアーを行う予定です。
目も覚めるようなくっきりとした原色のモザイクです
目も覚めるようなくっきりとした原色の景色です

フード&おみやげはここをチェック

ネモフィラをイメージしたインスタ映えするフードやドリンクが勢揃い。暖かくなってきたこの季節、冷たい飲み物やアイスクリームがおいしいですよね。
ネモフィラブルーソフト450円。添えられたクッキーはおみやげコーナーにもあります15個入り900円
「ネモフィラブルーソフト」各450円。添えられたネモフィラクッキーも人気のおみやげ品。15個入り900円
県産のフルーツとオミタマヨーグルトを使ったネモフィラブルーラッシー。いちごとゆずはちみつの2フレーバーで各550円
県産のフルーツとオミタマヨーグルトを使った「ネモフィラブルーラッシー」各550円。いちごとゆずハチミツの2つのフレーバーがあります
可憐な花をネモフィラグッズで持ち帰るのもステキです。
左からマグネット880円、バーバリウムストラップ880円、ネモフィラあめ5本入り550円
左からマグネット880円、バーバリウムストラップ880円、ネモフィラあめ5本入り550円
特産品のほしいもやはちみつを使ったドーナツなど、オリジナルのスイーツも見逃せません。
一口サイズのスイートポテトにソフトクリームをのせたひたちおいもTOソフトクリーム各580円
一口サイズのスイートポテトにソフトクリームをのせた「ひたちおいもTOソフトクリーム」各540円~
国営ひたち海浜公園には、お砂糖や牛乳をつかわないワンコ向けのアイスもあるんですよ。
海浜公園のわんこジェラート350円
「海浜公園のわんこジェラート」350円

訪れる人をみな笑顔にしてしまう「国営ひたち海浜公園」。春の花のハッピーパワーを全身に浴びましょう。混雑状況は公式ウェブサイトが参考になりますよ。

Text:松尾裕美

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください