【おとなのソロ部】ソロシートが話題!「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」で“おひとりさまプラネタリウム”を満喫☆
プラネタリウムと聞くと、多くの人が“デートスポット”をイメージするのでは? でもここ数年、ひとりで星空に没入して癒やされたいという、おひとりさまが増えているそうです。そのブームの火付け役となったのが、東京・有楽町にあるプラネタリウム施設「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」。ここには「銀河シート」とよばれるソロシートがあるんです。
Summary
ソロシートがある「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」とは?
JR・地下鉄有楽町駅から徒歩2分。「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」(以下、プラネタリアTOKYO)は、複合商業施設「有楽町マリオン(有楽町センタービル)」の9階にあります。かつて東京初のプラネタリウム施設がここ有楽町にオープンしたこともあり、80年以上の時を経て、2018年に最新技術のプラネタリウムが有楽町に帰ってきました。
“宙と大切なことに出逢う”というコンセプトのもと、2つのドームにカフェとショップを併設した総合エンターテインメント施設になっています。2つのドームのうち、常時どちらかで作品が上映されるプラネタリウムは珍しく、多彩な作品をハシゴして楽しむことも可能ですよ。
DOME 1は、壁面から天井まで映像を投映できる多目的ドームで、飲食しながらコンテンツを楽しむことができます。星空×音楽ライブや謎解きコンテンツ、ヨガなどイベント性の高いコンテンツが多く、新しい星の楽しみ方を見つけられるかもしれません。
今回ソロ体験をさせてもらったDOME 2は、飲食はできませんが、限りなくリアルな星空を再現したプラネタリウムが魅力。47個のスピーカーを音が移動する立体音響システム「SOUND DOMEⓇ」(一部の作品に限る)や、横になって観賞できる特別シート「銀河シート」(2人用、1人用あり)などプレミアムな体験ができます。
チケットはパソコンやスマホから、事前にオンライン購入可能。購入後のキャンセル不可なので、どちらのドームでどの作品を観たいか、しっかりチェックしてから購入を。もちろん、当日チケット売り場での購入も可能ですが、並ぶこともあるのでオンライン購入がおすすめです。
DOME 2の「銀河シート」で満天の星々をひとり占め☆
それでは、DOME 2の特別シート「銀河シート(1人用)」で作品を観てみましょう。チケットをオンライン購入していたので、ドーム入口の機械でオンラインチケットにある二次元コードをかざすだけでドーム内に入れます。
DOME 2のドーム内に入ると、頭上をスクリーンが覆うターコイズブルー一色の世界が広がります。この上品な色は、プラネタリウム誕生のきっかけになった惑星運行模型を自宅の天井に作ったオランダのアマチュア天文学者、エイセ・エイシンガの部屋の色に着想を得たとか。プラネタリウムへのリスペクトを感じる空間ですね。
こちらがソロシートの「銀河シート(1人用)」です。ドーム内前方にある「銀河シート(2人用)」と一般シートを1列挟んで配置されているので、これならカップル客は気になりませんね。
早速、靴を脱いで「銀河シート」に横になってみました。プラネタリウムでこんなにリラックスしていいの?暗くなったら寝落ちしない…?など、疑問や不安が渦巻く初体験のソロシートに驚きとワクワクが止まりません。
気になるのが、周辺シートとの距離感。ソロの「銀河シート」は投映機を挟んで4席ずつ並んでいますが、各シートのフレーム部分が広いせいか、不思議と隣は気になりません。さらに「銀河シート」を取り囲む一般シートも、横になってしまえば、まったく視界に入らないので気になりません。これはひとりで星空に没入できるかも!
こちらの「銀河シート」は、「プラネタリアTOKYO」の目玉として特注で作られました。“きらめく銀河につつまれる新体験”をコンセプトに、プレミアム特注家具メーカー「ミネルバ」と京都西陣織の老舗「細尾」が手がけたスペシャルシート。宇宙をただよう小舟に乗った気持ちで、まもなく宇宙旅行へ出発です!横になりながら上映開始をワクワク待っていると、上映までの待ち時間にもドームに映像が映し出されました。
春には天候や花粉を気にせずにお花見気分を、冬には温かいドーム内でイルミネーション映像を。季節ごとの特別映像を期間限定で上映しており、快適に楽しむことができます。
オープニングの映像の興奮が冷めやらぬまま、本作品上映がスタート。上映作品はドーム内にアロマが香る癒やし系や星座や宇宙にまつわる知識系など、子どもから大人まで幅広く楽しめるエンタメ性の高い作品ばかり。ナレーションに人気の俳優や声優、ラジオDJなど声のプロたちを起用しているため、イケボファンも多く訪れるとか。ぜひ、公式サイトで上映作品をチェックしてみましょう。
なかでも「銀河シート」のあるDOME2 は、音響や映像にもこだわった作品上映が多いため、完全な暗闇になります。飲食も途中退出もNGのため、どっぷりと上映作品に没入するのに最適です。何十年ぶり!? にプラネタリウムを体験したので…、あまりの進化具合に目が慣れるのに多少時間がかかるほど、満天の星々に感動しっぱなしでした!
日本はアメリカ・中国に次ぐプラネタリウム大国で、プラネタリウム施設が多く、投映機の水準も高いそう。ドームに映し出される星空は、自然で私たちが見る星空と全く同じ配置を再現して、星の大小や惑星の動きまで正確に再現されているというから驚きです。この特別感を体験したら、リピートしたくなる気持ちがわかりました。
映えるカフェメニューで余韻に浸る
星空に感動したあとは、その余韻に浸るため館内にあるカフェ「Cafe Planetaria(かふぇ ぷらねたりあ)」へ。DOME 2は飲食NGなので、上映前後の利用がおすすめです。
おすすめは、光るボトルに入った「スターリーボトル レッドティー」1300円と、銀河が描かれた「ギャラクシードーナツ」580円。どちらも「プラネタリアTOKYO」の来訪記念にぴったりのシグニチャーメニューです。
ドーナツのグレイズドが銀河になっているなんて…、星好きにはたまらないひと品ですよね。さっき見た上映作品を頭の中で再生しながら、じっくり味わってください。舌が青くなるのもご愛嬌♪
光るボトル入りドリンク「スターリーボトル レッドティー」は、ラズベリーとスパークリングワインの香りをブレンドした特製ティー。飲食OKなDOME 1の上映に持ち込むのもいいですね。
星好きスタッフ厳選!ギフトショップでお買物
最後は、おみやげショッピングへ! ギフトショップ「Gallery Planetaria(ぎゃらりー ぷらねたりあ)」は、“銀河のどこかにある不思議なギフトショップ”というコンセプトで、遠い星から持ち帰ってきた星にまつわるアイテムが揃う…、というロマンティックな設定がユニークなショップです。
来訪記念におすすめのギフトをご紹介します。1つ目は、オリジナル紅茶「STARRY TOKYO」680円。世界のお茶専門店「ルピシア」とのコラボ紅茶で、開館当初から根強い人気だとか。宇宙は甘酸っぱい香りがするそうで、その宇宙の香りをイメージしたラズベリーと、東京をイメージしたスパークリングワインの香りをブレンド。ぜひ宇宙×東京の香りを紅茶で味わってみてください。
2つ目は、思わず手がのびてしまうカラフルな「プラネットロリポップキャンドル」660円。“遠い宇宙に美しく輝く不思議な惑星をキャンドルにしました”というコンセプトも、乙女すぎて、かわいすぎるギフトです。一見キャンディーのようですが、ロリポップのスティックを外すと、キャンドルの芯が出てくるデザインもGood!
最後は、天然ダイヤモンド0.1ct入りのネイルカラー「DIAMOND NAIL」2000円。「ペガサスの夢」、「火星の夕焼け」など各カラーのネーミングも、乙女ゴコロを刺激します。指先に星屑を彩るというコンセプトも素敵です。
最新のプラネタリウムに感動し、映えるメニューにアガリ、ユニークなコンセプトのおみやげ探しに乙女ゴコロを刺激され、ひとりでじっくり五感をフルに使ってリフレッシュできました。銀河シート(1人用)は、「プラネタリアTOKYO」だけの特別シート。ぜひ体験してみてくださいね。
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F
TEL:03-6269-9952
営業時間:10時30分~21時30分(上映時間は公式サイトを参照)
定休日:無休(施設に準ずる)
料金:【DOME 2】銀河シート(シングル)2100円、【DOME 1・2】一般シート1600円。※上映プログラムにより価格変動あり
■おすすめの利用シーン:ひとりで星空観賞がしたい、ひとりで映画以外の映像体験がしたいとき
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
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