【名古屋】東山動植物園/人気の動物たちとたくさん出会えるパラダイスへGO!

【名古屋】東山動植物園/人気の動物たちとたくさん出会えるパラダイスへGO!

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昭和12年(1937)の開園以来86年、名古屋市民憩いの場となっている東山動植物園。約60haの園内には動物園、植物園、遊園地などがあり、一日では足りないほどお楽しみが満載です。名古屋駅から地下鉄で約18分という、アクセスの良さも魅力!ニシゴリラ「シャバー二」をはじめ、アイドル的な人気を誇る動物たちがお待ちかねです。

Summary

工夫を凝らした展示が来園者を惹きつける

動物園ではアジアゾウ、コアラ、ライオンなど、約450種の動物を展示。動物たちの生き生きとした姿を間近に体感できるよう、各展示に工夫が凝らされています。

「ゾージアム」

ゾージアムの2階からは、アジアゾウと東山スカイタワーを一緒に見ることができる
ゾージアムの2階からは、アジアゾウと東山スカイタワーを一緒に見ることができる
国内最大級のアジアゾウ舎「ゾージアム」はゾウのふるさと「スリランカ」をイメージした建物。自然に近い環境で、のびのびと暮らすゾウたちに癒されます。ゾウの生態を紹介する展示も随所に見られる、まさにゾウのミュージアム。ゾウの全身骨格なども展示されており、その大きさに驚愕するはず。

「小鳥とリスの森」

「小鳥とリスの森」では、ニホンリスとメジロなどの和鳥を放し飼いにして展示(鳥インフルエンザ対策のため2023年4月現在、閉鎖しています。事前に確認のうえおでかけください)。森に見立てた大きなゲージの中で動物たちが自由に動く様子を観覧でき、思わず没入してしまいます。

「世界のメダカ館」

「世界のメダカ館」も必ず見学したい素敵な展示施設。世界的にも珍しいメダカに特化した水族館で、身近なメダカから世界のメダカまで観察ができます。 インドネシアのスラウェシ島で発見されたティウメダカをはじめ、新種や最大種のメダカも多く展示。メダカの多様性に気づくことができます。

2023年夏オープン予定「新スマトラトラ・スマトラオラウータン舎」

名古屋市東山動植物園
スマトラトラ
スマトラオラウータン
スマトラオラウータン
コサンケイ
コサンケイ

2023年夏にオープンする「新スマトラトラ・スマトラオラウータン舎」もチェックしましょう。インドネシアの熱帯雨林に住むスマトラトラ、スマトラオランウータン、コサンケイ(3種とも絶滅危惧種)を展示しています。

スマトラオランウータン舎には約6~15mのタワーが立ち並び、熱帯雨林の樹木を巧みに移動しながら暮らすオラウータンの姿を観察できます。

また、スマトラトラ舎には運動場の中にビューイングトンネル(洞窟形状の通路のぞき穴)を設置。観覧通路の上に設置された空中チューブからトラを間近に観察し、その躍動感や迫力を感じることもできます。

動物園の人気ものたちとご対面!

「イケメンゴリラ」として全国のお茶の間の話題をさらったニシゴリラの「シャバーニ」をはじめ、わざわざ足を運んで会いに行きたいアイドル的な動物もたくさん!順番にご紹介していきましょう。

ニシゴリラ「シャバーニ」

SNSで「イケメン過ぎる」と話題になり、社会現象を巻き起こしたニシゴリラの「シャバーニ」。顔はもちろん仕草や表情など一挙手一投足が男らしい!実は旬の野菜を好む、美食家でもあるそう。成熟したオスの証である立派な銀白色の毛(シルバ―バック)も特徴。背中にも注目してみて!また、雨が好きなようで、体を洗うような仕草し身体をゴシゴシして濡らしている姿も時折見せるそう。実は雨の日は狙い目かも!?

赤ちゃんコアラ「だいふく」「おもち」「ししお」

まんまる顔が大福ににているところから名付けられた「だいふく」
まんまる顔が大福ににているところから名付けられた「だいふく」
お彼岸生まれでぼた餅から発想を飛ばして名付けられた「おもち」
お彼岸生まれでぼた餅から発想を飛ばして名付けられた「おもち」
4月4日生まれの「ししお」
4月4日生まれの「ししお」
園内で生まれ、2023年春に1歳を迎える3頭の赤ちゃんコアラ。それぞれに名付けられたかわいい名前も親しみやすいです。生まれたばかりのころは、間違えて違うお母さんにしがみつこうとするかわいい姿を見せていたそう。常にお母さんにしがみついて離れなかった3頭ですが、徐々に親離れが進んでいる模様。ごはんのユーカリを求めて自ら歩き出すなど、たくましく成長しています。

ツシマヤマネコ「勇希(ゆうき)」

長崎県対馬だけに分布する野生のネコで、国内希少野生動植物種に指定されています。絶滅危惧種の保全や繁殖に積極的に取り組む東山動植物園では、3頭のツシマヤマネコを飼育(2023年4月現在)しています(一部は非公開)。

マヌルネコ「エル」

「マヌル」はモンゴル語で「小さい野生ネコ」の意味。岩場に住むマヌルネコにとって灰色の毛色は保護色となり、身を隠すことに役立てています。標高の高い大草原や岩場で過ごす野生のマヌルネコは速く走るのが苦手で、できるだけ獲物に近付き静かに気配を消して狩りをするそう。園で飼育されているマヌルネコは、飼育員の様子をうかがうときなどに見られる、しっぽを高く上げゆらゆらと動かす仕草がキュートです。

アミメキリンの親子「マオ」「カンナ」

お母さんキリンの「マオ」と2020年に生まれた「カンナ」の親子も園の人気もの。春まつり・秋まつりの期間中の日曜は、キリンの目線に近づいて観察できるイベントを実施しています(要事前確認)。約45cmの長い舌に、きっと驚くはず!長い舌で枝から葉を巻き取って食べる、豪快な食事シーンに注目を!

フクロテナガザル「ケイジ」

「おじさんの叫び声」のような鳴き声で一躍人気ものになったケイジ。鳴き声は縄張りを主張するときや、雌雄のコミュニケーションの際に発せられます。飼育員さん曰く、「人が多い時の方がよく鳴く気がします。若い女性ではなく、少しお年を召した方に寄っていくようです」とのこと。

オグロプレーリードッグ

木の上ではなく、地面で暮らすリスの仲間。東山動植物園では巣穴を側面のガラス窓から観察でき、生態をより知ることができます。ちなみに危険が迫ると「キャン、キャン」という犬のような鳴き声を発して仲間に伝えることが名前の由来なのだとか。

コツメカワウソ「ドン」

ゾージアムでは、コツメカワウソにも出会うことができます。コツメカワウソの「ドン」とパートナーの「ヒナタ」とはいつも仲良しです。コツメカワウソは、夜行性動物などを展示する「自然動物館」でも見ることができます。


重要文化財の温室前館をはじめ、みどころいっぱいの植物園

自然を生かした地形に、約7000種の植物を展示している植物園。春の桜や秋の紅葉など四季折々の風景を楽しめます。
昭和11年(1936)に竣工した「温室前館」はみどころのひとつ。現存する国内最古の公共温室で、2021年に開園当時の姿に復元され、8年ぶりに一般公開を再開しました。鉄骨造の温室建築としては珍しく、国の重要文化財に指定されています。「東洋一の水晶宮」と称された美しい建築は、一見の価値あり。洋風庭園の池に温室が映る様も絶景です。
温室内ではヤシや南国の花などを展示しており、非日常感満点。個性的なサボテンなどを見られる多肉植物室は特に必見で、エキゾチックな雰囲気が漂います。
そのほか、150種900本のシャクナゲが展示されている「しゃくなげの森」など、季節ごとにみどころがたくさん。花々を愛でながら、気軽に散歩を楽しめるのが魅力です。


グルメ&ショッピングも充実!

フードコートやレストラン、ショップも充実しており、幅広い年代が楽しめるのも東山動植物園の大きな特徴。

「ZOOASIS West」



まずは2022年11月にリニューアルしたフードコート「ZOOASIS West(ゾアシスウエスト)」からご紹介!ラーメンとソフトクリームで、愛知県民にはおなじみの「スガキヤ」が出店。ご当地チェーンの味を動植物園で味わえるのは、観光客にとってもうれしい限りです。
レッサーパンダドッグ500円
「レッサーパンダドッグ」500円
コアラアイス550円
「コアラアイス」550円
もうひとつは、さまざまな動物をイメージしたスイーツを販売する「どうぶつカフェ」が出店。コアラやゾウをモチーフにしたアイスクリームは特に人気!そのほかにも、キャラメルとココアで味付けした甘じょっぱい「レッサーパンダドッグ」などビジュアルもかわいいスイーツやフードを多数販売しています。
また、ペンギン舎近くにあるフードコート「ZOOASIS East(ゾアシスイースト)」には、気軽に味わえる軽食が揃っています(ZOOASIS Eastは2023年5月中旬から8月末まで工事のため休業)。



ガーデンテラス東山


優雅な時間を過ごせる「ガーデンレストラン東山」ランチ2750円~、ディナー7150円~(いずれも要予約)※写真はイメージ
優雅な時間を過ごせる「ガーデンテラス東山」ランチ2750円~、ディナー7150円~(いずれも要予約)※写真はイメージ
より本格的なランチやディナーを楽しめる「ガーデンテラス東山」も要チェック。花々が咲き誇る植物園エリアで、非日常的な時間を過ごすことができます。14時~16時30分はティータイムで、花々に囲まれてコーヒーや紅茶、ケーキなどを味わうのも素敵です。

「ズーボの森」


東山動植物園を満喫したら、記念になるオリジナルグッズをゲットしましょう!注目は2023年1月にリニューアルオープンした最新のグッズショップ「ズーボの森」です。
ズーボガーゼタオル1枚550円
「ズーボガーゼタオル」1枚550円
「シャバーニ」など人気もののイラストが描かれたグッズもあり、来園の記念になること間違いなし!同園のオリジナルキャラクター「ズーボ」にちなんだグッズも多く販売しています。そのほか、正門近くに立つ「ZOOBOGATE(ズーボゲート)」も退園直前のおみやげ探しに便利!

1日では回りきれないほど広大で、さまざまな魅力を持つ東山動植物園。「人気の動物たちに会いに行く!」「植物園をゆっくり歩く!」などテーマを決めて園内を巡り、複数回に分けて足を運ぶことが最大限に楽しむコツです。

■東山動植物園
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
TEL:052-782-2111
料金:入園500円
営業時間:9時~16時50分(入園は~16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)

■ガーデンテラス東山
TEL:052-789-1511
営業時間:ランチ11時30分~14時(13時45分LO)、ティータイム14時~16時30分(15時30分LO)、ディナー18~22時(21時30分LO)※ディナーは動植物園に入園不可
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)


Text:安田淳

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